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冬の空とセブンティーンアイス

絵を描いたあと、それをデータでも保管しておかなきゃあな。
絵が手元から離れてもデータは取っておけるように。
本格的にやるならプロとちゃんとした機材に任せるべきなんだろうけど、実質ニートな私にはそんな予算はないし、たいそうなものではないので自分のカメラで自分で撮ることにする。
というわけで、ほとんど最近は使うことのなくなっていたカメラを手に取った。

学生のころの私はバンドサークルのサブカル人間であったため、カメラを持つ友人が周りにもたくさんいた。
私もそのひとりだったから、一応カメラは持っている。
学生にしてはけっこう奮発して買ったもので、当時は仲間のライブ写真なんかを撮るのに主に使っていた。

買って何年も経つし、最近は使ってなかったとはいえ、なんとなくずっと気に入っているカメラ。
せっかく引っ張り出したのだから、絵を撮る以外にも日常的に使おうかという気持ちになって、常にテーブルの上のすぐに手が届く場所に置きっぱなしにするようになった。
手に取るだけ、シャッターを押すだけ、の状態にしておけば、なんでも気軽に撮れるものだ。

あのころ、首からカメラ下げて下北とか歩いちゃう感じのアレでやってたけど、正直これまで写真のことなんてまったくわかってなかったし、今思い返せば真面目にやってみようとも思ってなかった。
周りにカメラを持っている子はたくさんいたのに、「現像どうやってるの?」とかそういう話もしたことなかったし。
写真が好きというより、カメラを持っていること自体が「なんかいい」くらいの感じだったんだろうな。
あと、当時はiPhoneの画質がまだまだだったから、とりあえずカメラで撮るだけでもなんかいい感じに見えて、満足感があったっていうのもあると思う。

とにかく、かつての私は写真に対してあんまりよく分かってなかったけれど、今は遅ればせながらちゃんと写真をやってみようと思って、練習している。

カメラがあると、これを持って外に出ようかという気分にもなりやすくて、究極の出不精な私にとっては健康によい。
この日は岡本太郎美術館に行った。
脚が筋肉痛になったし、冬だけど暑くなってアイスも食べた。
セブンティーンアイスはいつまでもうまい。

これからは月に一度か二度くらい、こんな感じで写真メインのnoteを書くのを目標にしてみようかな。
まとめて見せる場があると、写真のモチベーションも続くかもしれない。
この記事に載せたのはすべてミラーレス一眼の写真だけど、気軽に持ち歩いて日常を撮るにはコンデジのほうがやっぱりいいかな。
小さいほうが、街中で写真を撮るのが恥ずかしくないってのもある。人目が気になってしまうタイプだから…。
ほんとうは新しく欲しいカメラがあるのだけど、ひとまずはこれまた学生のころに買った、古いけどかわいいコンデジをポケットに入れて、限界まで使い倒して練習をすることにしようかね。

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