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被災現場視察
前回の水害から復興半ばで、またしても湯平は巨大台風により影響を受けました。
人的被害がなかったことは不幸中の幸いでしたが、この度被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
新たに崩落した場所も数か所ありましたが、大規模な工事がかなり進んでた場所が完成前にして崩落。もう少しだっただけに本当に悔やまれます。
他にも倒木による家屋の被害、土砂崩れ、道路寸断。。。復旧作業にまだまだ時間がかかりそうです。
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今回は、台風の爪痕による外傷は勿論のこと「またか…」という湯平の人々の心の傷が何より大きかったと思います。
報道でご覧になられたと思いますが、2020年の豪雨災害以降、湯平の防災にご尽力いただいてきた大分大学の災害対策専門チームがドローンを使った現地調査を行いました。
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すごかったのは◆大分大学減災・復興デザイン教育研究センター鶴成悦久教授。
台風から一夜明け、心配になり様子を見に湯平に入られていた先生は、「ん?川の水が茶色いぞ」と異変を察知。すぐに土砂崩れポイントを見つけ出し、住民に避難を促しました。
その後、裏山が崩れて住民は近くの畑にいましたがすぐに逃げ出したので無事だったということです。
「茶色い水」はキケンということを知りました。
先生は「令和2年7月豪雨の爪痕が残っていて、そこが再度被害を受けてしまったが、前回の経験から住民の防災意識がかなり高くなったと感じた。早期避難をされていたのが被害を抑えられた」
と仰っていました。
経験は強い。
そして今回感じたのは、被災された方のお宅に地域住民が心配して次から次と集まって来られる姿をみて、湯平の人たちには「助け合い」という強さがあると感じました。
その”強さ”をみて、大変な経験が2度もあった湯平の皆さんだからこそ大丈夫、必ずまた起き上がれる。と確信しています。
私たちも微力ですが一緒に再生に向けて一歩一歩前に進みたいと思います。
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