その32 行動には理由がある
『なんでそうなの?』
ココを理解することはとても大事。改めて思い知った。
日経新聞の記事にこんな記事があった。
この記事の見出しを見てどうだろう。
名前をローズにするなんてけしからん!と思う方はいるだろうか。私の知人もその1人。見出しだけを見て「名前にローズってどうなの!?」と憤っていた。
キラキラネームに乗っかったものかと辟易としていたようだ。
記事を読む前の話しだ。
確かにこの見出しだとローズにしたくて改名したように見える。
ただ実際はそうではない。
藤村ローズさん(改名後)はオランダに在住。海外での生活がメインで十年以上も海外生活なんだそう。
そこでの生活で「涼子」という旧名はとても不便。覚えてもらえないし、何度言っても伝わらない。人とコミュニケーションを取るのもうんざりするほどだった。
そこで、思い切ってローズという名に改名。(ローズの理由は前日に見た映画のヒロインの名前というだけ)
すると驚くほどにスムーズにコミュニケーションが図れたというのだ。
だからローズにして良かった。ちゃんちゃん。という記事。
・・・
これ、読まないとわからない案件。
見出しだけで判断したらキラキラ乙!で、終わりだけどそうではない。
なんでローズにしたのよ。と理由を知ることでそりゃそっちの方がいいね。と、納得できる。理由を知ることは大事だ。
日常のやりとりでもそうだ。
表面的な相手の行動・言動だけを見て判断を下す。特に部下、子供に対してはやりがちではないか。
大事なのはなぜ、その行動に移したのかの理由を知ること。なぜそうしたのかがわからなければ善し悪しの判断はできない。
行動自体に落ち度があり、救いようのない結果だったとしても相手とコミュニケーションを取り、理解しようとすることは重要だ。
なんてことを思った記事なのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます!本当に感謝します!!