見出し画像

結局、仕事がしんどいのは自分のせいか?

書こうかどうしようか迷ったけど書くことにした。モヤモヤした気持ちを一旦浄化したい。

多くのひとの目に触れさせる文章って大事じゃん。



最近、休みを多く希望(シフト)したら社長に呼び出された。「君は仕事に対する情熱がないのか」

今うちの職場(グループホーム)は人手が足りていない。管理者が急遽入院しているためだ。8月の終わりごろから入院して、今のところ退院の目処はたっていない。そんなことにも関わらず、僕は休みを多く希望した。

職員の出勤はシフトで動いていて、休日は変則的だ。僕は基本的に土日休みたい。この仕事をしていてかなりのわがままだと思うが、なるべくなら週末は家族とゆっくり過ごしたい。

子ども2人は6歳と2歳の男子。休日、妻が1人で子どもの相手をするのは相当しんどい。できれば一緒に過ごしたい。なぜなら仕事に対する情熱がさほどないからだ。

冒頭の社長の言葉を思い出して沸々とムカついて、なんとも言えない感情になった。

たしかに仕事の情熱はない(薄らいできた)が、情熱がないわけじゃない。「薄らいでいく」にもレベルがある。僕は休みが欲しいだけだ。いい歳こいてるし、家族もいるんだからもっと働けよと思うかも知れない。

でも僕はこの仕事が好きじゃない。ただし、自分なりに創意工夫してがんばっているつもりだ。利用者さんに対しては真摯に対応している。

作業もテキパキ手際よくこなせる。

つまり、仕事が好きだったら、たとえ休みがなくても、1円ももらわなくても働きたいと思う。自分から率先してアイデアをたくさん出し、実践し行動すると思う。

これまでまっとうに仕事をしてきたつもりだ。

しかし、好きじゃない仕事を続けるのは何よりも苦痛だ。正直心底しんどい。社長に言った「以前ほどの情熱はもうないです」加えて「仕事を辞めたいと思ってます」

「そら、君が職場の環境を変えないと」社長は続けた。環境を変えるのも以前の僕ならありだと思った。しかしこんなにコスパの悪いことはこの上ない。

もう何十年もかけて積み重ねてきた職場の体質を、入って3年ほどのヤツに変えられる訳がない。こびり付いたものを剥がすほど僕にはエネルギーがない。

例えば僕が、めちゃくちゃ陽キャでしかも、鋼のメンタルを持ち合わせていた場合、話は違うかもしれない。しかし、HSP気質で誰もが気が付かない細かいことを気にする僕にはこの仕事はむずい。

それだったらいっそこの職場から去ってしまった方が早い。

社長は諭すように「みんなに惜しまれつつ辞めていくのが1番いい形」いやいや、ここの職場って惜しまれつつ辞めていくヤツこれまでいた?いないじゃん。

とはいえ、自分のせいか?環境を変えられないのも仕事が楽しくないのも、休みを多く取ることも全部自分のせい?

いや、違う。職場が悪いし環境が悪い。僕に落ち度はない。

よく、「人のせいにしたり、周りのせいにしてはいけないよ」というけど、本当にそうか?誰かのせいにしたいときだってあるじゃん。全責任を負う必要ある?

僕がこの職場に入る前からずっとそうだったんじゃないか。

人手が足りないから引き止めるのか、または会社の体裁を守るためか。逆に、僕に価値があるから引き止めるのか。または僕に1ミリも価値なんてなく、ただただ人員確保のために引き止めるのか。

仕事を辞めることは決してネガティブなことじゃない。むしろポジティブで喜ばしいことだ。そして、次のステージに、場所に向かうということだ。この職場の誰よりの成長している証拠じゃないか。

「どこの職場にいっても、どんな内容の仕事をしても大変だよ」普通の大人の言葉だ。普通の人は僕を否定するように丁寧に「ムリだろ出来ない」と教えてくれる。

「この話は一旦白紙に戻して冷静に考え直してみて」最後に締めくくられた社長の言葉をぼんやり反芻している。

「今に見とけよ」

誰よりも人生逆転してやる。僕の眠れるヤンキーに小さな火がついた。

最後まで読んでくださりありがとうございました。今回は少しデトックスのような内容でしたが、つまり時には“心のカッピング”も必要なので、こんな投稿もたまにはいいかと思います。

また更新します。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?