「感謝と祈り」第900話
🌸「負目を感じて生きる」
これは、哲学者のヤスパースの言葉だそうです。
ひろさちや氏は、この言葉が好きだと言います。
さて、負目を感じて生きるとは、一体どういう事なのでしょうか?
例えば、あなたが大学生だったとします。
あなたが大学に合格したという事は、人知れず涙して不合格になった学生もいる訳です。
だから、あなたはその人達に対して、負目を感じる必要があり、その人の分まで勉強しなくてはいけないのです。
また、あなたが結婚しているなら、あなたの妻、(または夫)と結婚したかった人だっていたかもしれません。
あなたが夫婦となったのであれば、自分の相手と結婚出来なかった人の分まで、相手を愛して、幸せに生きなければならないのです。
実際にそういう人がいたかどうかは、問題ではないといいます。
🍀つまり、自ら努力して「生きてきた」のではなく、大勢の人たちのおかげで「生かされてきた」ということなのです。
🍀それが「おかげさま」の心なのです。
「負い目」を感じて生きるとは、まさにこの「おかげさま」の心で生きること。
こんなに自分だけ幸せに生きることができて、「申し訳ない」「ありがたい」という心からの気持ちだと思います。
あなたが無駄に生きた今日は、あれほど誰かが生きたいと願った一日だったのかもしれません。
負目を感じて生きる為に、日々の過ごし方に自ら責任を持ち、1日1日を大切にしていきたいですね。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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