作業のお供に!ライブカメラのライフハック
ねんがんのGoogle TV from Chromecastを入手しまして、仕事中に延々とYouTubeを流しっぱなしにするルーティンがさらに便利になりました。ただ、自分は「考える」時間がすごく長く、あまり面白い内容をモニタに流してしまっていては、そっちに気がとられてしまう……。「常に何かが動いている、時々ぼんやり眺められる……でも気に留めすぎないもの」が流しっぱにするものとしては最高で、そこで(わりとすぐに)たどり着いたのがライブカメラでした。
今、ライブカメラ、ホントーに色んなところに設置されていて。YouTubeで検索すると世界中の様々な定点中継がジャンジャン出てきます。街、田舎、どっかのレストラン、スキー場、弁当屋、大自然のクマが来る川、サル山、サンタの村、ペンギンの水槽……ぜんぜん知らなかったのですが、ある種の一大ジャンルが形成されているくらいの多様さなんですよね。
そこで今回、「作業のお供にピッタリ!」な極私的ライブカメラランキングを作成いたしましたので、みなさまに発表させていただきます。どうぞお付き合いいただけましたら幸いです。
5位「渋谷スクランブル交差点ライブカメラ」
ライブカメラといえばこれ!(か道後温泉!)って感じですね。常設のものだとANN News ChとSHIBUYA COMMUNITY NEWSの2種類があって、自分は気分によって切り替えています。やっぱANNのほうが「見たことある映像」感があるかな。奥のサイネージも見えますしね。ただし、SHIBUYA COMMUNITY NEWSは右上に時計がついていて、実はこれがわりと作業の流しっぱでは便利だったりします(すぐに時間が確かめられるので)。
4位「Live ISS Stream」(NASA)
国際宇宙ステーション(ISS)備え付けのカメラから地球を見降ろしているライブカメラです。リアルタイムで地球を周回している映像を眺める……言葉はいらないぜ……。全人類を俯瞰できるその構図が、どこか心落ち着く、安心するような気持ちも想起させます。地球は青かった。
ただ、ISS自体が頻繁に太陽の影に隠れるので、だいたい半分くらいの時間帯は真っ暗だったりブルーの調整表示になっていたり。「延々と宇宙空間を眺めていられる」わけではないのは、仕方ないんですがイメージ通りにはいかないなというところです。
3位「CABVIEW」(RailCowGirl)
生放送ではないのですが、どちらも世界各地の(主には北欧の)車窓風景を延々と配信でかけ続けているチャンネル。画質がとても良くて、ゆーっくりと、見たことのない景色を列車が進んでいく様子は観ていて心が落ち着きます。家に居ながらにして、「本来旅とはこういう景色を延々と見るもの」なビジュアルを楽しめるのがなかなかオツです。
特に今の季節は、雄大な雪景色が特にぴったりでロマンチック! また「RailWay」では、つい最近小田急ロマンスカーの車窓も取り上げられていました。ただし、延々トンネルの中を進んでいるだけの時間帯もそれなりにあったりします。
2位「新宿駅ライブカメラ」(東京 新宿 鉄道 ライブ Tokyo Shinjuku Live Ch)
新宿駅の北側、ユニカビジョンがぎりぎり見える位置で西側から東側に向けて設置されているライブカメラ。その広大な線路を、そしてその先の雑多な新宿の街を一望することができます。
今、自分はだいぶ都会から離れた生活をしているので、ひっきりなしに電車が往来する様子を眺めるのは励まされるものがあります。画面右下に映る思い出横丁も味わい深い……。
このライブカメラ、やはり音が良くて!! ガタンゴトン……ガタンゴトン……という電車の音色は正にASMR――とても心が落ち着きます。夜、終電になって電車がだんだん無くなっていくところも好きだな。ごく稀に、画面左下のところにカラスがとまっちゃって何も見えなくなるのも楽しいです。
1位「子猫の部屋」(笑にゃんこ王国)
おすすめライブカメラ堂々一位はまぎれもなくコチラです。埼玉県秩父市の温泉街にある、いわゆる「猫シェルター」の笑にゃんこ王国に設置されているライブカメラ!
猫シェルターのライブカメラは他にもあるのですが、施設全体で100匹以上が保護されているという笑にゃんこ王国はスケール(?)がそこらとは段違い。夕方〜夜くらいの時間帯は平気で20匹くらい映ってたりします。全部で3台設置されているのですが、この「子猫の部屋」は元気なコが多く互いにいたずらし合ってたり、飛んだり跳ねたり、とにかく見ていて飽きない。毎日午後5時からはご飯の時間で、ちょっとびっくりする数の子猫たちが降りてくる様子が見られます。たまらないです……。ホント、これを知ってから既に数百時間は再生しているんじゃないだろうか……。サイレントなのも嬉しい。
しかもこれ、チャンネルが収益化されているので、ただこの配信を見続けるだけで猫シェルターに広告収入が入って運営支援にもなるんですよね。メンバーシップもやっているので、VTuberを追う感覚で毎月寄付することもできます。いろんな施設がこれをやればいいのにな〜。いつかここに遊びに行ってみたいです。お昼はわりかし子猫の部屋は閑散としてるので、朝のうちは上の「はなれの部屋」がおすすめです。
というわけで「ライブカメラの世界」、いかがでしたでしょうか。特に笑にゃんこ王国、コロナで貰い手や来訪者が減ってしまっているらしいので、どうかライブカメラ発で(混まない程度に)ブレイクしてほしいな〜。
最後に、世界各国の生中継カメラを貼っておきます。それぞれヴェニス、ニューヨークのタイムズ・スクエアなのですが、どちらもロックダウン&規制中でぜんっっっっぜん人がいません。
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