鬱期になったときの振り返りとか
鬱期を過ごした振り返りをしてみようと唐突に。
中途半端に動ける鬱期。私の場合を思い出しながらまとめてみようと思いました。
・不眠あり(ベッドに入っても3時間以上ねつけない。目が冴える)
・食欲減退(なんとか3口くらい食べる日々。飲み物も休み休み飲むレベル)
・希死念慮(ひどすぎて今思い返すとびっくりする。ほぼ常に死にたくて泣き出す)
・仕事には行った。(無理やりいける。思考が停止していて休む判断に至らない。なお一回車ぶつけた)
・ゲーム・お絵かき等趣味はできない。(むしろ家では寝転がるしかできなかった)
・シャワーあびるのが苦痛中の苦痛。(なぜか非常に苦痛。髪を乾かす間へたり込んでいる)
・Twitterでそんなにつぶやけない。(つぶやくことがない。眺めてはいた)
・友達に一杯LINEした。(どうしていいのか分からず助けを求めるLINEをめちゃくちゃした)
・買い物に行っても欲しいものがわからない。楽しくない。(ショッピングモールにもでかけたが恐ろしいほど面白くなかった)
・音楽が聴けない。(数曲聞けるものがあったのでそれでなんとか気を紛らわせていた。YouTubeありがとう)
・一杯自殺を考えている人用サービスを利用した。(電話相談。チャット相談。メール相談)
せめてもの救いは仕事には行ったことでしょうか。車を一度ぶつけた以外に事故も起さず行けたのは奇跡に近いので今後同じことが起こればその時は無理せず休もうと思います。
自炊も行わず、簡単なものを食べたほうが良かったと思います。
さて、そんな時私がなんとか1日という長い時間を無理やり過ごしていた方法を考えます。
鬱期の時はアホのように1日が苦痛です。死にたいし体は動きません。涙は出るし感情は鈍感なくせに心はぐちゃぐちゃです。パニックのような症状もでてくることがあり、気が付けば首にかけるためにひも状のものを探したり、あれば高いところにわっかを作って結んだりもしました。耐え切れずに遺書をしたためたことも何度もあります。
以前の記事でも書きましたが、まず「何かをすること」で時間を潰しました。当然、ベッドで寝ていることしかできないのであれば、それが最優先ですが、私の場合「起きている」状態が長いために変に活動できてしまうというデメリットがあったのです。
やったことと言えば、
① ここ「note」に躁鬱についての記事を書き込む。(備忘録)
② 日記を書く(フォロワーさんからお勧めされた)
③ 自殺を考えている人用サービスをとにかく片っ端から利用する。(基本混んでいるので対応してもらえないことが多い)
④ 友人にLINE、メッセージをひたすら送る。(迷惑極まりないけど対応してくださった方は感謝)
⑤ ゲームのプレイ動画を眺める。
⑥ YouTubeの癒し系BGM集を聞く。
⑦ 外を歩いてみる。
⑧ スケジュールを立てて過ごす。
⑨ 無理やり趣味をしてみる。
です。
まず①~④については気持ちや状態の文章化…アウトプットが主な内容ですね。とにかく文章を沢山書いて時間をすごしました。考えもおぼつかない頭で文章をしたためるので当然時間がかかります。でもなんとか書きあげれば達成感もありますし、うまくいけば返信をもらえたりもありました。
簡単なことすら思いつかなかった当時、特に色んな方からの返信には助けられました。別のことをしてみようだとか、食べられないときは無理に食べなくていいよとか、日記を書いてみる良いよとか。シャワーがひどかったから髪の毛を短くしたよ。とか。
それを宝物のように毎日見直すことで時間を潰したりもありました。読むのにも時間を使いますからね。
⑤~⑥はとにかく寝っ転がっていてもできることをしていました。体が重たくて、でも寝ようとすると眠れなくて、何もできなかったという焦りが酷くて、死にたくなるので、何かした気を紛らわせることをしたかったのです。
そんな時随分助けられたのはゲームのプレイ動画でした。私はゲームが大好きなのですが、実際鬱のときに体を起こして何かをプレイするのはとてもじゃないですがハードルが高かったです。持っているゲームが軒並み殺伐としているものがおおいのも問題でした。ビートセイバーに至ってはどう考えても無理です。Easyですら達成できる気がしません。
なので、プレイ動画を見ていました。やった気になる…ような気がするのと、長い時間を要するので夜の虚無な時間をやり過ごすのにとてもよかった。テンションが高い実況はこの状態のときに見るのはできませんでしたが、落ち着いたものならラジオ代わりに聞けた気がします。
YouTubeのBGM集には助けられました。ヒーリング音楽集とか。スマホにイヤホンをつけてこれをかけてとにかくベッドや床の上に横になるだけで、音に思考を持っていかれて何も考えなくてよくて良かったです。ボーカロイドの淡々とした歌声の曲も少しばかりならきけたのでたくさん聞きました。おかげでその曲を聴くと鬱期を思い出して複雑な気分に今はなります。
⑦外を歩いてみる。靴を通販で買って、近所を歩きました。どうせ家にいても寝るだけだったので、30分くらいだけでも歩こうと思い切ったのです。やってよかったか、と言われると微妙です。軽度の鬱期前にやるものであるのかもしれません。鬱期にやっても「死にたいな」と思いながらうろうろと家の周りを歩くだけでした。脳内で必死に「1,2…1,2…」とリズムを取りながら歩きます。まあ普段運動をしないので、家に戻ったときには「散歩した」という達成感は有りました。寝つきはそんなに変わらず…でしたが、健康にはいいので今度は良い靴を買って歩こうと思います。ぶっちゃけ靴買うの失敗してしまって歩きにくくて…。
⑧、⑨はもはや荒療治でした。無理やり1日をスケジュールを立ててルーティン化しその通りに動きます。趣味も無理やり取り入れて毎日時間を区切ってやっていました。結果としてやってよかったかと言われると、無理することにはなるのですが、なんとか人権を保てているような気がしました。よかった…のでしょうか。自分的にはあれですが世間的にみればいいことのように思えます。シャワーを浴びるのも何とかクリアしましたしね。
趣味もできる範囲でやりました。絵を描くこともして、すこし回復の兆しが見えたころにはTRPGもしました。TRPGについてはちょっと手を出すのが早すぎて、特にボイスセッション(通話主体に行うセッション。チャットでのやり取りではない)はそわそわが止まらず、時間を過ごすだけで精いっぱいでしたが、それでも3時間趣味に投じれたと思えばすごい達成感だったのを覚えています。楽しいは楽しかったですからね。
そんなこんなを経て、今は大分落ち着きました。過去の記事をみると「スゴイ病んでる」と思えるくらいには回復しています。鬱期はもう二度と経験したくはないのですが、躁鬱と言われたので覚悟はしているつもりです。
⑧、⑨のおかげかもしれませんが、今はTRPGも随分調子よく行えています。やりたいなを育てて、頑張ってみるか、と思った時にやるのが大事なのかもしれません。意欲自体は平たんなのですが、いざしてみるよ「ああ、やってよかったな」とか思うこともちょこちょこ増えました。落書き程度なら1,2時間で3,4枚ほど描くこともできるようになってきました。カラーを描く機会が減ってきているので、そこを改善すれば大分調子が戻ってきている気がします。
燃えるような意欲に駆られることは今減りました。ほとんどありません。なのでつまらない日々は続いています。何もしなくても気が楽になっただけ進歩ですが、それ以上先が見えないなと思うこともあります。これが改善される日はくるのでしょうか。医師に伝えてみようと思います。いつも通院しては「何か気になることは有りますか」「うーん。そんなにないですね(悪いところは思い至らないですねという意味)」だけで終わっています。お金かけている分、すこし聞いてみようかな。と思いました。
おしまい。
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