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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2023年11月の記事一覧

「感謝と祈り」第544話

植西聰(あきら)氏の心に響く言葉を、 今日は引用させていただきます。 「努力しているのに、どうして私は貧乏なのか」と、訴える人がいます。 思うような収入が得られない、という事実もあるのでしょうが、収入が少ないからといって幸福には暮らせない、というわけではないと思います。 その人なりに幸せに暮らす方法はいくらでもあるのではないでしょうか? 江戸時代初期の物語作家、井原西鶴は、『世間胸算用』『日本永代蔵』『好色一代男』などの作品で、当時の庶民の生活をありのままに描きました

「感謝と祈り」第543話

人間関係の極意は、周りを幸せにする事だと最近教わりました。 その事について、小林正観さんのこんな文章があったので、皆様に紹介します。 『仏教の中に「利行摂(りぎょうしょう)」という言葉があります。 自分の行ないによって周りの人を富み栄えさせること、周りの人に利益を与えること、です。 私たちは自分の夢や希望を持ち、何か目標をうち立て、そこに向かって努力邁進するということを教え込まれました。 夢と希望はあくまでも自分の夢と希望であって、他人を利させる、他人を富み栄えさせ

「感謝と祈り」第542話

今日は、坂村真民氏の詩を紹介します。 なぜ命ある限り歩む必要があるのか、考えさせられる素敵な詩です。 そして、それは「自分の花を咲かせるためだ」と先生は仰います。 「悟り」という詩がある。 「悟りとは、自分の花を咲かせることだ。 どんな小さい花でもいい。 誰のものでもない独自の花を、咲かせることだ。」 先生がすべての人に托したメッセージです。 最後に先生が生涯のテーマとした詩を紹介します。 「ねがい」という詩です。 「人は終焉に向かって自分を磨いてゆかねばなら

「感謝と祈り」第541話

立地条件の悪い所にある旅館で営業を続けている店主が、売り上げを伸ばしたいと考え、もっと観光地である事をアピールすべきだと声を上げたと言います。 そうすれば、客がもっと観光地に来てくれて、その他の旅館も売り上げが伸ばせるはずだと考えたのです。 しかし、小林正観さんは、この考えは少し方向性が違うと話されます。 この旅館が立地が悪いにも関わらず、今まで営業を続けてこられたのは、旅館そのものが良いからなのです。 だから、宣伝に力を入れるよりも、もっとお客様が心地よく過ごせて、

「感謝と祈り」第540話

人間は嫉妬する生き物ですが、その感情の根っこに、どんな思いがあるのでしょうか。 たとえば恋人や好きな人が自分以外の人と親しくしているのを見ると、嫉妬したり、自分より優秀な人を悪く言いたくなったり。 それは、彼女・彼を「一人占めしたい」気持ちが強かったり、ライバルが大きな成果を出したとき、素直に喜べないのは、「自分のほうが上に立つ」優越感を持ちたいからでないでしょうか? そういった嫉妬の感情が生じたら、自分にこういい聞かせませんか? 「自分。器が小さいね」と。 「す

「感謝と祈り」第539話

【今日の言葉】 「自分の人生には終わりがあると知るからこそ、「いま」の時間が大切だと見えてくる。」 介護亭楽珍さん(落語家)の言葉です。 ●死を見つめることで、残りの人生をどう生きたいのかを考えるきっかけが生まれるという。 自分の人生には終わりがあると知るからこそ、「いま」の時間が大切だと見えてくるのです。 自分らしく生きるにはどうしたらよいのか、考える機会を提供するには、死や病、老後について、ハードルを低くすることが大事だと言います。 生きるとは、死ぬとは、老い

「感謝と祈り」第538話

都会の一角で、92歳になった今でも、靴職人として、毎日街頭に座って靴を磨き続ける中村幸子さん。 怪我で正座が出来なくなった現在も、座ったまま、手で靴クリームを直接靴に塗り込み、それから磨きあげるのだそうです。 何故かというと、布で靴にクリームをつけると、布の方にクリームが染み込んでしまう為、手で直接刷り込んだ方が靴が美しくなるからだそうです。 そのせいで、中村さんの手には指紋がなくなったそうですが、手は洗えばいい.…それよりもお客さんが良くなればいい、と思ってやっている

「感謝と祈り」第537話

皆さんは「これだ!」と思ったら、直感で動いているでしょうか? おそらく、私を含めて「直感で動いて大丈夫なのか?」と考え込んでしまい、動けない人が大半ではないでしょうか? 私たちはつい、やる気がないから動けないと考えがちです。 ところが、脳科学者の 池谷裕二さんは「やる気なんて存在しない。人間は、行動を起こすから『やる気』が出てくる生き物」と語っています。 やる気が出ないから行動できないのではなく、行動しないからやる気が出ないのです。 行動力がある人というと、人一

「感謝と祈り」第536話

【失敗は成功を引き寄せる】 (ロビン・シャーマ氏の言葉より) 失敗は偉大さの対価であり、失敗は大成功の必須要素です。 また、プロダクト・デザイナーで、イノベーションの権威であるデイヴィッド・ケリーは、「失敗の回数が増えれば、それだけ成功がはやくなる」とも言っています。 安全地帯をはなれ、予測されるリスクをとらなければ、成功をおさめる事は出来ないのです。 「いまから二十年後、あなたはしたことより、しなかったことにもっと失望しているでしょう」 マーク.トウェインもこのよ

「感謝と祈り」第535話

今日は、中谷彰宏氏の言葉をご紹介します。 皆さんは運という事について、どのように考えていますか? 上司に怒られた。いい事をしたのに、お礼も言われなかった。 今日はついてないなぁ.… 普通そう考えてしまいます。 でも、本当は違うのです。 ■《感謝されないことで、運の貯金がたまっている。》のです。 「せっかく、してあげた」のに、褒められないことも少なくありません。 感謝もされないのが、社会です。 そんな時は、運の貯金をしたと考えましょう。 褒められたり、感謝された

「感謝と祈り」第534話

「学ぶことは山ほどある。」 「人類がこれまで作り上げてきた知恵や美をひとつひとつ味わうのだから、これは、無限の終わりのない旅なのです。 この果てしなさに気がつくと、一生、精神的にも知的にも豊かになれるんだと、胸がわくわくしてくる。」 (シドニー・M・クリアフィールド博士/ワシントンDC)の言葉です。 20歳だろうが、80歳だろうが、学ぶ事をやめてしまった人は、本当の老人になると言う。 どんな時も、そしてどんな状況からも人は学べるという事を知ると、胸がときめくのではない

「感謝と祈り」第533話

出会いの数だけ人は成長します。 ■人に好かれたいなら、好かれようと思わないこと。 好きな人をたくさん作ること。 ■いつもどんなときも、相手のためにベストを尽くすことで、いい人間関係が 生まれる。 ■どんな人生であっても、最期に思い出すのは、出会った人たち。 どんな人に出会い、どのように接してきたかで決まる。 人を大切にする人が、満足して人生を終える。(たぐちひさと氏の心に響く言葉より) 出会いの数だけ人は成長するようです。 人に好かれようと思ったら、みんなに好かれよ

「感謝と祈り」第532話

「日日是好日」は、中国・唐時代の雲門文偃禅師の言葉です。 禅語は、私たちにとって、生きる上で指針となり、いつも大切な事を教えてくれます。 さて、様々な解釈が可能な言葉ですが、概ね次の三つの教訓を示唆しているようです。 ◎一つは、その日にどんなことが起きてもよい日と受け止めよう。 ◎二つ目は、今日は二度とないかけがえのない一日と自覚して全身全霊で生きよう。 ◎三つ目が、善し悪しの判断を超えてどんな日もそのまま受け入れよう、というものです。 人生の中には、晴れの日も雨

「感謝と祈り」第531話

人は幾つになっても、若々しくいたいものです。 そして、若さを保ちつつ、幸せでいたいと思い、「アンチエイジング」に取り組む人も多いのではないでしょうか? 帯津三敬病院名誉院長・帯津良一先生は、 「人生の幸せは後半にあり」という事をおっしゃり、八十七歳になった今でも自分なりの考えを実践されているという。 そして、それを実現するために、ある雑誌の連載の中で「ナイスエイジング」という言葉を使われました。 「アンチエイジング」という言葉が広まっていますが、いくら老いに立ち向かっ