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8/7(水)は、昨日歩き回って学んだ5つのプロジェクトから1つ選び、各グループに分かれて、フレームワークを使いながら、アイデア出しを行いました!

私は、ボランティアやローカルなコミュニティ作りに興味があるので、The Dumpster Diving Cafeを選択。他のも魅力的だから迷った〜〜

①Solve Problem by Co-Creation

問題を解決するには、政府セクター・マーケット・市民社会(Civil Society)の連携が不可欠です。デンマークでは、問題を解決する際にはいつもこのCo-Creationを非常に大事にしており、PublicやCivil Societyがしっかりと機能している理由が伺えます。Civil SocietyにあたるNGOは、その数なんと100万以上。(日本は、人口も多いのでデンマークと一概に比較することはできませんが、政府やCivil Societyの力が弱いためにMarketで解決しなければならないことが多いような気がします。)

その後、教授から実践例をいくつか紹介してもらい、このCo-Creationの理解を深めるためにGroup Work 1を行いました。各グループ、Public SectorかMarketかCivil Societyに分かれて下記の3つの質問を考え、発表しました。私たちの班はCivil Societyについて!

1. What characterizes (public sector/ market/) civil-society?
Although civil society doesn't have privilege like the public sector, there is a strong bond among communities and neighbor, spontaneous participation, and, specialties.

Public[government, formal rules]
Market[profit, branding(commercializing)]

2. How decisions are being made(top-down/bottom-up?)
bottom-up: because each member need to participate and cooperate,
they need to define and decide why we do this activity.
Activism is important,

3. Which capacities/ constrains強いる does civil society have?
+: the power of people, diversity,
-: can't do against low, money is unstable, time limitation because people can't force others to participate
non-regulation can be unsecure but the advantage to be diversity

②Problem Based Learning

今日はいつもいたPier教授ではなく、環境改善を行う会社に勤めていたNielsen教授による授業だったのですが、再度Problem Based Learning(問題をベースとした学び方)について学びました。

・Solo Taxonomyという学習のフェーズを表したものが下記の図です。
1.  no idea
2. teacher tell knowledge
3. similar different topics
4. able to see a relation
5. able to apply new knowledge to others
Problem Based Learningはレベル5を目指します。

・ちなみにSolo Taxonomyから発展したものが、「Bloom Taxonomy」


それでは、学校での教育をどうすれば、レベル5に届くのか。
→グループワークや、現実の問題、学際的に基づいた教育。
デンマークの教育カリキュラムでは、今でも先生による講義形式もありますが、Problem Based Learningの導入が増えてきました。

Workshop1.  - Idea Generation

今度は実際に、自分たちのプロジェクトに目を向け、アイデアを生成しました。アイデア出しには、アイデアを広げる"拡張"と意思決定していく"縮小"のフェーズがあり、そのフェーズに沿った取り組みを行うことが大事になってきます。

そこで今回は、3つのフェーズに沿ったワークショップを行いました。

Phase1. Generating Ideas
15分間で、とにかくどんなアイデアでも書き出す。(Collect Ideas)

書き出したら、一人ずつ発表し、そのアイデアに近いものをグループ化するように並べていく。(Group Ideas)

追加でアイデアを足す(Add Ideas)

ポストカードに書いてある中身はこちら↓
・グループの出身である日本や韓国、ドイツ、トルコなどに特化した料理教室
・子ども食堂
・お弁当箱選手権
・キッチンカー
・ピアサポートの食事会    ...など

④Workshop2.  - SWOT DIAGRAM

Phase2. Screening Ideas
次に、たくさん出たアイデアを確かめるために、SWOTという評価を行います。 先ほど出たたくさんのアイデアの中から一つを選び、そのアイデアの
Strength(強み)
Weakness(弱み)
Opportunities(機会)
Threats(脅威)
について考えていきます。Strength, Weaknessはアイデアの内的なもの、OpportunitiesとThreatsは外的なものとして考えました。

写真の上段のSWOTダイアグラムでは、学校でDumpster Divingの食材を使い、料理クラブを開くというアイデアに対する評価で、下段は、キッチンカーや永続するカフェを作るというアイデアに対する評価です。
上段の「学校でDumpster Divingの食材を使い、料理クラブを開く」に関しては、下記のような考えが出てきました。
Strength: 教育、多様性、所属感、
Weakness: 衛生面、部屋の確保
Opportunities: 子供を集めるのに苦労しない
Threats: 学校の規制、親の許可、学校選定の難しさ

⑤Workshop 3.  - Visualize

Phase3. Generating More Ideas (Catelogue of Ideas)
そして最後に、先ほど出たアイデアの雰囲気や関連性を表すイメージ画像を集め、A3シートに収まるようコラージュを作ります。
これは、各NGO団体に自分たちのアイデアを提案する際に、見せる資料になります。

ということで、今日の授業は2:30で終わり!(昨日の授業が長かったので)この柔軟さも好きだなあ。疲れたら休む!
私は、ここ数日あまり眠れなかったので家に直帰してから昼寝。起きてから、Dokk1まで行きこの日記を書いています。眺めがとにかくいいし、Wifiも電源も無料だし、余っちゃうくらいのおしゃれな席がたくさんあって、、本当に魅力的です。

おまけ

この日は、朝7時に学校へ行ってタスクを片付けていたのですが、窓ガラスに結露が!!エアコンがついてるのではなく、外の方が室内より寒いんです。笑っちゃいました!

また、学校の色々なところに書かれている様々なショートメッセージを見るたびになんだか元気が出るので、すごく好きです!”Get Your Game On”
奥にAROS Museumも見えます。





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