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相模ゆの
2022年8月5日 23:34
アリの巣を見ると、幼少期を思い出しませんか?降り注ぐ日差しのもと。真っ直ぐに連なる黒く小さな塊。延々とアリの行列を眺め続けていたあの頃。幼い目は輝いていた。その先に何があるのか。追いかけて、追い求めて、みつけた黒い穴。小さな指先で砂を集め、穴へと流し込む。大義名分なんてない。ただそこに穴があるから。子供の「なんでだろう?」から生まれたものは、時に残酷です。「穴を埋めたらアリさんたちはどうな