9月6日。1日の最後にモヤった。
今日はインターナショナル生だけが受けるデンマーク語と文化の授業。
デンマークと出身国の違い・同じ部分について話した。
違いはフォーカスされがちだけど、一緒の部分も話そうと促す先生がなんか好きだな〜と思いながら参加。
食文化では、道具は箸、主食は米、汁物をよく飲む(フォルケではスープが週に一回くらいしか出ない)、夜ご飯は家族揃って食べるけど父親だけは帰りが遅くて一緒に食べない家庭も多いことを日本人でシェア。
そこから労働と性的役割の話になり、専業主婦は少なくなってきたけど、母親だけが時短労働するパターンもまだまだ残っていて、社会全体で労働時間も長いことをシェア。
上司よりも先に帰れないこと、先に出社すべきという精神があること、それは、年上の人に失礼のないようにする一つの行動ということを説明するも、多分根本的な感覚や文化が違いすぎて、伝えきるのは難しいな〜と思った。日本人の友だちが、みんなそういった習慣が変だとわかり始めているけど誰も変えようとしないんだよと付け加えたのを見て、めちゃめちゃ大事なこと言うな〜と尊敬の眼差しで見つめる。
盛り上がったのは宗教で、教会にどれくらい行ったことがあるか、学校で宗教的なイベントがあるか、宗教は多様かなどを話し合った。
教会には全然行ったことがないよ〜と言う人が意外に多くてびっくりした。
日本の複雑な宗教事情を説明するのがめっちゃ難しくて日本人6人一体となって説明。キリストの文化と違いすぎるし、物理的に見える・触れるものじゃないから、言語から想像するのに限界があるし、どうしたら伝わるのかな〜と考える。
その後はデンマークの宗教、特に教会の話になり、教会は必ずしもクリスチャンだけが行く場所ではなく、違う宗教の人も、特定の宗教を持たない人にも開かれていて、公共施設の一部みたいな役割を担ってることを学んだ。(税金も使われてるらしい)
そのまま近所の教会に行くことになり、歌のクラスの学生が教会で歌っていたのでそこに混じって参加。変だよね〜と言いながらクリスマスソングを9月に歌った。
教会までの道のりで、ベルギー人とオランダ人2人がワッフルはどこのものか言い合いしてて笑った。
日本で言えば、富士山どっちから見たら綺麗か論争かな〜と思いつき、オランダ語を翻訳してくれていた彼女にシェア。
午後は住所登録(?)みたいな手続きをしに市役所へ。情報は全部デンマーク語だし、窓口の人も数人以外はデンマーク語の方を好んでたし、ノルウェー人の子がいないと何もできなかったよね〜と日本人みんなで笑う。
ここで今日一番のモヤモヤを。
19:30-21:00まで倫理についての講義あったんだけどデンマーク語での講義で、翻訳が全然分からなかった。
私は私の同時通訳の機械がうまく作動しなくて、翻訳者の隣に座って地声を聞いてたのね。めっちゃ頑張ってくれてたの伝わってきたけど全くわからなくて申し訳なさ感じながら寝落ちしないことを目的にただただそこに座ってた。
最後に彼女がインターナショナル生に「通訳が良くなくてごめんね。わからなかったら後で私見つけて聞いてね」って謝ってたんだけど、絶対彼女のせいじゃないし一般人が通訳できるテーマじゃないと思うし、
母国語で講義受けて理解できた人たちは彼女の姿見てよく頑張ったね〜って言うだけで、終わり。モヤってるのはインターナショナルと1時間半同時通訳し続けた彼女じゃん??
最初は自分の英語力になさにショック受けてたんだけど脱落し続ける(講義室からいなくなる)インターナショナル生や、最後に彼女が謝ってたの見たり、
部屋帰ってきて、全然理解できなかったこと伝えるとルーミーが学校側が事前に紙で資料準備しておくとかすべきで、あれはgood communicationじゃないって言ってるの聞いたりして、今はモヤモヤ?怒り?の方が感情を占めています。
わからなすぎて何を質問していいのかわからないし、頑張ってくれた彼女に、一ミリもわかってない私が話しかけるのは申し訳なさすぎて結局諦め、また明日誰かに聞けばいっか〜と思いながら寝ますね。おやすみなさい。
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