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スラムダンクの一本漬け記録 Ep.0

前回は、わりと真面目な感じで映画の感想を書いた。

これを書いたあと、現在までに5回以上は映画館へ通っているのだけど、このとき、まさかここまでハマるとは思っていなかった気がする。
はじめて映画を観に行く日の直前に、まさに一夜漬けで原作を読んでいたので、今更ながら前日譚としてその日の記録をざっとまとめておく。

マンガは、「クインテッサホテル東京羽田」という、蒲田にあるホテルで読んだ。
スラムダンクは電子書籍がないため紙で読むしかないのだが、ハマるかわからないマンガを何十巻も買う勇気はなく、かといってネットカフェなどに何度か通うのも億劫に感じて、ホテルに缶詰になって読むことを選んだのだった。
前から気になっていたホテルだったから、利用してみるのにもちょうどいい機会だ。

ホテルのロビーには大きな本棚があって、マンガがずらっと並んでいる。宿泊中は読み放題で、借りて部屋に持ち込むこともできる。
カレーやうどんの食べ放題やドリンクの飲み放題もあり24時間利用可能で、マンガ喫茶やネットカフェの上位互換のような感覚。
朝はトーストも出現した。ありがたい。
ホテルの名にある通り、羽田空港へのアクセスがよいので、羽田空港を利用する際の前乗りなどに使うのがオススメだ。

1泊のうちに全巻読むのはかなりハードだったが(私のような利用者はあんまりいないだろうな)、しかしこうでもしないと読まないうちに映画が終わってしまいそうだったので、追い込みとしてはベストな選択だった。と思いたい。

なんとか読み終え、ホテルをチェックアウトした後は、そのまま平和島の映画館へ。
初回は、せっかくなので良い音で観るか、と思ってDolby ATMOSを選んだ。
曜日と時間帯のせいもあってか、平和島は閑散としていて、私ともう1人しか客はおらず、ほぼ貸し借り状態で気持ちよく観ることができた。
周りに人がいるとそちらに気を取られてしまうタチなので、映画だけに没頭できてちょうどよかった。

2度目以降の鑑賞は、もう少し賑わいのある映画館で観ているため、他のお客さんの様子をなんとなくうかがったりするのも楽しんでいる。
学割をやっていた期間は、子どもたちがたくさんいて活気があったり、最後列の席を選ぶと周りにわりと親世代の方が多くて、回想シーンですすり泣く音が聞こえてきたり。
他の人の反応を知ることができるのも、映画館で観ることの面白みの1つだ。
まだ通いたいので、まだ終わらないでほしい…。

ちなみに結局、原作は全巻買いました。

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