その人専用の発達障害。

人がかいた発達障害の本は、
わたしが読んでも何にもならなかった。
今回は何かが変わる、分かるかもしれないと
ちょっとだけ期待して買ってみた本は、
結局他人の人生話にしかならなかった。

発達障害なんて、みんなの育った家庭環境、
学校の環境、関わってきた友達、色んなことが
複雑に絡んでその人専用の発達障害が
生まれるんだと思っている。
だから、ヒトが書いた発達障害関連の本は
正直あんまり意味がないと思っている。
もちろん、参考にもなるし考え方は深まるけど
根本を治せるかといったらそうではないと思う。

だからネット検索して出てきた
《発達障害の人が適正な職業》なんて
本当にアテにならない。
よくあるプログラミング職は、
プログラミングに興味が無いADHD民が就いたら
地獄だと思う。
興味もない文字の羅列を眺めて、じっと座ってカチカチ。わたしからしてみれば本当に地獄だ。
自分が興味をもっているもの、好きなことなんて
同じADHD、アスペルガーの名を
もっている人でも違う。
本当にその人専用の発達障害だから。

自分自身が、自分の特性を理解して、
いわゆる普通の人に近づけられる工夫を
続けていくことが重要なのかなと最近考えた。
しかし、それは自分の個性を潰すことと同じ。

自分が自分の発達障害を生かす人生を選ぶか、
仮面を被り続けて生きるのか
それは自分が幸せだと感じる生き方を選択するとこが1番なのかもしれない。

わたしは普通の人とのギャップに毎日
悩み、毎日死ぬほど悩み、生きている。
正直幸せではない。

自分の良さを、自分で受け入れるしか
幸せを感じる道はないのだと思う。

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