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義母と実母のお世話をするという、有難い環境にいる私。(2人とも食事も出来るし、歩いたり、今のところ普通に生活しています)

専ら、食事作りと、お風呂の準備や買い物は私の仕事。
忙しいですが、楽しくもあります。

ある日、義母の施設を尋ねたら、こんな本が置いてありました。

義母は、昔から本を沢山持っていて、(読んでいるのかいないのかわからないが?)、読みかけの本である事は直ぐに分かりました。

それは、篠田桃紅さんという、105歳のお婆様が書いた本でした。

タイトルが実に面白く、「105歳、死ねないのも困るのよ」という本で、その見出しに、生涯現役、一人暮らしを貫く、希代の美術家、後世に伝えたいメッセージと書かれていました。

どうやら、誰でも幸福になれる秘訣というものを、飾らず、奢る事なく、若い人に伝えたいという気持ちが、そのタイトルから読み取れました。

私は、全部は読んでないですが、バラバラとページをめくり、ある文に釘付けになりました。

⭐️「人は生きる術を見つけ出す力を持っている。
⭐️自分を肯定して幸せを得る」
という一文でした。

誰でも、自分以上の幸せ者はいないと生きてる人なんて、一人もいないと思いますし、もっとお金があったらとか、もっと健康だったらどんなにいいだろうと思うものです。

でも、幸せになり得る人は、ないものねだりをしないとはっきり書いてありました。

そして、幸せな人は、どこか達観していて、裕福ではないけれど、家族には恵まれていたなぁとか、体は丈夫ではないけれど、頭は何とか使えると、肯定するものを見つけ出すのが上手です。

そして、自分はこの程度だと自らを肯定して生きることが、幸せを得る秘訣なのだと教えて下さるのです。

何故かとても痛快な気持ちになりました。
人生を肯定して生き、自分には乗り越える術が備わっているのだと信じる。

そして、置かれた場所で、良い面を見つけて素直に生きることが、長生きの秘訣にも通じているのかなと思いました。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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