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まいにち日記

〜京女のおばあちゃんの横にヒッピーのわかもんが立ってる〜

写真はベニシアさんとご主人の正さん。
ベニシアさんはnhkの番組で超がつくくらいの有名人になられましたが
むかしから京都に住む人間からしたら
大原の朝市で見かけるモンペ姿のベニシアさんとか
英会話学校運営しているベニシアさん、
京都に長く住んでいる外人さんという
ご近所さん感覚の人でした。
だから、全国でベニシアブームが起こった時、
”うっそ〜、遅〜。”と思いました。
それくらい、京都では有名人でしたから・・。
でも、ベニシアさんはテレビで人気が出る前も出てからも
まったく変わらない。そこが人気の元なんでしょうね〜。
昨日、待ち合わせの時間潰しに、本屋さんに入ったら
正面にこの本があったのです。
”あ〜、ベニシアさん、久しぶり〜。”と思いながら
立ち読みし出したら止まらなくなって
購入したのです。
ちなみに、この本の隣にあったのは、
桐島洋子さんとお子さんたちとの本でした。
実は、こちらを買おうとしていたのですが、
ベニシアさんの方に捕まっちゃったのです😅
ベニシアさんと桐島さん、
どちらも私の憧れの女性です。
そして、今現在、お二人は認知症を発症されておられます。
キビキビ仕事をなさっていたお二人が
認知症を発症されたことを聞いた時
”これだけ高齢化社会だから、
誰が発症してもおかしくないわ。”と思いました。
気持ちは、まだまだ30代なんですが、
私も来年には還暦を迎え初老に入ります。
私もいつお二人のようになるかわかりません。
そう思ったら、それまでの時間
心残りなく生きようと思いました。
本では認知症を発症されてからの
ベニシアさんの様子を
夫の正さんが書かれているのですが
それが、とても淡々とした文体で心にじ〜んときます。
本の大半は、二人の青春や
それぞれの時代に訪れたインドについて割かれているのですが
私は正さんの世代に近く、ベニシアさんは同居していた叔母に近い世代
だから、私は両方の世代の若き日のブームをリアルタイムで知っているので
正さんやベニシアさんの日本での青春時代の話貪るように読みました。
もう、あの70年代の日本や京都に流れる空気が
文章から立ち上ってきて懐かしさに窒息しそうになりました😁
ハッキリ言って、今の京都を京都やと思い込んでいる人に伝えたいです!!
ほんまにめちゃくちゃおもしろかった京都は70年代から80年代の京都です。
私、あの時代にリアルタイムに京都で暮らしていたことは
私にとって誇りです!!それくらい、ヒッピーやらアンダーグラウンドが
闊歩していて、それが1000年の都の京都と不思議とマッチしてたんですわ〜。
言うたら、京女のおばあちゃんの横にヒッピーのわかもんが立ってる。
そんな感じがあの時代の京都やったんです。
子供心に”けったいやけど、おもろいな〜。”というのがあの時代の京都でした。
そういうの知ってるから、今の京都はおもろないです。
なんやいうたら、ラグジュアリーやら伝統ばかり売りもんにして
そんなん他の外国の大都市にまかせといたらええのです。
むかしの京都は伝統と革新が同居した
ヘンテコでおもろい活気のある街やったんです。
この本読んで懐かしいと思う人がいたならば
あなたもあの時代を知ってる人のはず・・。
是非とも、この本お読みくださいませ✌️

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現状維持って
実は一番むちゃくちゃ難しいのよ。
現状維持しようと思ったら
革新し続けないといけないからね
ラッキーアイテムは、京都














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