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そして爆誕。緊急帝王切開からマタニティブルーまで、入院生活悲喜こもごも_東京爆誕子育生活

9/2に無事第一子を出産しました。お陰様で母子共に健康です。このnoteでは出産〜入院期間中に起きた事や気持ちの変化など、悲喜こもごもをまとめてみたいと思います。

最終出勤日からリードタイム5日で爆誕

もともと9/26が出産予定日だった事もあり、フリーランスの私は8/28を最終出勤日としていました。在宅勤務なので体の負担はそこまで大きくなく、出産までの間、残りの妊婦期間を満喫する気満々でした。
と言う訳で、仕事が一段落したお祝いに9/2は旦那様と久々にお出かけしてステキなランチを。こんなにゆっくりコースのランチをいただくなんて子どもが生まれたらしばらくお預けだねー、などと話し、久々の美術館デートを楽しんで帰宅した、その日の夜にまさかの破水。慌てて病院に電話をしてタクシーで向かい、もともと逆子ちゃんで帝王切開の予定だった事もあり、急遽そのまま緊急帝王切開に。破水してから約1時間、あっという間に我が子爆誕となりました。
元の出産予定日から24日、帝王切開予定日9日早い出産、あまりの急展開に驚きながらも、旦那様からは「最終出勤日からリードタイム5日で爆誕するとはさすがあなたの子どもだね」と言われ、妙に納得した次第です。

幸せ過ぎて過酷すぎる母子同室

私が出産した病院は3代続く個人病院で、地元の評判も上々の、とても素晴らしい環境でした。母子同室、完全個室で、出産した日からすぐに赤ちゃんと一緒に過ごす事ができます。まだ麻酔で身体が動かないうちから赤ちゃんと並んで寝ることができて、ほんのり幸せな気持ちを噛みしめるのもつかぬ間、段々と麻酔が切れてきて痛みがジワジワと襲ってきます。初日の晩だけは旦那様泊まり込みでオムツ替え等対応してもらうことができましたが、2日目以降はコロナで面会NGのため、赤ちゃんのお世話を全て自分でしなければなりません。痛みを堪えながら起き上がり(これが激痛)、点滴を引きずりながらミルクを作り、小さくてフニャフニャした赤ちゃんをおっかなびっくり抱き上げ、全部飲めるかハラハラしながらミルクをあげて、痛みを堪えながら立ち上がり(再び激痛)、哺乳瓶を洗いミルトンに漬け、オムツを変えて寝かしつける、この一連のお世話を、一日最低8回、昼夜ぶっ通しで行います。幸せと引き換えになかなか過酷な試練でしたが、頼もしい助産師さんの助けもあってなんとか乗り越えることができました。大変だったけらど、赤ちゃんの顔を一日中見ていられる母子同室にして私は良かったです。

ブルーだけじゃないマタニティブルー

入院中の襲ってくるのは術後の痛みだけではありません。噂に名高いマタニティブルーが、突如襲ってきたのです。出産経験者の友人からは、とにかく悲しい、ずっと泣いている、等と話は聞いていましたが、私のマタニティブルーはイメージとは少し違っていました。
一言で言うと、荒廃した街出身のラッパーくらいあらゆるものに感謝しては涙が出る。♫医師に感謝、助産師に感謝、夫に感謝、そして何より我が子に感謝、母にしてくれたみんなに感謝♫ という感じで、ちょっと誰かに「ありがとう」と思う度に滝のように涙が出てきました。病室に持ち込んだ「たまひよ」の1ページ目のコピーで15分くらい泣けたし、病院のご飯美味しくて調理師さんに感謝して泣いたし、もう箸が転んでも感謝して泣く感じになってました。マタニティブルーと聞くと悲しくて泣いているという印象を受けますが、必ずしも悲しいと言う訳ではなく、感情が過敏になって少しの感情変化でも涙が出る時期、という方が言い得ているかもしれません。

入院中の心の支え、食事は超重要

コロナの影響で旦那様も含めて面会NG、母子同室で痛みを堪えながらの24時間お世話体制の中、唯一の入院中の心の支えは食事でした。これ、声を大にして言いたいのですが、これから出産予定の皆様、入院中の食事は死ぬほど重要です!痛くて眠くてスマホを握るのも辛い入院生活の中で、美味しい食事が何よりの楽しみで心の支えでした。産院を選ぶ条件は人によって色々あると思いますが、食事はとにかく重要なので、ぜひ検討要素に入れてもらえればと思います。
私の出産した病院は、母乳の出を良くする玄米菜食という事で、薄味だけど野菜たっぷり、量もしっかりある暖かい食事を3食いただくことができました。美味しくて栄養満点の食事のおかげで体もみるみる回復し、お世話する気力も湧いてきました。

そして、母になる

最後に、そんなこんなで生まれてきてくれた我が子に一言だけ。無事に生まれて来てくれてありがとう。そして、お母さんにしてくれてありがとう。あなたが大人になるその日まで、お母さんとして成長できるように頑張るので、一緒に生きていきましょうね。

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