その57 まずは自分のコップの水を満たすこと

自分の幸せの満たし方がわからなくなった。

人には「幸せになってほしい」と願うが、実際はどうだろう。

そう思いつつも、心の底から思えない自分もいる。頭ではわかっているが心で納得いかない点もある。

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会社で独特な人がいる。

「仕事がつまらない」と言いつつも仕事はやめられずに残っているお局さん。伏し目がちで自分のことを考えていることが多く感じる人。
レジでも「待たせとけばいい」といったことも平気で言い、相手の気持ちに立つのが苦手。

能力はあるのにもったいないというか可哀そうというか…

こういう人も仕事を楽しんでくれたらなあと思う。でもそのための行動は移していない。自分の思いはそこまでなのかと自分を疑ったとき、この『自分が満たされていないからではないか』という感覚に陥った。

あれ?自分は満たされている側だと思っていたのにそうではないのかと。

ずっと好きなことをやっているつもりだったが、考えたらそれなりに生活にガマンが転がっている。

お刺身は半額で買う、服はユニクロとワークマン、任天堂スイッチが欲しい欲しいといいながら何年も経っている。買えよ。

こういったガマンが自分を満たせていないと感じ、人を潤すまでいけていないのかなあ。

でもこれはただの物欲。一生尽きないもの。だからこれを追いかけても自分を満たすことができないと思っている。じゃあなんだ。つまり自分の満たし方がわかっていないのか。自分の悦びはなんなのか。

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書いてて気づいた。

まさにこの”気づく”という悦び。

これを得たとき私は楽しい。人生のステージが一段上がった気がする。見えなかったものが見えた感覚。霧が晴れた瞬間。これがすごく楽しい。

この瞬間をたくさん得られれば自分の幸せメーターは上がる。

よく幸せは『コップの水』に例えられる。
他人の幸せコップに水を入れたいなら先に自分を満たすこと。人は自分のコップの水から溢れた部分でしか他人のコップに水を与えることはできない。だからまずは自分のコップの水を入れてあげること。それに尽きる。

自分のコップの水を意識していこう。他人を満たすにはそれが一番だ。そのために自分がやってて満たされることはなにか。そこに向き合う。自分の抜け落ちた部分がなんなのか。そこに気づけず生きてきてガッカリだ。

でも今気づけた。人生今が一番若い。これから行動を変えていこう。

さて、満たすことを考えていたが、水が減ることもなんだろうと考えよう。穴の開いたバケツには水は溜まらない。シンプルな原則だが忘れがち。この両輪の感覚でやっていけば絶対うまくいく。

さあ、今日もいい一日にしよう。



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