まいにち日記
〜正確な予言も信じてもらえなきゃ意味がない〜
今日は祇園祭の後祭りの巡行の日です。
実は私は先祭り、後祭りと別れてからの巡行は見たことがないのです。
機会があったら、後祭りの巡行を見てみたいものです。
巡行はいつも偶然見かけるというのが、
私の基本的なスタンスで、わざわざそれ目当てに行ったことはないのです。
若い自分から、仕事の合間に偶然出くわすことが
それだけ多かったのです。
今日の鯉山は美しくお飾りされて京の街を巡るのでしょう。
祇園祭の鉾や山には、タペストリーが飾られます。
そのタペストリーは１６００年代、
ベルギーで製作されたものが
はるばる当時の日本までやってきたものが使われているのです。
５枚のタペストリーのうち、１枚が京都にやってきたのです。
後の４枚は、滋賀や加賀、江戸に分かれ
江戸に行ったものだけは
増上寺にあったのですが、明治時代に消失したそうです。
残念ですね😓
５枚のタペストリーはトロイ戦争をモチーフにしたものだそうです。
トロイ戦争の発端は、増えすぎた人口を調整するために
ギリシャの大神ゼウスが世界大戦を起こして
人類の大半を死することを決めたことから始まったそうなのです。
なにか、今の世の中とリンクしそうな話です。
その頃、人間界では不穏な動きが起こり始め、
トロイアの王女カッサンドラのみ、
この起こっていることこそが
国を滅ぼすことになると予言したのですが、
彼女のいうことを誰もまともに聞かなかったのです。
この辺りも”ある、ある”ですね。
大体、真っ当な意見をいう人のこと聞かない人多いです。
私、ずっと昔、”絶対、あの人たちは気をつけた方がいい。
油断しないで！
あなたに危害を加える人になるから。”と
忠告したことがあったのですが、
全否定されたことがあります。
”それって、あなたの物の見方が歪んでいる。”とまで言われました。
そこまで言われて、さすがの私もカチンときて
”そうか、そこまで信じているのならいいやん。
どうなったって知らないから”と思い
何も言わなくなりました。
そして数年後、その人、
その人たちに思い切りやっつけられ
立ち直れないくらいの深いダメージを受けました。
信じていたから、心の傷は相当なもので気の毒でした。
トロイ戦争に話を戻します。
結局、人間界の戦争は、神をも巻き込んで
神々も人間界の両派に分かれ戦います。
神が戦争に加担するってどうなん？って
私は思いますが・・。
その戦いは１０年にもわたって続いたそうです。
とりあえず、勝利した方も
悲惨な末路が待ち受けていて
この戦いでは誰も勝者はいなかったように
私は思います。
予言者カッサンドラも
悲惨な死を迎えたのです。
彼女、何にも悪くないし、
むしろ、優れた能力もつサイキックだったにもかかわらず
その優れた能力こそが彼女を不幸にしたのです。
カッサンドラはその能力ゆえ自分の悲惨な死まで観えてしまうのでした。
私も未来が観えるからいいねと言われることありますが
そうでもないよ〜です。
未来が観えないからこそ、生きていけることもあるのです。
将来、自分がいついつどこどこで悲惨な死に方するって観えたら
どうですか？私は嫌です。生きるの辛くなります。
だって、どうやっても、行き着く先はその未来しかないわけなんですから・・。
そうなると毎日、怯えて暮らすことになります。
観えないから、なんだかんだ希望持って生きていけるところあります。
私は予言をする仕事をしています。
だから、ひとの心の動きが観えちゃうんですね。
そして、心の動き通りに人生が動いていくのも透けて観えてしまう。
どんなに強気なこと言ってても、心は正反対のこと言ってることも観える。
だから、その人の言葉だけを鵜呑みにはしません。
私が一番重要視するのは、その人の心だけ。
優れた予言者カッサンドラの未来は本当に悲惨でした。
彼女にサイキックな力を与えた神アポロンの行動って
人間の男性の行動そのものだと思いました。
神の視点から、カッサンドラと向き合えなかったのかと
ちょっと思ってしまいました。
勝手に力与えといて、彼女が不幸になる呪いかけるなんて・・。
彼女はアポロンによって力を与えられたと同時に、
将来アポロンが彼女を捨てる未来が観えてしまったので、
付き合いたくないと思ったわけです。
それを逆ギレして呪いかけるなんて・・。
人間ぽいって言えば人間ぽいのがギリシャの神様たちですね。
カッサンドラに狼藉をはたらいたギリシャ軍の小アイアス
彼は神をも怖れない傲慢な男。だから、やりたい放題する。
こういう無茶苦茶な人現実にいます。
で、ある時まで、うまくいくんですよ〜。
何やっても絶対、捕まらない。だから、ますます増長してやりたい放題やる。
なんか、そういう人って、ついてるんですよ〜。
ツキというより、ダークなものがついている感じ・・。
それでツキまくる。
そういう時って、タロットでも強いカードが出るんです。
どんな悪党も、強いカードが出ている間は倒せません！
でもまあ、最後、やりたい放題やった結果、
小アイアスの場合、
人間の自分が神に勝ったと宣言した途端
（傲慢極まれり）
海の神によって殺されました。
そう、やりたい放題やってきた人も
弱いカードが出だしたら、終わりが近づいてくるのです。
そういう意味で、カードはひとの栄枯盛衰が観えて
実におもしろいです。
私はカッサンドラのような優れた能力はないですが
今日も明日も、これからも予言を行っていきますね。
鯉山のタペストリーに、
まさかの私の仕事の大師匠に当たる
予言者カッサンドラまで繋がるストーリーが隠されていたなんて
実に興味深いことです😉
8月の運勢リーディング、火、土、風、水のエレメント販売中です！
ZOOM講座は７月３０日です
2022年後半の運勢リーディング7月末日まで受付中！
お仕事のご依頼や最新メニューはyummytarot😃
旧ブログにじいろのさかなはこちらからご覧いただけます📗
マガジンまいにち日記１はこちらです。
🌌7月はオーキッドカード🎋
New Vitality
長期にわたっての
疲れが積もり積もっているようです
思い切って
休みをとりましょう！！
ラッキーアイテムはスパ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？