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7月に読んだ創作大賞応募作品[1]#創作大賞感想

2024年のnote創作大賞、読み専で参加しています。
#創作大賞感想タグでの投稿〆切は7/31までなのですが、部門縛りですら全てに目を通せる気がしなくなってきました。
いや、むしろ何でイケると思ったんだろう、とすら思いつつ。

出来る限り7/31までに気になるタイトルのものは見ておきたいのですが、どこまでいけるかなぁ、と焦りが出てきました。
単純な物量の問題だけでもなくて、実は僕、目が少々弱いので、あまりスマホを使い過ぎるとドクターストップが入ってしまうという、健康上の理由もあり、一日に一定量以上は無理なんですね。
いや、だから、むしろ何でイケると(以下略)。

閑話休題。

では、7月入ってから読んだ中から、印象に残った作品を挙げていきたいと思います。

闇袋

タイトル通り、「闇袋」が見える少女に降りかかる出来事を追っていく戦慄系ホラー。
「闇袋」とは何なのか、襲いかかるものは何なのか、とにかく先が気になって、一気に読み進めてしまいました。
特にこの「闇袋」の得体の知れなさは、かなりインパクトがあります。
気になった方はぜひ。

その蛙の置物は夢をみる

一室の病室を舞台に、蛙の置物という視点を通したオムニバス。
蛙のちょっとぼんやりとした、善意性の強い語り口から、ちょっと不思議でほんわかとした話を期待すると、思いの外ビターな内容で、良い意味で期待を裏切られます。
一風変わったホラーをお望みの方はぜひ。

九分の一生物語

猫と一組の母娘との間に交わされる会話劇。
人の言葉を理解し幽霊と会話ができる猫の話で、読了感はスッキリとは言い難いですが、アンデルセンの童話にも似た、何とも言えない魅力があります。
ホラーというより幻想小説と表現するのが似合いそうな、不思議な世界観が見たい方はぜひ。

以上、7月上旬に読ませて頂いた創作大賞応募作品の中から、印象に残った作品三つを挙げさせて頂きました。
特に意図したつもりはなかったのですが、改めて並べてみると「人間のままならなさ」を感じさせる作品が多かったですね。

興味を持たれた方は、上記リンクからぜひ作品ページへと飛んでみてください。