マガジンのカバー画像

感謝と祈り🍀

742
少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている… もっと読む
運営しているクリエイター

#謙虚

「感謝と祈り」第688話

稲盛和夫氏が生前の講演でよく引用されたものに、ジェームズ・アレンの言葉があります。 それは次のような言葉です。 「人間の心は庭のようなものです。 (中略) もしあなたが自分の庭に美しい草花の種を 蒔かなかったなら、そこにはやがて雑草のみが生い茂ることになります。 すぐれた園芸家は庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育みつづけます。 同様に私たちも、もしすばらしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、そのあとに

「感謝と祈り」第662話

運気を上げる為に、大谷翔平選手の恩師で、花巻東高校の野球部の監督の佐々洋さんは、次のような言葉を話されています。 運を上げるには、自分は次の事を大事に次の四つの事を大切にしてきました。 ❶1つは良い言葉です。 ❷2つ目は一緒にいる人です。 親は選べませんが、友人は選べますよね。 自分の意思で誰にでも会いに行って刺激を受けることができるわけです。 ❸3つ目が表情、態度、姿勢、身だしなみです。 2つ目にも通じますが、チャラチャラした格好をしている子はやはりそういう友達と一

「感謝と祈り」第601話

僧侶でアナウンサーの川村妙慶さんという方がおられます。 私はNHKの心の時代という番組が好きなのですが、義母が録画した川村さんの法話を、ぼんやりと見ておりました。 そして、妙慶さんが何度も繰り返し仰っていた言葉が妙に心に残りました。 それは「凡夫」(ぼんぷ)という言葉です。 「凡夫」とは、不完全なものという意味なんだそうです。 私たちは、自分の思いが正しいと思い、自分の思いが相手に通じないと、「何で分かってくれないの?」とか、「こんなにしてあげてるのに」…とか思って

「感謝と祈り」第528話

今日は友人から送られてきた動画の中に、感動した情報がありましたので、皆さんに紹介させて頂きます。 それは大谷翔平さんの、「大谷選手がやらない7つの事」というものです。 想像を遥かに越える大記録を打ち立て、今もなお活躍を続けている彼は、普段どんな生活を送っているのでしょうか? それには、彼の心情や普段の生活を知る事が一番だと思います。 では、簡単に箇条書きにまとめて紹介しますね。 1️⃣外食はしない 脂質などの栄養管理を考えて、調味料も極力減らして、自炊を心掛ける。

「感謝と祈り」第523話

今日は人生を生きる上で大切な言葉、論語の中より抜粋したものを紹介します。 《子曰(しいわ)く、人の己れを知らざることを患(うれ)えず、人を知らざることを患う。》 (人が自分の価値を知ってくれないことを気にかけるよりも、自分が人の価値を知らないことを気にかけるべきだ。)という意味です。 人は自分の能力や力量を周りに認めてもらえないと、不満を抱いて、くよくよと思いわずらうものです。 誰かが先に出世して、ボーナスで差をつけられたりすると悔しく思えたり、SNSでいいねの数

「感謝と祈り」第513話

「運のいい人は他者を蹴落としてひとり勝ちしようとする人でなく、他者と共に生きていこうとする人です。 運を味方につけるには、日々の生活の中で、他者を思いやり、理解し、助け、利他の行動をとるのが大事、ということです。」 これは脳科学者の中野信子先生が仰った言葉です。 私はこの言葉を聞いてハッとしました。 この言葉もそうですが、人に何かをしてあげたら、「ありがとう」という気持ちが大事だと仰っていた事です。 何故人を助けたり、良いことをした人の方が、「ありがとう」というべき

「感謝と祈り」第467話

周りの空気を読める人というのは、人との距離を上手に取れる人だと思います。 そういう人は、信頼されるし、人に可愛がられたりします。 空気の読めない人は、主催者のパーティーなどで、大勢の人がいるにも関わらず、主催者のところに行き、長々と挨拶をしたり、お酒の席で、お開きの時間が来ているにも関わらず、時間をわざと引き延ばそうとしたりする。 そういう人を見ると、周りはきっと嫌な顔をされるのではないでしょうか? T・P・Oをわきまえない人を、少し前に流行った言葉で「KYな人、空気

「感謝と祈り」第453話

アフリカに「一人の老人が死ぬことは、一つの図書館がなくなることと同じ」という諺(ことわざ)があります。 老人は、一生の間に一冊の本も読んでいなくても、目で見て、嗅ぎ、手で触り、耳で聞き、舌で味わった、膨大な情報(非言語情報)を蓄積してきたのです。 たとえば、目の前に一個のリンゴがあったとしましょう。 リンゴを見たことのない人に、言葉でそれを伝えようとしても、恐らく本一冊分の情報を伝えても、リンゴ特有の甘酸っぱさ、皮の触感、果芯の形状など、「大事なことは何も伝わらない」と

「感謝と祈り」第451話

何か面白く楽しい情報を伝えたとき、それを聞いた人が開口一番に否定的なことを言うと、その瞬間、それを伝えた人は気落ちしてしまうものです。 これ以上言っても、また冷たく否定的な言葉が返ってくるだけだと思うと、 もう2つ目、3つ目の情報は伝えたくなくなります。 この人に何か楽しそうな情報や役に立ちそうな情報を伝えても、多分聞き入れてもらえない、役に立たないだろうと思ってしまうからです。 これは本当に勿体無いことですよね。 否定的な言葉を言ってしまう人は、これ以上は聞きた

「感謝と祈り」第424話

今日は、精神科医、ルイス・タータリャ氏の言葉を紹介します。 「出会った人はすべて、人生の教えを与えてくれる先生だと思おう。 たとえ、自分より年齢がずいぶん若い人の発言であろうと、子どもの発言であろうと、学ぶべきところはあるはずだ。 つまり、自分以外の人はみな大切な「先生」なのである。」 人に教えを乞うことは、自分の弱さを露呈することにはなりません。 むしろ、人に頭を下げられなくなったら、自己成長は止まると言っても過言ではないでしょう。 自分に文句や悪口を言ってくる

「感謝と祈り」第405話

日本には、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉があります。 これは偉くなればなるほど、謙虚な姿勢が必要という事を稲穂に例えています。 《人間は賢明になればなるほど、ますます腰を低くして他人から学ぼうとする。》(ロジャー・ベーコン/13世紀・イギリス)という言葉もあります。 世の中には、「私はあなたより知識も教養もある」といった態度をあからさまに見せて、上から目線で相手に接する人がいます。 そのような上から目線の人は往々にして、実際には賢明ではないのかもしれません。

「感謝と祈り」第370話

人生には、後世に必ず伝えたい、数々の賢者の言葉が多く存在します。 そして、どうしても伝えたい事の中に、特に大切な事を今日はご紹介します。 第一は、人間は「意識が大事」ということです。 どういう意識で生きているか。 それが人生を決定するというのです。 稲盛和夫氏は倒産したJALを 僅か二年七か月で再上場に導いたが、三万二千人の社員を入れ替えたわけではないですね。 三万二千人の意識を変えたからだということが、『JALの奇跡』(大田嘉仁著・当社刊)に克明に記されています。

「感謝と祈り」第366話

「足るを知る」とは、老子の言葉です。 「足るを知る者は富む」といわれ、自分の身のまわりにある、モノやお金、家や経歴などに不平、不満を言わず、満足することで、感謝の念が生まれ、結果として富む、という。 他人をうらやんだり、比較したりしてはいけないということでもある。 しかし、足るを知ると言っても、「発憤(はっぷん)」する気持ちまでなくなってしまってはいけない。 特に学問をする時や、何か事業を起こそうとするときなどは、「憤」の気持ちがないと続かない。 それは、他人に勝と

「感謝と祈り」第317話

《賢者は狎(な)れてこれを敬い、畏(おそ)れてこれを愛す》(小学/内篇) これは中国の儒教者である朱子が、 子供達の為に書いた修身作法書です。 「馴染みの人であっても、敬意を持って礼儀正しく接しなさい。畏れ多く近づきがたい人であっても、親しくなれるように努めなさい」という意味です。 よく目上の人には礼儀正しく振る舞うのに、年下には偉そうにしたり、呼び捨てにしたりする人がいます。 でも、 本当に賢い人は、自分のすることは結局すべて自分に返ってくることがわかっているので