5月に買った本!!

タイトル変えて2回目!

5月に買った本をせっせとご紹介します。

5月に読みたい本で書いた本も出てきます。


そんなわけで今月買った本は全部で12冊!!

今年最多だった3月の11冊から更新しました!

買いすぎ笑



まずは1冊め。

朝日のようにさわやかに 恩田陸


4月に買った本!!で、理瀬シリーズが5月に発売されるから、未読の番外編を読むために「図書室の海」を買ったと書いたのですが、未読の番外編がまだありました。

それがこちらの短編集に収録されてます。「麦の海に沈む果実」の少し後のお話です。

5月に読みたい本で書いたのもこの短編のこと。

ゴールデンウィーク中に買って楽しく読みました。

ああ、麦の海の世界観!

余談ですが。

ずっと考えてるんだけど、このシリーズを実写化するとしたら理瀬とヨハン君は誰がいいんだろう。ぴったりな人なんていないかぁ。


話を戻しまして。

麦の海の番外編が読みたくて買ったので、他にお目手当ての作品があったわけじゃないけど、さすが恩田陸。ぐいぐい読ませる。

長編も好きだけど、短編も好き。また出ないかなぁ。

恩田先生はたっくさん連載があるそうなので、短編を書かれるタイミングはあまりないのかなぁ。

気長に待つか〜




2冊め、3冊めはセットで。

真夜中の五分前 side-A 、side-B  本多孝好


これは文庫化された時に買ったんだけど、その後手放してしまって。

ふと、また読みたくなって買いました。

大まかなあらすじは覚えていたけど、細かいところは忘れてしまっていた。

読み始めてすぐ、どことなく村上春樹っぽさがあるなぁ。だいぶ読みやすい村上春樹のような、と思ったんだけど、当時も同じことを思ったのを思い出した。

洒脱な文体、ちょっとだけ変わり者で自分にも他人にも興味がない主人公。そしてなぜかモテる。あとプール。

これでパスタを茹で始めたら完全に村上春樹の「僕」。

とはいえ、それはあくまでside-Aまで。

side-Bからはそんなことなくて、「ゆかり」の謎にのめり込みながら一気に読んだ。

そう、初めて読んだ時のように。

映画になってるんだね。予告だけ見たけど面白そうだった。映像がすごく綺麗。




4冊め。

キッチン 吉本ばなな


5月に読みたい本の記事でも取り上げたこちら。

取り上げたら読みたくなったものの、今の家に持ってきてなかったので買いました。

元々持っていたのはふるーい単行本の方だったので、初めて文庫本を。

文庫本だと思った以上に薄くて、さっと読めそうなのにいち文いち文大事に読んでたら、結構時間がかかった。

はがきごっこ、夢のシーン、そしてカツ丼。

好きなところは初めて読んだ時からずーっと変わりません。




5冊め。

流しのしたの骨 江國香織


高校生の頃、江國香織ブームが到来した時に読んで以来かな。

ふと読みたくなって買いました。

こちらは買ってすぐに読み始めたんだけど、内容を全く覚えてなくてびっくりしました。

いくら前に読んだとはいえ、全く覚えてないなんてそんなことある?結末はもちろんのこと、登場人物のことやエピソード、なにひとつ覚えてなくて本当に再読かな?って思いつつ、一冊を2度楽しめるなんてお得!なんて思ったりしました。

ちなみに。

江國さんの本って本当にタイトルが唯一無二。

冷静と情熱のあいだ

号泣する準備はできていた

泳ぐのに安全でも適切でもありません

江國作品については、そのうち別に書きたいな。書けるかな。




6冊め。

鎌倉うずまき案内所 青山美智子


青山さんブーム、継続中。

しかも友達にもおすすめしてもらったの。早く読んで友達と語り合わないと。

横道に逸れちゃうんだけど、最初に読んだお探しものは〜で、青山作品をもっと読みたい!って調べた時に、この作品だけなぜか全然、在庫がなくてすごくショックで。

その時はまだ単行本しかなかったんだけど、そんなに昔に発行されたものでもないのに、もう絶版?!出版業界は厳しい厳しいっていうけどまさかここまでとは…

と、思っていたら、文庫化のニュースが。

文庫本になるときは、単行本の在庫を補充しないんだね。当たり前か。

まだ文庫化されてなくて、出版されたのがそんなに前じゃないのに、オンラインでどこにも在庫がない場合は近々文庫化されるかも、というのを知りました。

とはいえ、やっぱり3年くらい前の本は、大きな賞を獲ったり、話題になってなかったりするとなかなか手に入れにくくなったのも肌感覚としてあるので、読みたい本はすぐに買う!のが一番かも。

こうして積読が増えていく笑

こうして収納の余剰が減っていく笑




7冊め。

るきさん 高野文子


これはYouTubeで見つけました。

エッセイ風の漫画です。

るきさんが面白いし可愛らしい。

かなり前のものらしく、初っ端の加算機が何かわからなかった笑

あと、鋏の単位を初めて知った。本だと思ってたよ笑

またまた横道だけど、この前読んだエッセイに、お買い物に行って襟巻を買った、と書いてあって、襟巻なんて言葉、言ったことあるかな?と思った。

ちなみにそのエッセイは昔のものではなくて、ここ2、3年で文庫化されたんだけど。

襟巻、えりまき。わたしはマフラーかストールとしか言わないかなぁ。




8冊め。

白河夜船 吉本ばなな


吉本ばななさん再読ブームです。

白河夜船も古い単行本しか持っていなかったので文庫本を。単行本のときは気づかなかったけど、キッチンといい白河夜船といい結構薄いし、しかも3作も入ってるからひとつひとつは決して長くないのに、なんだろうこの深さ。

さっと読めるけど、ひとつひとつの文章を大切にしたくてじっくり読みました。

とはいえ土曜日の午後に買って夜には読み終わったんだけど。

しおりや春に会ってみたいなぁ。




9冊め。

すみれ荘ファミリア 凪良ゆう


わたしの美しい庭ですっかりはまった凪良さん。

白河夜船を買いに行ったときに、新刊として積まれてるのを見て思わず手に取りました。

講談社さんの本はちょっと前からビニールでコーティングされてて裏のあらすじでしか内容がわからないのが、結構悲しいけど、凪良さんだし!と思って書いました。

ビニールの、綺麗な状態で買えるのはいいんだけどね。

まだ読めてませんが、表紙も可愛いし、ちょっと飾りたくなる。

凪良さんの本は、表紙が素敵なものが多い気がする。




10冊め。

大阪 岸政彦、柴崎友香


大阪に関する2人のエッセイ。

大阪で生まれ育ち、後に大阪を出た柴崎さんと、反対に生まれ育った場所は大阪ではないけれど、後に大阪にやってきた岸さん。

そんな2人のエッセイが交互に収められたエッセイです。

最近よくみてるYouTuberさんが紹介されていて、大阪に住んでいるのもあって買ってみました。

ちなみにサイン本です。

わたしは転勤族だったので、生まれ育った場所は京都を始めいろいろあるのですが、いまは大阪に住んでいるので状況としては岸さんよりなのかな。

まだ少ししか読めてませんが読み進めるのが楽しみ。




11冊め。

うたかた/サンクチュアリ 吉本ばなな


キッチン、白河夜船と来たらお次はこちら。

これも昔に一度読んでいるはずなんだけど、先の2作品とは違ってほとんど覚えてなかった。

でも、嵐と人魚、という一風変わった名前に聞き覚えがあったから、少し懐かしい気持ちになって読みました。

2人の関係性がすごく好きで、その後の話が読みたい!って思ったけど、この綺麗なままで置いておくのが1番かもね。




12冊め。

薔薇のなかの蛇 恩田陸


買いました!!

5月に読みたい本や、4月に買った本やこの記事の最初など、ずーっと騒いでいた理瀬シリーズ最新巻。

しかも17年ぶり。

買ったその日に一気読みしてしまった。

本当はじっくりじっくり読みたかったけど、無理でした笑

古い一族に洋館、謎の事件、聖杯、恩田ワールドにどっぷりのめり込んで一気読みしました。

不気味なストーリーと北見隆さんの独特な絵が怖くて途中でやめられなかった、というのもある。

百合、薔薇、と来たら次も期待していいのかな?

いつになるかわからないけど、もっと大人になった理瀬にまた会いたいです。




こんな感じで12冊買いました!

そのうち8冊はもう読み終わっているという。再読もあるけど。吉本ばななさんは再読ブーム来てるので6月も読むかも。

6月も素敵な本にたくさん出会えるといいな。

あとはこれまでに買ってまだ読めてないものも読めたらいいな。

楽しい6月になることを願って。

ではまた。














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