親とはなにか

記事を書きたいなと思いつつも最近はずっとバタバタしておりようやく久しぶりの投稿です💦

令和3年11月19日入籍しました💍
まさかの付き合って3ヶ月半でのスピード婚となりましたが、6月末に知り合い3度のデートの中で恋人というよりは、2人とも家族になりたいと思うことが増え、お互い実家族とは絶縁状態にあったことから、自然な成り行きで夫婦になりました♡

私は幼少期両親からひどい虐待を受け、母親の暴力により最終的に全盲になりました。
高2の終わりに警察と児相に保護され、里親宅でお世話になり、20歳で自立し、ここまで何とか生きてきました。

虐待被害は親から逃げれば終了と

思う人たちが多いです。
でも実際は逃げ出してから初めて自分の体や心の傷を実感し、また周囲とのギャップ、人間関係の構築の難しさに苦しみます。

私は視覚障害を抱えていたということもあり人と全く関わらないというわけには行きませんでした。
自分の感情を押し殺し、いつでも作り笑顔を貼り付け明るい私を演じ続けてきました。
親元にいた時も自分の意思は全く尊重されませんでしたし、いつでも親、周囲の大人の顔色を窺いながら生活していたので、(自分って何者なんだろう・・・)と悩み、とにかく周囲の人に気に入られるように、嫌われないように、それだけを基本に10年間生きました。
でもそんなことを続けているうちに自分の気持ちはどんどんわからなくなり、心身ともに体調を崩して行きました。

そして自分を痛めつけるようにリストカット、オーバードーズ、不特定多数の男性とのセックスを繰り返しました。

今は私は誰かに本当の意味で愛されたかったんだ、自分の存在意義をみつけたかったんだとわかります。

話は変わりますが、夫は障害を抱えた両親の元に3人兄弟の長男として生活していましたが、彼が小学4年生の時に両親が離婚し、母親に引き取られました。
その後母親の再婚によって環境が変わり、同居していた祖母の死を引き金にうつ病を患い、高校を中退しました。
彼がうつ病を患っている間に母親は再度離婚し、母親も仕事をしなくなり、一時は生活保護を受給して生活していたそうです。
その後彼はうつ病と向き合い、アルバイト期間を経て正社員として働き始めましたが、母親はギャンブルに生活費を注ぎ込んでいくようになり、彼が家計を管理するような状況になって行きました、それでも月の生活費や納めるべきお金をギャンブルで無くしてくる母親の代わりに彼は消費者金融で借金をし肩代わりをしていたそうです、ちなみに母親は自己破産をしていてローンが組めない人だったそうです。
何とかそこから這い上がり親とは絶縁しましたが、親のせいで作らされた借金を今も払い続けています。
リスカやオーバードーズ、うつ病の経験もあったことから、現在私が抱えている精神障害(複雑性PTSDにも理解があり、お互い実家族にとても苦しんだため分かり合える気持ちも多く、私は初めて自然体な自分でいられることが増えました。
お互い重度な愛着障害を抱え続け、安心できる居場所もなかったため精神的にぐらぐらな日々でしたが、これからは互いが安全基地になっていけると思っています。

私の親、夫のおや、その他にも何人もの親の悩みを私自身聞いてきましたが、「一体親って何なのだろう、そんなに親は偉いのか、何をしても許されてしまうのか・・・」
そんなやるせない思いを日々抱いています。

子供は親の所有物ではありません。

直接的な暴力がなかったとしても、子供を支配してはならないのです。

自分が置いていく中で子供に大切にされたいと思うのなら、まずは子供を大事にしましょう。
それが子供をこの世に誕生させた親の責任であり義務です。
子供は親を選べません。
それを今親である方、これから親になる方には心に留めておいて欲しいです。

長文になってしまいましたが、ぜひちらっと読んでもらえると幸いです。
     ゆなねこ

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