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思いを持つということの百八十度の対極には何が存在するか。

それは「ありがとう」という言葉だと小林正観さんは仰います。

私たちは、あれが欲しい、これが欲しい、こうならなければ、ああならなければと努力目標などと言っている間は、実は感謝の心と一番遠いところにいるのかもしれないと思った方がいいかもしれません。

あるおじいさんが、「そうは言っても、私は腰痛がひどくて、この腰の痛みが治らないと感謝の気持ちがもてません」と言ったそうです。

でも、正観さんは、こういう人は、腰が治ったとしても、ありがとうと言わずに、次の要求を必ずするはずだと言います。

例えば、「孫が第一志望の大学に受かりますように」と、次から次へと、要求をするようになるのです。

感謝をしながら、夢や目標を叶えようとすれば一番いいのですが、そういう人はほんの一握りの人しか出来ないそうです。

🍀「思いを持つ」の対極にあるものは「思いを持たない」ではなく、「ありがとう」。

「思いを持つ」とか「夢を持つ」、「目標を持つ」ということは、現代社会において、学校や社会の中で言われ続けた共通の価値観かもしれません。

しかし、「夢」や「目標」を持った時は、多くは「感謝」の気持ちを忘れてしまうでしょう。

なぜなら、「感謝」は今あるモノやコトに感謝するのに対して、「夢」や「目標」は今ないモノやコトに対して、それを欲しい、手に入れたいと思うからなのです。

あれが欲しい、これを手に入れたい、と言っているということは、ある面で、「これが足りない」「あれが不足だ」と、不平・不満や文句を言っているようなものです。

今あるものに感謝する事ができるようになれば、夢が叶っても叶わなくてもどちらでも良いと思えるようになるのかもしれません。

夢や目標を持つことは、良い面もありますが、あまり執着しないようにしたいですね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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