心ゆくまで転調

アニメ『鬼滅の刃』を今冬毎週欠かさず見ている。
テンポが良く、緩急の激しい息をつかせぬ展開、体感3分で20分の本編が終わる。

もっと見たい!と思いながら聞く、エンディングテーマ…






毎回聞きながら重く悲しい曲だなあ…という印象しか抱いていなかった。(もっと見たいのに終わっちゃう悲しみとリンクしていた)

オープニングテーマ『残響散歌』が派手で、楽しく、歌いながら走り出したくなるような曲だから尚更に。



突然だが、うちの子どもたちは朝目覚ましアラームで起きない。
大音量でも起きない。
休日はアラームの前に起きる。

ゆえに平日の朝は、SONYのポータブルスピーカーで音楽を鳴らしながら、母(私)が突入してふとんを片付けてゆき物理で目覚めさせている。

昨今は各アーティストが新曲をどんどんアップロードしてくれるので、よりどりみどりだ。
令和の贅沢な子どもたちよ!


今朝月曜日の朝ということで、この曲をチョイスした。


この重々しさ!地底から恨めしく見上げてく感じ!
月曜日の朝にピッタリやなー!


しかし2番にさしかかった時、繰り返しの冒頭重々しさからサビ、と思ったら、さらにその後転調からの一気に広がり世界が展開していく。
めちゃくちゃかっこいい。
これは、ラストまで聞けば聞くほど味わいのある曲のやつ…

頭とラストが同じ歌詞なのに、最後の「頭上に」の「に」の音が、有無を言わせない救いの一音で、聞いていてうっとりする。浄化される。

ふと中島みゆきさんを思い出したのは、私が昭和生まれだからかな。

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Aimerさんの歌、本年リピート再生がはかどりそうです。