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江戸時代には寺子屋の教科書として使われた『実語教』というものがあります。
それは、次のように書かれています。

『善を見ては速やかに行え。
 悪を見てはたちまち避けよ。
 善を修する者は福を蒙る。

 たとえば響の音に応ずるが如し。
 悪を好む者は禍を招く。
 あたかも身に影の随うが如し。』

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【現代語訳】にするとこうなります。

人が善い行いをしているのを見たら、すぐに真似しなさい。

人が悪い行いをするのを見たら、すぐにその場を離れなさい。

善い行いをする人には幸福が訪れます。
それはこだまのようなものです。

悪事を好む者は禍を招きます。
それは自分の身に
影がついて回るようなものです。

善悪にはいろいろありますが、そこに自分が関わるかどうかが問題です。

この人は悪そうだなと思ったら、
「君子危うきに近寄らず」
と避けるようにすればいいのです。

とくに悪については最初の違和感が大事だといいます。

しかし、人生経験の長い人は、困っている人を見ると、違和感を多少感じても、「何とかしてあげたい」と思ってしまう人もいるので、自分1人で判断しない事も大事かもしれません。

何か違和感を感じた時は、誰かに相談するとかして、複数の人の目で判断することも時には必要です。

色んな経験を重ねていく上で、善悪に対するセンサーを常に働かせて、物事を冷静に見ていく事が、人生の中で必要な事かもしれませんね。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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