医療ソーシャルワーカー66(命は大切)

患者さんの容態が思わしくない時に胃ろう、経鼻胃管、気管切開、人工呼吸器、心臓マッサージ、点滴等の延命に繋がるような処置について希望されるご家族も少なからずいます。
亡くなることが受け入れられない気持ちは分かりますが、命を大事にすることで患者さん本人の生活の質は守られるのでしょうか。
2~3時間おきに吸引があり、意識もままらない状態で栄養は入る、家族の面会も週に数えるほど、1畳ほどの広さのベッドから動くことは出来ない。
ご家族の選択を否定はできませんが、自分に置き換えたら耐えられないなと感じます。
自分の中の倫理観を押し付けることなく、また患者さんやご家族の倫理観を否定することなく調整することの大変さを他のソーシャルワーカーさんや医療従事者の方はどのように乗り越えているのか教えてももらいたいです。

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