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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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#人生

「感謝と祈り」第847話

「長いこと生きてくると、 いろいろな経験をしてきますけど、 楽しいことよりも、美しいことのほうが 心に残るということが分かります。 美しい自然、人の美しい心。 そういう美しいことだけ覚えていれば、 人生捨てたものじゃない、 というふうに思えるわけでしてね。」 これは、終戦後にエリザベス.サンダース.ホームという施設を創設し、戦災混血孤児を育てた沢田美喜さんという女性が言われた言葉です。 この言葉を聞き、とても感動したという 作家の佐藤愛子さん。 🍀「人生は美しい事だ

「感謝と祈り」第846話

お茶の水大学名誉教授の外山滋比古先生は、戦後アメリカから日本に入ってきた映画の「ゴーイングマイウェイ」(我が道を行く)という言葉が印象に残り、それを座右の銘にして努力されたそうです。 外山先生はこれを、「他人のやることに付和雷同しない」と解釈して心に刻まれました。 我が道というのは、常識、流行、体制といった多くの人がいるところにはないそうです。 一人で運命を切りひらいていく覚悟を持ち、孤独に耐えて歩んでいく者がつくっていくものであると仰っています。 しかし、50を半ば

「感謝と祈り」第844話

どうも私たちは生まれる前に、自分の人生をシナリオに書いてきているようだと、 小林正観さんは仰っています。 自分はどういう場所で、どういう名前で生まれ、どのような人生を経て、いつ死んでいく、ということを全部自分で決めているのだと。 それについては、賛否両論あるかもしれません。 もし、自分のシナリオどおりに生まれ、ときに病気や事故に遭い、予定どおりの日時に、予定どおりの事情で死んでいくのだとしたら、決して、不運・不幸で死ぬわけではありません。 自分で書いたシナリオですから

「感謝と祈り」第840話

🍀「晩年の方が人は良い作品を生み出せる。 これは、心理学者のサイモントンらの研究結果より明らかになっています。 心理学者であるサイモントンは、172名の作曲家を対象にして、彼らが作った1919曲の音楽について調べました。 そしてその作品が「どれだけの評価を得ているか」と、また同時に、「その作品が生み出されたのは、作曲家が何歳のときか」を調査したのです。 その結果、多くの作曲家が「若いときの作品」に比べて、「晩年の作品」のほうが、名作だと評価をされることが多く、また論評

「感謝と祈り」第830話

面白い記事を見つけました。 一所懸命に生きると、晩年は意地悪ばあさん、頑固爺さんになりやすいという話です。 何故なら一つの事に集中しすぎると、「風呂、メシ、寝る」という単語しか出てこなくなるからだそうです。 一つのことしか目に入らないと、視野も狭くなり、人間関係も乏しくなり、孤立した晩年になってしまうかもしれません。 そこで「ゆっくり生きる」ため、精神科医の斉藤茂太先生は、「多所懸命」をおすすめしたいと言います。 仕事ばかりでなく、いくつもの顔を持って、多方面の分野で

「感謝と祈り」第827話

仏のシナリオは、わたしたちが人生を 「遊ぶ」ように書かれているとひろさちや氏は言います。 遊ぶは英語で「play」ですが、それに対する言葉が「ワーク(work)」とか「レイバー(laybor)」という言葉になります。 "レイバー”のほうは肉体的労働が中心になっていて、苦痛ばかりが多く、精神的な喜びのない労働です。 それに対して"ワーク"のほうは、肉体的・精神的労働の両方に使い、たしかに苦痛を伴いますが、精神的な喜びもある労働をいいます。 ともかく、何か目的を持って努力

「感謝と祈り」第818話

京都に、世界屈指の仏像の彫師と言われる松本妙慶さんという人がいます。 その松本氏が、講演を頼まれて、年に二度ほど学生の前で話をする機会があるそうですが、生きている間、「人の3倍努力をしなさい」と言っています。 その為には、時間の使い方が何よりも重要だと言います。 1日24時間は誰にも公平。 ですから若い人は特に〝命〟とは何かを考えてほしいし、父母からもらった大切な命は時間なのだと教えてくれます。 その大事な時間をどう過ごすかが、人生なのです。 その3倍の力を伝える

「感謝と祈り」第808話

小林正観さんは「流れに逆らわない」についてこう述べています。 🍀『ひと言で言うと、風が吹いているか、川が流れているか、ということ。』 それは、自分の希望通りのものを探すのではなく、なんでもいいから、とりあえず一生懸命やるぞという生き方を選ぶことなのだと言います。 風と流れに逆らわずに生きる人を「風流な人」といい、おまかせの人生を生きている人だとも言えるでしょう。 それで道が開けるし、宇宙や神は、目の前にいつも楽しい人生を提示してくれると思います。 しかしそれを個人の

「感謝と祈り」第801話

今年もお盆がやってきましたね。 皆さんもお忙しくされている事でしょう。 ご先祖様と向き合う時、「あぁ、自分もいつかあの世に還る時が来るんだなぁ」と自然に思ってしまいます。 そして、人があの世に行くとき、聞かれることが二つあると言います。 🍀一つは、「人に喜んでもらったか?」🍀もう一つは「人生を楽しんできたか?」 人に喜んでもらうとは、人に好かれたか、ということ。 人を、愉快で楽しい気分にさせる行動や言動をとっているかどうかチェックした方が良いかもしれません。 その

「感謝と祈り」第791話

稲盛和夫さんは、27歳の時に京セラという会社を作りました。 それまで第一線で、経営者として最大限の努力を重ねて来られた稲盛氏が、講演録の中でこのように語っています。 「人にはそれぞれ決められた運命というものがあり、自分に定められた運命という縦糸を伝って人生を生きていくのだ」と。 同時に、私たちは運命という人生の中で、因果の法則というものが働き、自分が思ったこと、自分が実行したことによって、人生の結果がまた新たに生まれてくるという事です。 運命という縦糸があり、因果の法

「感謝と祈り」第781話

「私たちは親を選んで生まれて来た」 これが人生のシナリオであると気づいた時に、人生が輝き始めます。 我々は、何かうまくいかないとき、親のせいにしたり、まわりや環境のせいにしたりします。 しかし、もし仮に、自分が親を選んで生まれてきたのだとしたら、本当は、誰にも文句を言うことはできません。 中には、あんな酷い親なのに、そんな親を自分が選んで生まれたなんて、信じられない人もいるでしょう。 でも、焦らなくてもいいと精神科医の越智啓子さんは仰います。 ゆっくり時間をかけて

「感謝と祈り」第774話

【喜神を養いて以って福を召く】 「喜神」とは、喜び楽しむ心であるという。 いくら若者であっても、「喜び楽しむ心」がなければ、たとえ、いい大学に入ったり、名門の会社に就職しても、充実した幸福感は保てないでしょう。 といって、「喜び楽しむ心」は、なかなか、自然に発生しないので、日常生活の中で、いつも、喜び楽しみ、なるべく愉快な心を養うように、工夫することが必要です。 「喜び楽しむ心」が「幸福をまねく」し、疲労感は、幸福感を減少させるでしょう。 『超訳 菜根譚 人生はけっ

「感謝と祈り」第770話

今日はイエローハットの創業者、 鍵山秀三郎氏の言葉をご紹介します。 とても胸に響く言葉で、私は自分の人生の指針にしたいなぁと思う言葉です。 良かったら是非参考にして下さい。 ■小さなことに感動できる人、小さなことを喜べる人、感謝できる人ほど幸せだと思います。 感謝こそ人生を潤す花だと思うのです。 ■微差の積み重ねが大差となり、絶対差となる。 ■平凡なことを徹底して続けておりますと、平凡の中から生まれてくる非凡というものが必ず出てまいります。 これは大変大きな力を持

「感謝と祈り」第768話

社会全体や学校教育が行った「幸福論」というものは、大体同じものだと小林正観氏はいいます。 それは、「足りないものをリストアップして、足りないものを手に入れた時に幸せだと感じてもいい」という価値観です。 今まで多くの人が信じていた幸福論は、「夢」や「目標」を持ち、それを達成することが幸せだと教えられて来たのです。 逆に、夢や目標が達成されないうちは、不幸のままいる事になります。 私たちの99%は、学校教育などを通じて、足りないものを手に入れた時に、幸せと感じるようになっ