見出し画像

神戸市外国語大学に1年で合格する方法(合格最低点に逃げ切ろう)

はじめまして!
私は今年外大の英米学科2部に前期で合格した者です。

自分は浪人中、バイトをしながら予備校等に通わず模試+参考書+予備校の直前講習一講座(英作のみ採点してもらいました)で合格をいただきました。

自分が受験勉強する中で情報があまりなくて困ったので自分と同じ思いをする人がいたらぜひ参考にしてもらいたい一心で詳しく書きました。拙いですがよろしくお願いします。

神戸市外大受験に関してなにか相談したいこととかあればcifzi37206@yahoo.co.jpまでメールをお願いします😊答えられる範囲ですぐに答えます。
日本史とか選択科目の選択の話とかでも受け付けます!

(2024.05.05追記
たくさんの方から相談をいただいています。
相談する上でなのですが…出来れば志望する学科と選択科目を書いていただけるとより具体的な返信が出来ると思います。
また質問に番号を振っていただけるとより分かりやすいです。よろしくお願いします。

メールは1週間以内に返すようにしています。万一返信に1週間以上かかっている場合はメアドを確認の上、同じメールor催促メールを送っていただけると嬉しいです。)


⭐️来年からは2次試験の選択に日本史が消えるみたいです。私は日本史選択なのでそこはご了承ください。
⭐️共通テストは「日本史B・地理B」で受験しました。
⭐️本文中に出てくる参考書には『』をつけています。
⭐️神戸市外大に通るためだけの方法なので他の併願校の事は全く考えていません。もし関関同立などを受けるのならもっと勉強すべきなのかもしれませんが…
⭐️私大は受験してません。
⭐️選択科目に関しては一番多いのは国語です。2024年は67人が国語で受験していました。次に多いのは世界史34人、僅差で日本史31人、政経12人です。

来年からは日本史がなくなりますが、おそらくその人たちは国語に流れ込むのではないかと私は予想しています。なので来年からは国語選択が増えそうです。これはロシア語と国際関係除いた他の学科でも同じ傾向です。

ロシア語→国語と世界史が多い
国際関係→こちらも国語と世界史が多い


初めに


2部英米受験の全体的な作戦

外大の点数配分は共通テストと2次試験2科目の点数が同じ400点の計800点です。
そして毎年の最低点(2023までは下がっている)を見る限り合計510点あれば固いです。
つまり510÷2=255以上は確実に欲しいところです。
私のイメージとして共通テストのボーダーは270から280くらい。260は通るか通らないか微妙なラインで、逆に280超えてくるとボーダー超え+B判定が出ると思います。
ちなみに2024年はベネッセの判定でボーダー285点。A判定300 B判定285 C判定270 D判定255 です。
河合のバンザイリサーチではボーダー272点。A判定292 B判定279 C判定267 D判定256
東進のリサーチではA判定297 B判定286 C判定274 D判定260

これを見る限り290(72%)あると固いし、逆に260(65%)だと二次不安という感じだというのは分かると思います。
毎年難易度によって上下しますがおおよその目安として70%以上とって逃げ切るの作戦が一番良いのかな…と思いました

2021年の共通テスト合格者最低点が256/400
2022年の共通テスト合格者最低点が232/400
2023年の共通テスト合格者最低点が242/400
なので60%前後でも可能性はあります。ですが合格者最低合計点で見ると
2021年 511/800(共テ最低+255  二次得点率63%)
2022年 491/800(共テ最低+259  二次得点率64%)
2023年 477/800(共テ最低+235  二次得点率58%)

もし共通テストでしくじったら70%目指して勉強する必要があります。(軽々しくいうけど難しい)
しかし記述や英作など自己採点が難しい2次試験より択一式の共通テストの方が対策がしやすい事は間違いない事で、それを含めて塾なしでどう対策すれば良いのかをこれから実体験踏まえつつ書かせていただきます。



春(4月から5月)



外大を視野に入れたのは去年の今頃です…
ちなみにこの時点で自分が共通テスト何割取れるかも何も分かってません。一応模試みたいなのではノー勉で良くて5割〜6割かなぁ…という感じ。英検は2級取ってるけど準1には届かないくらいの学力。

外大は国語+英語+選択二科目で受験可能なのですが、他大学も視野に入れていたので7科目勉強しようと決めました。

その中で
英語はどこの大学でも使うので絶対大切だと思って英語に集中して勉強していました。現代文と漢文はノータッチ、古文は一応「る・らる・しむ」とか文法を覚える事に時間を割いていました。
日本史は『石川の実況中継』を読んでいても全然頭に入らない…みたいな事を繰り返して結局平安時代にも到達できてません。他の科目は全然勉強していないどころか参考書も買ってません。

第一回全統共通テスト模試は
国語82/200
英語リーディング71/100
英語リスニング62/100
日本史41/100
地理44/100

合計得点173.2/400(外大換算)どうやって通るんだろう?という感じでした。(英米二部の目標は290点前後だと思ってます)
受験した数学がなぜか8割でB判定が出ましたが…数学は当日出来ない事が分かっていたので…数学抜きで点数を換算して程遠いと実感させられた時期でもあります。

夏(6月から8月)

そろそろ夏なのに模試の成績が意外と悪かったので全然やる気になれず…気分を変えて自習室を借りたところかなりハマって、そこから勉強が捗りだしました。
英語は長文を読む事を重視して、かつ単語数を増やす事も重視しました。シス単に加えて速読英熟語も始めました。ここの時点でシス単2周してると強いです。
国語はそろそろ現代文を始めないとまずい、という事でまずは漢字と語句から始めました。それと同じくして古文単語の暗記を始めました。

夏休みに二次試験の赤本を一回解くべき、とかいう人がいますがそんな余裕なんてもう無かったです。これと並行して理科基礎、日本史と積み重なってきます。限界を感じた時は散歩して頭をリフレッシュしたり、1日何もしない日を作って頭をすっきりさせたりしました。あと机に向かいたくない時はスマホで勉強したりしてました。

ここあたりでリスニングの大切さに気づいていれば…(後述します)この時期は鬱すぎて7月30日の河合塾の全統共通テストを予約したのに寝坊して受けに行きませんでした。なので判定は分かりません。ここからメンタルブレブレで一回も共通テスト模試を受けなかった…

秋(9月から11月)


夏休みにやっていた単語帳のおかげで語数が増えた事をちょっとずつ実感させられました。そしてなぜか調子に乗って神戸大プレを申し込んで撃沈…英語の偏差値は40でした。
そして自由英作文の問題が0/25だったことから緊急で英作の勉強始めよう、となったのもこの頃です。逆に多読と単語を徹底していたおかげか長文の大問はなぜか25/30取れてました。

古文は9月に問題集を一冊終わらせた後、『岡本梨奈の一冊読むだけで古文の読み方~』を一読したのが突破口になったと思います。その後河合塾の『マーク式基礎問題集』をこの頃『漢文ヤマのヤマ』も始めました。10月、夏休みの山場は越えたけれど日本史の通史が終わっていなくてめっちゃくちゃ焦りました。(その後無事、10月中に通史を終わらせる)

冬・共通テスト(12月から共通テスト)


ここらへんは記憶がないほど忙しかったです笑 共通テストを受ける為の手続きから勉強のうまくいかないフラストレーションでおかしくなりかけてました。あと英検を持っていたら入試に使えそうだと思って英検準一級の勉強もして…参考書を買ってもそれをする時間がないとか…結局ここまでくると演習量と基礎をどれだけ積んだかが重要なので毎日解いては直しの繰り返しでした。

結果、自己採点ですが…(点数に関しては身バレ防止のためざっくりですいません。メールで問い合わせてくれたら詳しく教えます)
国語 7割
英語リーディング 7割
リスニング 6割
日本史 7割
地理 7割

合計得点 290前後で共通テストを通過する事ができました。センターリサーチはどこの予備校の判定もBかCでした。
目標が290前後だったので大満足だったのですが…ここからが…

二次試験直前(1・2月)


センターリサーチでB・Cを取ったおかげで?完全に気が緩んで勉強しない日々が続きました。ようやくリサーチの結果が出てから本屋に出かけて赤本を買ったはいいものの勉強を全然せず…
そんな時、たまたま駿台の直前講習が行われているという話を聞いて一講座だけ英作文の授業を受ける事にしました。ここではなぜか英作の評価が高得点で、これ以上勉強する必要あるのかな?なんて思っていた矢先、2023年度の過去問を解いてみたんです

見事に惨敗しました。(1)から何言ってるのか分からない。内容一致も意味不明。competitive?good for them?なんとか英検を受けた時の勘で解ける問題もあったけれど和文英訳も最後まで綺麗に訳せないとか…
2023年の過去問を解いている時、冷や汗が止まらなくなりました。


英語編

春(4月から6月)


<文法>
『NextStage』を毎日解く→出来ないところはばつ印→次の日もう一度 のサイクルを3回繰り返して、ネクステの右のページの解説の文章まで覚えるくらいまでやりました。
やる気が出なかったのでベッドの上で寝る前に読み込んだり、バイトに行く電車の中で読んだり、取り敢えず目に触れる回数を増やす努力をしました。

文法は私大を視野に入れない限り、そこまで深める必要は無いように思います。もちろん時間があればやるべきです。でも共通テストや国公立の入試は最近、長文がいかに早く正確に読めるかが問われるように思います。
実際、神戸市外大の2次試験においてダイレクトな文法問題の比重はかなり低いように感じました。(例えばin front <> の<>を答えさせるような問題はほぼ出ていません。)
それよりも実践的な、英文和訳の時に使うような文章を読むための文法を覚えた方が良いと思います。

<単語>
好みあると思いますが、私は『システム英単語』主義です笑笑
単語の覚え方を掴むのは難しいと思いますが…まず

1知ってる単語かチェックする
2分からなかった単語は英語のみルーズリーフに書き出す
3今日の分が終わったら、もう一度前に戻って次は2で書いた英語の横に赤字で日本語を書く
4暇な時にペラペラ見てみる

を繰り返すのが私の方法でした。
だけどこんな生真面目な事が出来ない性格なので結局スマホアプリのquizletを使って大体暗記してから単語帳に移るようにしていました。
quizletおススメです!また後で触れます。

<長文>
春のうちは『入門英語長文精講』を解いていました。

長文に関しては
1解く
2採点
3見たことあるけど分からなかった単語をメモ帳に書き出す
4単語の意味を捉えながらもう一度読む。そしてどこが間違ったか分かった問題は直す。分からなかった問題は解説を読む
5最後もう一度長文を通読する

この流れで勉強しました。収録されている長文は24講で少し多く感じますが、これを解き切るとかなり力がつきます。講義動画や音声もありましたが私は聞いてません…笑笑

『入門英語長文問題精講』が終わったら、次は『入門英文解釈の技術70』を始めました。かなり基礎ですが、解釈に大切な事がちゃんとまとめられていてわかりやすいです。この問題集をする上で大切なのは、SVOCをちゃんと英文に振る方法を学ぶことです。英語はSとVの軸の上に色々なものが追加されて文章になるけれど、そのSVが分からないとそもそも何を言っているのか分かりません。ちょっと手間かもしれませんが、この本の最後にある復習トレーニングのページをコピーしてちゃんとSVOCを振る練習をする事が後々に繋がります。
だいたい1日3単元進めて1ヶ月で終わりました。物足りなかったら後ろの演習もすべきだと思いますが、それより各ページに書かれている例文とその解釈を掴めるようになる事が何より大切です。

<勉強期間とか>
NextStage→先行して2月末から勉強していたので4月末で終了
シス単→4月から5月で2章終わらせる
入門英語長文→4月の1ヶ月
解釈の技術70→5月の1ヶ月

2023年度は河合塾の全統模試が4月30日にあったので、ネクステと入門英語長文はそれに間に合うように終わらせました。

夏(6月から8月)


<文法>
『ポラリス』をネクステの復習がわりにやり始めましたが簡単だったのでレベル1でやめました。

<単語>
ここまででシス単の3章までを2周していました。ここで一旦シス単はやめます。
そして神戸市外大の英語試験は英検準一級レベルだという事をなにかのネット記事で見たので、英作文や長文読解力は及ばなくても単語だけは詰め込もうと思って『英検準一級のパス単』を購入。
全部で16章あるのですが、まずは前から1日半章(50語)進めるようにしました。次の日にわからない単語があってもどんどん進めていってました。熟語はあまりやらず約1ヶ月で一周するので、それが終わったら次は1日1章のペースでもう一周。結局12月に英検準一級を受験するのですが、その時には5周くらい回していました。ここで何回も回せたら外大二次試験の単語には対応できるはず!

そしてそれと並行して1日2〜3章、『速読英熟語』を進めていました。音声があるので散歩の時に聞いたりしながら少しずつ語彙を増やしていきました。もっと早く手をつけたら良かったかな…と思います…

Quizletの私流の使い方なのですが…
まず前日夜にquizetで今日勉強した範囲の復習とその次の日やる予定の範囲を予習をする→その日の朝に単語をチェック、わからないところ暗記→夜、朝勉強した内容の復習+次の日の範囲の予習 というように使うのが効果的です。

<長文>
ここで『基礎英文解釈の技術100』をやってました。はっきり言ってやる気が起きず3ヶ月でやっと一冊終わらせました。やり方は前に述べたのと同じ方法でSVOC振って解きました。『やっておきたい長文300』も効果的です。
あと、長文に力入れたいと思ったんで『rules1』と『rules2』にも手をつけました。この時期は本屋にある長文の本制覇してやる、くらいの気持ちで基礎レベルから買い漁っていた時期でもあります笑
とりあえず多読。
ここでrules1を始める前に『基礎英語長文精講』を始めたんですが難しすぎて半分でギブアップしました。なので安易に手をつけないほうがいいのかも?

<英作文>
ここあたりでそろそろ英作文をする必要が出てきます。
私は7月から『英作文ハイパートレーニング緑色』を始めました。ハイパートレーニングはとりあえず出てくる文章132文を全部覚えて次の日テストを繰り返しました。正直覚えるのってめんどくさいですが、最初は2文、次は4文、というように増やしていって覚える事に慣れようと努力しました。

<勉強期間とか>
速読英熟語→一周目1ヶ月半。二周目1ヶ月
パス単→一周目1ヶ月半、二周目2週間、三周目2週間。
基礎英文解釈の技術100→6月〜8月の3ヶ月(遅いと思う)
やっておきたい300→おぼえてない
rules1→2週間
rules2→2週間
英作文ハイパートレーニング→1ヶ月

秋(9月から11月)


<文法>
なにもやってません。

<単語>
9月からはシス単を再開して逆にパス単をお休みしました。シス単の4章はパス単と被る部分もありダブルチェックしてるみたいで自分の実力がついたみたいでした。
シス単の後ろの方に多義語のページがあるのですが、私は4章までを覚えるのが大変で最後までそのページを見てません。
逆に11月からはパス単を再開させてシス単をお休みしてました。(英検準一級試験のために)
5周したあたりから毎日3章とかチェックするようになってきて、どこにどの単語があるのか、が分かるようになったのもこの頃です。

9月まででしっかり覚えた速読英熟語も1日の最後にペラペラと捲りながら思い出すようにしました。

<長文>
この頃になってくると本当は共通テストの対策をする必要があると思うのですが全くしてませんでした。一回2023年の過去問を解いてリーデイング82点だった事に味を占めて全然勉強せず、二次試験向けの解釈ばかりやってました。
解釈は『英文熟考上』『ポレポレ』をやりつつ前にやった解釈の技術をこまめに見直すというような感じです。

長文も『やっておきたい500』と『rules3』をちょくちょくやってましたが夏よりは長文の勉強頻度が下がっていました。 11月になって共通テストの過去問をする上で2023追試験でびっくりするくらい低い点数を出したのでこれはマズいとなってから火がついたような感じです。
共通テスト対策にまず『きめる共通テストリーディング』を買いました。でも『1ヶ月で攻略!』(表紙が緑)でもいいと思います。ともかく形式に慣れて早く読むようにする事が大切です。あとは単純に長文の内容を理解するだけじゃなくて、「ここに注意しながら読む」みたいな事も習得できると思います。

11月の後半からは今まで数学に割いていた時間を英検対策にあてるようにしました。具体的には旺文社から出ている英検準一級の対策長文問題集をとりあえず解きまくっていました。内容一致など共通テストと内容は似ているので、少しカラーが違うとはいえやってみて損はないです。
11月後半は合計1日5文、長文を読む事もありました…

<英作文>
ハイパートレーニングの暗記が8割型終わったので『竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本』を始めました。これは二次試験対策だけじゃなくて英検対策も兼ねて始めました。一見太い本で量が多いのかなあ…と思われがちですが内容は読みやすくて自然な英作文の書き方を学ぶ事ができます。ハイトレではカバーしきれない部分を補うような感じです。

<リスニング>
ここから共通テスト向けのリスニングテスト対策が必要なのですが、私は『1ヶ月で攻略!』(表紙がオレンジ)を始めたのですが終わらせる事ができず…時々BBC learning Englishを聞いていたのと外大のリスニング比率が低かったので大転けこそしませんでしたが…絶対毎日聞くべきです…

スピード感としては
英文熟考上→3週間
やっておきたい500→1ヶ月弱
ポレポレ(半分)→2週間
やっておきたい500→2週間(1日2題)
rules3→2週間
きめる共通テスト→1週間くらい?とりあえず読み飛ばして問題だけを解きまくった
竹岡英作→めっちゃ頑張って1ヶ月
旺文社の英検対策本→わからない。とりあえずやれるだけ

冬・共通テスト(12月から共通テスト)


12月中旬に英検準一級を受験申し込みしていたのでその為の勉強に力を使いつつ他の科目の過去問を解いていました。特に浪人で外大を受ける方はここあたりで英検のSCBTを受けてみるのもありだと思います。英作文の採点があるし、長文の勉強もできるし…うまくいって合格したらそのスコアを入試に利用できるところもあります。
英検が終わったらあとはひたすら共通テスト対策。過去問を解く、過去問がなくなったら似たような問題を集めている駿台の対策本を解く…

でも他科目もあって英語に多くの時間を使うのは難しいと思います。なので、年を越すまでに共通テスト(2021〜最新年)の過去問の本試験追試験を全部解いていると一応安心していいと思います(私は年を越すまでに4回分しか解けてませんでした)

当日は時間が足りなさすぎて焦りました。常に早く読む事を意識する必要もあって共通テストはかなり負担です…

二次試験直前(1月・2月)


共通テストの採点で点数が思ったより良かったので暫く勉強から離れていました。その期間中は日本史の本を読んだりしてずっと遊んでいたわけではありませんが、スマホのスクリーンタイムが平均9時間超えたあたりからちょっと焦るようになって3週間前に初めて過去問を解いてみました。
結果惨敗。
英文和訳?意味不明な日本語しか出来ない…みたいな…
ここから焦り出して勉強を始めました。

<長文>
『やっておきたい700』『出るでた長文16中級編』の二冊を毎日できる限り進める。そして無料配信のBBC Learning Englishを毎日2時間は聞く(ご飯の時と眠る前に)
この二つを徹底しながら単語の復習を始めました。
ポレポレの残り半分が終わった後『英文読解の透視図』を同じように進めようと思いましたがオーバーワークだったので諦めて今までやってきた解釈の総復習を行いました。

<単語>
シス単の抜けている部分をチェックして一周した後、パス単を16からチェックしました。あと速読英熟語の出来ないところを紙にまとめて覚えるようにしました。英米一部を受ける人は『速読英単語発展編』をやっていても損はないと思います。

<英作文>
もう一度ハイトレをチェックし直しました。和文英作に関しては採点官からどういう風に採点されるのかわからなかったので駿台の直前英作文講座を取りました。結構的確に指導してくれます。
たぶんハイトレの文章が一瞬で出てくるレベルになると、神戸市外国語大学より難しい大学を受けている人達にも英作文に関しては遜色ないくらいなんじゃないかなと思います。

自由英作文は直前まで残していたツケが回ってきて、二次試験当日何を書いたら良いのかわからなくなり焦りました。(ネタバレですが2024年度の自由英作文テーマは「日本に来る外国人観光客に教えてあげたい日本の言葉は?理由と主に100字で述べよ」だったはずです)

自由英作文は型があるし、神戸市外大はかなり自由に書かせてくれるような題材が多いので『ハイパートレーニング自由英作文』で対策するのがありなのかもしれません…でも予備校に行っていなかったので最後まで採点を受けずじまいでした。でも実際のところ何をどうやって採点してるかっていうのは難しいところだと思います。なので100字を15分で書けるような練習にシフトしたほうがいいのかも?

<リスニング>
BBC Learning Englishを聞いたりYouTubeの英語ニュースを聞いたりしていると耳が慣れてくるので練習になると思います。外大は会話のリスニングなので『英語のリスニングプラチナルール』も途中(ニュース・報道の章の直前)までやればほぼ完璧…と思っていましたが…今年からタイプが変わったっぽくて…リスニングの大問2までは従来の会話リスニングでしたが大問3が環境問題に関するスピーチ?を聞くというものでした。
なのでプラチナルールは全部終わらせたほうがいいと思います。

英語に関して思ったこと

⭐️色々なサイトで「神戸市外大の英語は結構時間がある」と書いている事が多いのですが試験当日は時間不足に陥りやすいです。なので過去問を解いた時と同じような余裕さがなくても焦る必要は全くありません。
⭐️リスニングが終わった後も5分くらい時間があります。リスニング開始までに英作文を書き切らなくても大丈夫。でもリスニングが終わった後に見直しを行えるくらいの余裕さがあればなあ…と思います。
⭐️もちろん記号問題の点数もそこそこありますが、それより和訳や要約問題に重きを置いているのは明らかです。なので「解く」練習もですが「書く」練習を積む事が大切です。

国語編


春(4月から6月)


現代文と漢文は全くやってません。
古文だけネットから動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の活用系の「活用と意味」が白抜きになっている表をプリントアウトして毎日朝一番にテストしました。その表が終わるのに1ヶ月半かかりました…でも後々これが効いてきます。
こんな調子なので第一回全統模試で国語は200点中82点でした。
『吉野の古典スーパー暗記帖』を毎日読んで赤字を覚えるように勉強しました。

<勉強期間とか>
吉野→1ヶ月半

夏(6月から8月)


そろそろ国語を始めないとマズいと思って、確実に得点源にできる漢字『漢字マスター1800』から始めました。(語彙は出ないだろうと思ってましたがなんと今年復活してました)
古文も意味がわからなくても単語を組み合わせたらどうにかなると思って『formula600』を始めました。はっきり言ってオーバーだったと思うけれど、共通テスト当日語句問題を落とさなかったのはformulaのおかげです。
ここで学習環境を変えたのもあってこの時期にしてはかなりスムーズに進んだんじゃないかと思います。
漢文はまだノータッチです。

7月から古文の読解を始めようと思って『古文上達基礎編』を解き始めました。始めは英語の長文と同じように解いて丸つけ…のサイクルで学習していたのですが、全然伸びてる感じがなかったです。なので文章を全て文節に分けて助動詞に関しては活用と意味を書くようにしました。大変な作業だけど慣れてくると周辺を見ただけで活用がわかったりします。
古文上達の解答では難しいと思われる活用に関しては触れてくれているのでそれをもとに活用形を書き入れたりしながら自分なりに試行錯誤しました。

<勉強期間など>
漢字→2ヶ月以上かかるとゆっくりかも?
Formula→一周目で1ヶ月ちょっと
古文上達→1ヶ月半

秋(9月から11月)


現代文は河合塾の『マーク式現代文問題集』を解くようにしました。夏が過ぎると現代文に使える時間が減ると思うのですが、限られた時間で出来るだけ伸ばす為に「間違ったところ」の解答を見て正解じゃない理由を確認するのではなく、一回解答を伏せてもう一回解き直してみる事が大切です。
あと選択肢を消去法で選ぶ時、なんとなくではなくはっきりどこが違うのかを探す癖もつけた方がいいです。(選択肢の違う部分に線を引っ張ってバツをかく)

『古文上達』と並行しながら『岡本梨奈の一冊読むだけで古文の読み方〜』を読むようになりました。これは主語特定などが書かれていて所謂「読み方」をまとめている本なのですが、そこそこ文法が身についてないとなんのこっちゃになる可能性があります。なのでこれを読む前に『speed10日間 古典文法』をやっておくと心強いです。
ダラダラ読むのではなく10日間目安で『岡本梨奈の一冊読むだけで古文の読み方〜』を読んでみてください。書き方も柔らかくて入ってきやすいと思います。
それらが終わった頃には既に共通テストの演習をする段階に入りかけていたので、河合塾の『マーク式古文問題集』を解き始めました。ここでformulaの単語が6割型仕上がっていて、マーク式古文問題集の最初の方にある文法語彙問題が解けるようだったら十分に力がついていると思います。

漢文は8月から少しずつ始めているとより有利だと思うのですが、9月からでも間に合います。
まず『漢文ヤマのヤマ』の重要な句形を覚える→重要語を覚える、の繰り返しで暗記するしかないと思いながら覚えていました。
それが終わったら『全レベル別問題集漢文1・2』を古文と同じように解きました。

<勉強期間とか>
マーク式現代文問題集→11月が終わる頃には終わっておきたい
岡本梨奈の一冊読むだけで古文の読み方〜→10日×2回
speed10日間 古典文法→5日〜8日
マーク式古文問題集→11月が終わる頃には終わっておきたい
ヤマのヤマ→暗記だけ2週間を何回も回す
全レベル別漢文→それぞれ2週間

冬・共通テスト(12月から共通テスト)


あとはひたすら過去問を回すだけです。(演習に関しては10回分解きました)
国語は演習量が物を言うし、演習を積んで出題のパターンとかを掴む事が何より大切です。
漢文に関してもっと伸ばしたい時は『漢文句形とキーワード』という本がおすすめです。中国の政治体制などについてわかりやすく書かれています。
もちろん演習を積みながらの最後の古文単語と漢字のチェックも大切です。

当日は自己採点で現代文7割古文8割漢文6割でした。

バイト・学校生活との両立

おそらく受験の費用を稼いだり大学の準備費を稼いだりでバイトをしないといけない人がいると思います。私も受験の費用と生活費を稼ぐ為にアルバイトしていました。
両立は悩みどころだと思いますが、夏以降は1週間で20時間以上シフトを入れない事をお勧めします。浪人生でも20時間超えてくると勉強時間が捻出できないと思います…(実体験)
現役生は夏以降バイトセーブした方がいいかもですね…
バイトや部活の後は家に帰ると疲れて眠ってしまったりダラダラしたりして時間を無駄にしてしまうのは仕方ない事ですが、そうならない為にも図書館や塾の自習室などを利用する/早寝早起き、を徹底して極力無駄な時間を作らないようにする事で勉強に集中できると思います。
夜中勉強するのも高校生にはお勧めできません…もし夜中勉強するのであれば早寝して次の日朝から勉強した方が効率がいいと思います。(眠い時はスマホを触るのではなく早く寝よう!)
あと隙間時間を大切にした方がいいです。電車に乗ってる時にスマホのquizletを開いてチェックするとか、年号を確認するとか…それの積み重ねに私は助けられました。


さいごに



ここまで読んでいただいてありがとうございました。

これを読んでくださった皆様に桜が咲く事を心から願っております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?