8/1 早くね、という言葉

「もう8月か、早くね」
 今日1日で何回聞いたかわからないこの言葉だが、月初の風物詩のようで気に入っている。個人的には使いたくないセリフではあるが。
 ただ日々をなあなあに過ごしている人間にはこの言葉は呪いだ。何もしていないのに時間だけが過ぎたことを実感する。何も成し得てないことを突きつける言葉だ。
 考えすぎだと思うが、それでも言葉は容易に人を貫ける武器だとも思う。(昨今の言葉狩りのような風潮にはうんざりだが。)今日このセリフを言っていた彼らはこの8ヶ月間をどのように過ごしてきたのだろう。知ったところで捉え方も過去も変わらないが。

 最近入った新人くんはとっても良い子そうだ。私は長い説明が嫌いでとにかく簡潔に説明して欲しいタイプだ。説明が長いのは単に情報量が増えて理解がめんどうになるし、正直聞くことがめんどくさい。
 しかし、彼は違う。純粋に素直だ。説明もしっかり聞くし可愛げのある子だ。彼のような子はやはり可愛がられてほしい。素直な子は成長させてあげるべきだ、そうじゃないと彼らが少しかわいそうだ。
 家電の説明書も読まないでなんとなくで済ませたい人間には、今のマニュアル化されている作業は少し苦手なのだろうか。すこーし鬱陶しく感じることがある。くどい、わかってるのふたつがいつも頭の中にある。
 しょうがない、興味のない内容なのだから結果完了したかだけでいいのだ。求められているものが違うのだろうが。それもあってかひ、、、、ネガティブはやめようか。

 明日も仕事だ。ベテランの抜けた穴は大きいが、それでも時間は待ってくれない。あぁ明日は早く終わらないかなぁ

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