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現状維持か、更なる成長か

文字を読む
俺はたったこれだけのことですら
死に物狂いだったことを覚えています

どうも夢物語です

今回は、人は死ぬまで成長し続けることができる
そういう話をします

皆さんは持っていますか?

目的

目標
生きる意味
したいこと
するべきこと

表現方法は何でもいいですが
昨今では持っている人のほうが少ないように思えます

なぜか

それは想像がつかないからですよ


見て見ぬふりしている人達

世の中にはとてつもない資産を抱え
裕福に
そして幸せに生きている人が何人もいます

ここでいう資産とは別にお金とかだけではありません

それは知識だったり
人脈だったり
生き方だったり
哲学だったり

そういったもののことを言います

しかし、実はそこまでの資産を築く方法って
意外とかなりシンプルで
そして簡単なんです

でも世の中のほとんどの人達は
そういったきらびやかな世界に眼を眩ませ
陰謀論だとか都市伝説だとか騒ぎ出す

理解できないから……

でも本当は違うんです

本当はみんな知っている

選択だと

一日一日
この長いようで
一生涯という長期スパンからするとかなり短い時間に
人は意識的であれ無意識的であれ数千、数万の選択をしています

例えば朝起きたとき
このまま二度寝するか?
それとも日光を浴びて散歩するか?

散歩を選択

日光を浴びて目が覚めた
次は家に帰って読書するか?
それともアニメを見るか?

こういった小さな選択が積み重なっていく

その時間と同じ瞬間には別の場所で
社運を賭けた大きな選択をする人がいる

また別の場所では
今日死ぬ明日死ぬという大きな選択をする人もいる

こういった大小さまざまな選択の積み重ねが
まさに生きることと言うなら
自己成長や目的達成のための選択を続けるのか
それとも堕落するのかで
いつしか常人からしたらとんでもない程の差になって現れることが分かります

でも気が付かないふりをする

なぜか

それは、それが人の本能だからです

二つのマインドセット

ぶっちゃけ簡単だといえる、たったこれだけの真実

それは選択だと話しました

しかし、これは本質のように見えて
実は、表層でしかない

人はどんなことをするにしても
まずは思考し
その思考を基にした選択を行い
そして実際に行動に移す

これは人が人として生きるなら
意識的、無意識的関係なしに
一部の例外なく行っていることです

つまり、結果として大きな不満が残る出来事が起こったならば
それはもう思考の段階ですでに間違えているということです

例えば
あなたが学生だったとしましょう

その日はテストの結果が返却される日ですが
あまりいい点数ではありませんでした

点数は四十点
赤点ギリギリです

あなたはどう感じますか?

ある子は
「まぁこんなもんだよな
俺は馬鹿だし勉強できないから赤点を逃れただけましだって」
と考えた

この子はおそらく次のテストも
赤点ギリギリの点数を取るでしょう

授業中は不真面目に
ある時は騒ぎ
ある時は居眠りする
そんな学校生活をするでしょう

このように
人の能力は生まれつき決まっていて
一生の間に伸ばせる才能には限界があることを前提にするマインドを
硬直マインドセットといいます

対して他の子はどうか?

ある子は
「今回のテストは点数悪かったけど
言い換えれば伸びしろがあるってことだよな
なら次はもっといい点数摂れるように挑戦してみよ!」
と考えた

この子はきっと次のテストでいい点数を取れるようになるでしょう

才能はもしかしたらあるかもしれない
でも、人の可能性には限界なんてない
だからどんなことでも基本的なことは
努力次第でいくらでも伸ばすことができる

このようなマインドをしなやかマインドセットといいます

実はおおよそといえる人がする選択の大別できる基準は
「硬直マインドセット」「しなやかマインドセット」
このたった二つしかないんです

因果という言葉があります

があるから結がある

それはどんな事象であれいえる絶対的なこの世のルールです

硬直マインドセットを基に
生きていくのか

それとも
しなやかマインドセットを基に
生きていくのか

良い原因を積み重ねればいい結果をえられるし
悪い原因を積めば悪い結果になってしまう

この善悪の区別なしに我々は日々の日常生活で因果という種をまき
それを刈り取ることで現代を生きています

バグ

ここまでの話はおそらくすでに聞いたことはある人が
何人かいるのではないでしょうか

しかし知ってるだけでは圧倒的に足りない

本を読んだ

note記事を読んだ

価値ある情報を見聞きした

しかし、そこには何の意味もない

それだけでは圧倒的に足りないのです

次は人の脳はバグだらけという事実を
話させてもらいます

冒頭にも書いたのですが覚えていますか?

「文字を読む
俺はたったこれだけのことですら
死に物狂いだったことを覚えています」

俺は小学一年生のころから
小学二年生の後半まで
母から殴られながら勉強を強要されていました

その結果俺の体は
文字=痛いと覚えてしまい
二十歳になるまで
このトラウマに長い期間苦しんでいました

いや、実際のところ苦しんでいたのは事実ですが
別に文字を読めなくても死ぬわけではないですので
そのまま放置していたのが正直なところです

合理的に考えれば一刻も早くトラウマを克服し
普通に勉強して
大人になるころには就職したほうが
人生においてプラスになることは
幼かった当時の俺でもわかっていました

なのに長年手を付けずに放置していた

あなたも状況の大小はあれど
このような経験をしたことがあったのではないでしょうか?

このように合理的に考えればすぐにわかること
なのに解決するための選択ができないその状態を
バグと俺は呼んでいるのです

人はそもそも変化を何よりも嫌います

デブはいつまでたってもデブなままだし
金持ちは金持ちになってしまう
貧乏は貧乏に自らなり
痩せている人はそのままの体系なんですよ

そこに良いも悪いも区別はない

脳にとっては大きな変化は恐怖でしかないんですよ

これは人の本能といっていいものなので
何か新しいことに挑戦しようとすれば
この脳のバグは必ず発生します

そしてこの脳は自分を守るため
怠けるためなら全力で働きます

普段、論理的思考がままならない人が
新しいことにチャレンジせざるをえない状況に立たされた時
それができない理由を鮮明にクリエイティブに話し始めることがあるんです

「〇〇くんこれできる?」
「~~が??でーーだからできない」
みたいな感じで

つまりできない理由をすでに用意しているわけです

けどこんな言い訳を用意したところで意味が無い

必ずいつかは
その言い訳が言い訳として機能しなくなる日が必ず来ます

でも、だからといってそれまで待つのか

次の行動に繋がるのに
何年かかるのかわからない

例えばダイエット

正直な話ダイエットはバランスのいい食事をして
筋トレや有酸素運動をすれば
一年後には嫌でも痩せる

でもできない人がほとんどなんですよ

身に付けたい知識がある
技術がある

どうすればいいのか誰でもわかる

勉強すればいい
考えればいい
没頭すればいい

でもやだなー

めんどくさい

今日は疲れたから明日でいいやー

次の日も
あー忘れてた
今日も遅いから明日でいいや

まてまて
理想とするものがあったんじゃないのか?

その理想を現実にするための行動を後回しにするのか?

また明日も
更にその次も……

その理想を叶えるための選択をする明日とやらはいったいいつ来るんだ?

来年か?

5年後か?

10年後か?

それは死ぬまでの間に来るものなのか?

なんてことがしょっちゅうなんですよ
我々なんて

早い話、ビビっているから成長できないんです

ですが、本当にたまにですがこの世に
もうすでに何かしらのチャレンジを始め
すでに行動に移し
何かしらの結果を出している人達が存在している

それはつまり
怠けることこそが正義な脳が
「現状を努力でもって打開せよ」と
振り切れちゃっているという異常事態を
任意的に起こせる人達が存在している
ということです

異常事態

この「現状を努力でもって打開せよ」という異常事態を
任意的に起こすキーワードがこの世の中には存在します

それは「おかしい」

テストでいい点数を取りたいのはなぜですか?

周りの人たちが勉強をしているから?
行きたい高校や大学の受験のため?

そもそも勉強や進学に興味がない人からしたら
勉強できないこと自体に「おかしい」とすら思わない

じゃぁ、なぜ勉強し始めるのか……
それは、目的のために学ばないことが「おかしい」と本気で思ったから

歌がうまく歌えない

おかしい

別に歌うことに興味がない人は
自分が音痴であることに「おかしい」と思えない

「おかしい」と思ったから
ボイトレに行ったりカラオケに行ったり
自分の声を録音して聴いたりなんていう努力ができる

ダイエットは?

ビジネスは?

仕事は?

恋愛は?



どの分野に対しても言えることですが
世の中にはとてつもないスピードで成長し
大きな結果を出している人達がいます

そしてそのほとんどの人達は
やたら耳障りがいい言葉で理由を語りますが
そんなのは所詮後付けでしかないんです

そんな長文では脳は認識してくれないんです

単純明快な言葉でないと脳は動いてくれないんです

理想の未来を手にすることができていない
その事実に対して本気でおかしいと
できないわけないと自分自身に言い聞かせないと
人は動けないのです

その最小単位の言葉が

「おかしい」

俺の場合
「文字を認識できないのはおかしい」
でしょうか

自己紹介記事にも書きましたが
俺はあるとき
このままの現状では未来がないと絶望しました

この絶望をくつがえすためには大前提として
文章を読めるようになる必要があった

だから考えました
どうすれば短期間で文字を認識できるようになるかを

そして全力で考えた結果
一時間ほどで答えが出ました

当時の俺は文章が認識できないだけであって
単語は何とか認識できていたので
You Tubeで歌を検索し
字幕をオンにして一日中歌の練習をし始めたのです

三ヶ月後には文章を見ること自体になれました

次は漫画で言葉として扱えるレベルで語彙力を鍛え
次にラノベで表現法を覚え始めました

最終的にはビジネス書や自己啓発本なども読めるようになり
その内容をどうすれば人にわかりやすく話せるのか
そういったことまで考えられるようになったのです

通常、ここまでの語彙力を鍛えようと思ったのなら
学生基準で最低6~8年ほどかかります

ですが、このような状態になるのにかかった期間は
俺の場合たった二年で済んだのです

ほとんどの人にとっては
たかが文章を読める程度のこと

しかし俺にとってはたったこれだけのことで
人生最大の努力をしたのです

そしてそのきっかけは「おかしい」から始まった

その充実は過程があったからこそ

ここまで散々と選択が大事だ
マインドセットが大事だ
強烈な欲望が大事だ
なんて語ってきましたが
俺なんて世間からしたらひよっこもいいところの未熟な人間です

ですが、だからこそ見えるものがあります

世の中には夢を叶え
華やかな世界で生きている人達がいます

そして、その華やかな世界に俺たちは憧れるんです

しかし、彼らにとってのその華やかな生活は
平凡な日常でしかないわけです

その日常はつまり我々と彼らでは質が全く違いますが
価値としては退屈な平凡の日常の一つでしかないわけです

でも彼らと我々とでは決定的に違うことが一つあります
それは生きがいを求めているのかどうか

安定した生活は確かに平穏で平和ですが
そこに生きがいがあるのかというと、ないんです

仮にあったとしても
何かしらの大きな窮地に立たされたり
実際に大切な対象を無くしたりしないと
人はなかなか気が付けないんです

つまり生きがいとは、努力や挑戦の過程でしか見つけられない

この記事で散々話したマインドセットや選択なんてものは
努力の過程で自然と湧き上がってくるものでしかないんです

確かに努力はつらいですし
怠けることがデフォの干し柿のように縮みきり
いたるところでエラーを起こしまくっている我々の脳にとっては
頭を抱えてしまいたくなるような恐怖に晒されることもあります

というか
はぼ確実にそうなります

それでも挑戦できるということは
そこに人生の持ちうる感情全てを
噛みしめることができるということなんです

そして、その先で結果が付いてくる
これは必然です

でも実はその結果を求めることがすべてではない

強烈な欲望を叶えることが全てじゃないんです

世の中は結果がすべてなんて言いますが
それだけではないんです

むしろその逆で
過程にこそ生きているという実感がある

感情のすべてがこもる

悲しみで人生に問題提起が起こり
怒りで火が付きスタートし
喜びでさらなる加速を生み
楽しいの反動で次の悲しみを生む

【行き詰まった時に聞く話】ぶちあたるその壁を突破する方法 #11から引用

先ほども人の脳は長文では動いてくれない
シンプルで強烈なものでないと意味がない
と書きました

ですからやはり何かを成そうと努力するならば
そこには強烈な
それこそ自己洗脳レベルの感情でなくては意味がないのです

だからこそ、この「おかしい」という呪文も
ただ唱えるだけでは意味がない

過去の俺がそうだったように
今現在に至るその過程がそうだったように
ただひたすらたった一つの願いを叶えたいと涙が出てくるように

本気で悲しみ
勢いあまって湧いてきた怒りでもって
「おかしい」と唱えるんです

そうすれば、そこから自己洗脳が始まります

そしてさらに「おかしい」といい続けるならば
あなたではなく
あなたの脳が答えを大量に用意してくれます

それを忘れないように紙に書き
愚直に実践すればいいのです

あなたを助けるのも邪魔するのも「脳」

結局のところ結論は
どうすれば我々の脳を飼いならすことができるのか
ということになります

言い訳するか、しないか

意味のない恐怖に負けるか、乗り越えるか

周りの環境のせいにするか、変えるか

友人関係をいいものにするか、悪いものにするか

お金を浪費するか、投資するか

これらのものを味方にすることによって
あなたを助けようとするのは脳ですし

逆に敵に回すことで悲惨な目に合う原因も
やはり脳なのです

だからこの脳を使いこなすためには
演技やテクニックが必要なんです

ぶっちゃけ人は死ぬまで成長することができますし
脳に関してはなおさらです

それでもどうしても行き詰まり
壁にぶつかってしまう時がある

その時にあまりの悔しさで表情がゆがみ
涙が出そうな怒りが湧く時だってある

そんな時に言う第一声は

「おかしいだろ、できるに決まっている!」

まとめ

  • 人の人生は選択でできている

  • 選択の根底には二つのマインドセットがある

  • 自己成長を拒絶する硬直マインドセット

  • 努力次第でいくらでも自己成長可能なしなやかマインドセット

  • 脳は怠けることこそ正義

  • 逆に努力しようと脳が働くこと自体が異常事態

  • 異常事態を任意的に起こす呪文が「おかしい」

  • 生半可な気持ちで言っても意味がない

  • 努力とは「喜怒哀楽」すべての感情で前進する過程を言う

  • 本気で悲しみ、怒りでもって「おかしい、できるに決まっている」

引用

rの住人ピエロ
「【行き詰まった時に聞く話】ぶちあたるその壁を突破する方法」

キャロル・S・ドゥエック
「マインドセット」

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