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まいにち日記

〜1膳1菜もしくは1膳1汁〜

ここ数日、娘が一人暮らしを始めるにあたって、
自炊の極意を買い物しながら伝授しました。
とりあえず、無理はしないということ。
最初から作る気満々で
食材や調味料を揃えると使わないで廃棄ということにも
なりかねないので、
とりあえず、調味料は1ヶ月ほどで使い切れる小さなサイズで
食材は冷凍食品やフリーズドライ、レトルトを
買い揃えました。
ただ、それらはすべて身体に良いものを販売している
ちょこっとお高めのスーパーなどで揃えました。
私は12歳の時には完璧に家族の食事を作れるほど
母親に家事や料理仕込まれたので
料理を作ることは苦ではないのですが、
ただ、仕事の掛け持ちや起業をきっかけに
そこまで料理に時間をかけていられなくなったので
この10年くらいは食材は
デパート系のオンラインストアで配達してもらっています。
半調理したものや冷凍、レトルトを、生の魚や肉、野菜と
組み合わせて料理しています。
こうすると、半調理したものや冷凍、レトルトも
ちょっと味の格が上がるのです。
昨日も、茅乃舎さんに行って
炊き込みご飯の具とフリーズドライの碗物と
野菜出汁を買ってやりました。
茅乃舎さんのは癖がなく美味しく
食べたあと口も良く、
お値段もコンビニでランチ買うより
ずっとリーズナブルなんです。
炊き込みご飯など5膳分できて
すぐに冷凍させました。

娘には”絶対に食べ物を節約してはダメよ。
1膳1菜もしくは1膳1汁でいいから
心が喜ぶものを食べなさい。節約しなけらばいけない状況になったら
お母さんに連絡しなさい。美味しいもん食べさせてあげるから”
と食材買い揃えながら言いました。
節約がダメというのでは無いのです。
ただ食事を節約するのは、とても辛いし心凹みます。
これは私のこんな経験からきています。
20年前家族全員の1日の食費を500円で賄っていた時、
毎日、ひもじかったです。
家族にひもじい思いはさせれられ無いので
なんとかやりくりして家族の分は確保し
私の分は節約してました。
ただ、私の場合、仕事先で昼食が出たので、
朝食抜き、お昼たっぷり、夜ご飯だけ、ほぼおかずなしの生活でした。
この食生活10年もしたら、お腹いっぱい食べないことに慣れ
腹6分目は当たり前のようになったので
身体のためにはこれはこれでよかったのかもしれません✌️

人がお金持ち目指す理由に、”お腹いっぱい食べたい”という感情が
ベースにあるように私は思います。
特に、貧困な国ほどそれは顕著です。
私は飽食の日本において、それを20年前に経験しました。
まあ、辛かったですわ!!
外に出たら食べ物で溢れかえっているのに
それが買えないんですから😢
これが、物の不足している国ならば、外でても食べ物ないから、
また違う感情が出てくるんでしょうが・・。
ようやく、買いたいものが買えるようになった時、
私は長年の節約生活のせいで、
お腹いっぱい食べれない身体になっていました。
なんだかな〜です😁
ただ、それくらいから、
本当に美味しいものをぽっちりとだけ食べるようになりました。
私の場合、ケーキなど、デパートの試食くらいのサイズで満足なのです。
日本酒も小さいサイズでそこそこ美味しいものを買ってます。
割高に思えるでしょうが、そんなに量飲まなければそれで十分満足です。
食卓にたくさんの料理の数はいらないけれど
ご飯とお菜が1皿、もしくは1碗さえあれば、
どんな質素な暮らしでも心歪まずに生きていけます😁



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