yuji's読者感謝祭 選書への感想
はじめにー2023年4月1日yuji選書について
『わたしの中の自然に目覚めて生きるのですーあたらしい暮らしのちいさな魔法』服部 みれい著
サイト混雑の激戦を潜り抜けて申し込めた「yuji's Books 読者感謝祭」。2023年の4月1日に神田明神にて開催されました。
この企画は、yujiさんが申込者のネイタル(ホロスコープの出生図)からその人へのメッセージとして本を選ぶというもの。イベントでyujiさんから企画意図についてお話があったので、せっかくですからわたしに選んでもらった本についての感想(考察?)を記しておこうと思います。
イベント時に#yuji選書01というタグでツイートで呟いたのは包みを開けたときの印象のみ。読み終わっていたのに感想を書くのがすっかり遅くなってしまいました。
「yujiさんがわたしのホロスコープを見て本を選んでいる」
という前提があるのですが、「なぜこの本なんですか?」という細かい説明はないのがこの企画の肝。ですから、感じ方や意味合いの拾い方は個人にゆだねられています。
わたしの感想もyujiさんの見立てとは全く違うかもしれません。
でも、それはそれ。わたしが受けったものをシェアしたいと思います。
この企画に興味のある方はホロスコープにも詳しいと思うので、感想の前に私のネイタルもざっくり提示しておきます。何かの参考になれば幸いです。
ASC:天秤座
太陽 蠍座 (1H)
月:双子座 (8H)
水星:天秤座(1H)
金星:天秤座(12H)←ライジングスター(3度以内)
火星:獅子座(10H)
木星:蟹座 (9H)
土星:獅子座(11H)
天王星:蠍座(1H)
海王星:射手座(2H)
冥王星:天秤座(12H)←ほぼライジングスター(5.01度以内)
キロン:牡羊座(7H)
土っ気のない、1ハウスステリウム、ライジングスター持ちです。
では行ってみましょう!
1.複数の共通点
本の包みを開けての第一印象は
「え!この方は知っているけれど、読んだことないなー。いや、ちょっと待って!この方、同じ姓!!何?この偶然!引き寄せ!?」でした。
yujiさんにホロスコープを見てもらっているということが頭あったせいか、著者の名前にもうっかり反応してしまいました。
おそらく選書の意図には全く関係ないと思いますが、シンクロといえばシンクロ。
これは著者の方と私の共通点の1つ目になります。
そして、名前は知っているけれど服部みれいさんのご著書を読んだことがなかったので、どんな方なのか気になり表3のカバーを見に行きました。
一般書ではカバーの表3(内側のところ)に著者プロフィールがあります。
そこで、第2の共通点が見つかります。
服部みれいさん、編集の仕事をされてる!!!!
私も会社員時代に16年弱編集部に所属し、本の編集をしていました。
一般書とは毛色が違う本なので、やっていた仕事の内容はすこーーし違う気がしますが、またまたシンクロ。本を読む前から共通点が2つです。
こうなってくると、「ホロスコープによる選書」なだけに著者の誕生日が気になるところ。パパっと調べてみましたが、服部みれいさんは射手座さんのようなので私の太陽星座とは違っていました。
忙しかったし、わたし自身の興味が他に移ってしまって退職したものの、「やっぱり編集の仕事は好きだった。というか向いていたかも」ということを最近よく考えています。
編集の仕事は間違いをなくすという地道な作業から、新しい企画を考える、ユーザーのお困りごとを解決する、デザイン、予算、進行管理などなど多岐に渡っていて、脳みそフル回転させる感じが懐かしいという感覚もあります。月が双子座のせいかもしれないし、射手座が財を司る2ハウスだからかもしれません。
わたしの太陽・水星蠍座が生かされているか?」というとちょっと違う気もしますが、何となく、最近「また編集の仕事をやろうかなー」とぼんやり思っていたところにこの選書。
「ホロスコープからのメッセージとしてはなんだろうか?」
「やっぱり何かしらのクリエイトが必要なのかな?」
なんて考えています。
2.わたしの好みの体裁
そんなこんなで、編集職という共通点を頭に置きつつ読み進めていくうちにあることに気が付きました。
それは本の刷り色。
紺色で刷られていて、紙面を見たときに黒より強い印象を受けない。内容と著者の書く文章のトーンと絶妙にマッチしていると感じました。
特色1色刷りというのですが、特色は特別にインキを合成する必要があります。特色インキというのは、色が決まっているようで決まっていないといいますか、刷っているうちに色味が変わってきてしまう。何刷りかするうちに、初版と全く違う色になっちゃうこともある。
通常のインキである黒(スミ)1色のほうが話がスムーズなので、わたしの経験では特色1色で印刷するにはそれなりの理由を会社側に提示しなければなりません。
わたしとしては職業経験上そういうところにも目が行き、「あー、この本は丁寧に作っているなー」とわかりました。その他、注釈のつけ方もわたしの好みでした。読む必要がある人は読めばよいし、そうでない人はスルーしてもよい、本文に集中できる紙面構成になっていました。
3.この選書からわたしが受け取ったメッセージ
著者と元職業が一緒だったので、本の内容とは違う面から親近感を感じていたこの選書。読み進めていくうちに、中身もがっつりシンクロしていることがわかりました。
「新たな情報との出会い」というのではなく「やっぱりこっちなの?ホロスコープさんよ」という感じです。
わたしは、とある代替療法の師匠の弟子となって約8,9年で、この本の内容は過去10年以上勉強してきたこととリンクすることが書かれていました。本書の内容はすでに実践していることがたくさんあったので、「新鮮!」というよりは「確認!」という感じ。
この本の中で提案されていることは、メソッドは違うけれどコアの考え方は同じだと思いました。
わたし自身もちょうどこれまでの学びをわかりやすくまとめたいと思っていたところで、この選書。yujiさんから参考事例を提示されているのかもしれないと感じました。
弟子の学びは、当初は自然療法と体の仕組みについてが中心だったけれど、現在は波動(振動・周波数)の世界にまで移行しています。みんなついつい「波動が良いと、、、」と言ってしまうけれど、良い波動も悪い波動もないという二元論から脱したところと、健康(体)の話をつなげていくことを勉強中です。
星座を使った「エレメント・マトリックス®」という考え方もあり、メタトロンを読むときはその方の太陽星座と月星座も必要です。
「この学びのエッセンスを知っていれば、心身のストレスをうまくマネジメントして、人生を乗り切っていけるだろうな」と思っているので、それを伝えたくて続けている勉強でもあります。
また、幼少期からアトピーだったことで、薬によって真の意味での完治はしないことを体感して、脱ステも経験してきたので「この勉強を脱ステしているときに知っていたら、乗り越え方も違ったかもしれない」という思いもあります。
でも、「どうせわたしなんか」というのもよく頭をよぎるし、最近は「伝える」というアウトプットが停滞気味でした。
仕事についても、「このままじゃあダメよねー」と感じていたところに今回の企画とこのyuji選書。
落ち込みそうになることも多いけれど、「方向性は合っているよ」とアドバイスをもらったような気がしました。そして、2023年にこの企画に当選したということは、風の時代をサバイブする武器は持っているという証!?
細かい説明はないけれど、まさにホロスコープセッションのようでした。
以上が、yuji選書へのざっくりとしたわたしの感想?考察?です。本との出会いに新たな風を吹かせたこの企画がもっと広がることを願います。
yujiさん、ワニブックスさん、KADOKAWAさん、光文社さん、この度は素敵な企画をありがとうございました。
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