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息子に捧ぐ詩

先日のコンサートの第1部冒頭、私は、息子のために書いた詩を朗読しました。
https://note.com/yupa_sasaki/n/nb9e8374b10b3

お母さん、素敵なお母さんだったよ。精一杯生きて、僕の事をとっても大切にしてくれて。そして今、お母さんは神様になって僕を見守ってくれている。お陰で僕は毎日希望を持って暮らせてるよ。ほんとにありがとう。

お父さん、障がいって何?障がいは誰かが持ってるんじゃなくって、人と人との間に起こるって聞いたよ。だとしたらさあ、みんながみんなに優しくなればいいんじゃないの?そしたら「障がい者」なんて言い方、なくなるんじゃないのかなあ?

お父さん、街にはいろんな人がいるよね。なのにみんな同じじゃなきゃいけないの?こうすべきだとか、しちゃいけないとか。僕は僕のままでいたい。みんなその人のままでいいんじゃないのかなあ。

お母さんが死んじゃった事よりも、お母さんが精いっぱい生きた事を僕は大切にしたい。僕を産んでくれて、育ててくれて、ありがとう。僕は確かに、お母さんから命のバトンタッチを受けたよ。今日も僕を、見守っていてね。


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