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感謝と祈り🍀

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少しでも自分に自信を持って、楽しい日々をみんなに過ごして欲しい・・・。そんな思いを持って、毎日ひと言ずつ、私がいいなと思った言葉を紹介しています。 みんなが根っこでつながっている…
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2022年8月の記事一覧

「感謝と祈り」第88話

今日は、作家の島地克彦氏の言葉をご紹介します。 「人生で大切なことは、 一に健康、 二に話し相手、 三に身の丈の金である。」 何故なら、何百億円手にしても病気がちだったら、なんの意味もない。 まず体が健康でなければ、折角の人生を愉しむことは出来ません。 島地氏の言うように、男女問わず、年齢問わず、気の合う話し相手がいて、健康に過ごせたら、幸せを感じる事が出来ると思います。 そして、身の丈に合ったお金があれば、結構楽しい人生を送れるでしょう。 明末の幻の

「感謝と祈り」第87話

社会教育家の田中真澄氏は、自らの著書「田中真澄の88話」の中でこう述べています。 「心構えはどんなに磨いても、毎朝、ゼロになる能力である。丁度、毎朝起きたら歯を磨くように、心構えも毎日磨き直さなければならない。」 多くの人は、どんなにいい話を聞いても、一晩たつとほとんど忘れてしまいます。 その時は興奮して、よし「やってやるぞ!」と意気込んだとしても…。 だから、心構えを作るには、毎朝、毎晩、繰り返し繰り返し、自分に言い聞かせるしかないのです。 やはり最初に心構えがな

「感謝と祈り」第86話

イエローハット創業者・鍵山秀三郎氏の言葉から、今日は引用させて頂きます。 “もっと、もっと、もっと”…. 際限なく求めて欲しがって生きるのは、 「請求書の人生」であると、鍵山氏は 知人の有吉説志さんから教えて頂いたそうです。 有吉さんは、幼い頃お祖母さんから、 寺社にお参りした時は 「ありがとうございます」と 請求書ではなしに、領収書のお参りをしなさい、と教えられたのです。 そして、もっともっとと、お願いばかり要求するのは、「請求書の人生」だと言います。 既に沢山のも

「感謝と祈り」第85話

禅と深い関係にある「茶の湯」には、「一期一会」という言葉があります。 この言葉は、あなたと会っているこの時は、再び訪れることのない、たった一度のきりの大切な時間なのだ、という意味なのです。 どんな時も、そのことをしっかり心に刻み、相手との時間を大切にする姿勢でいたら、相手に対する感謝の思いが自然に湧き上がってきますね。 「誰かと出会う」という事は、そこに「縁が働いている」ということです。 約77億人と言われる世界の人口から、出会い率のようなものがあったら、そのパーセン

「感謝と祈り」第84話

「忙しい」「時間が足りない」と思ったり、口にした事はありませんか? そう感じているビジネスパーソンは、とても多いと思います。 特に日本人は勤勉ですから、仕事のしすぎはあるにしても、時間的な余裕が持てないというのが実情だと思います。 そんな時、皆さんはどうされますか? どうしても今日やらなくてはいけないという事でもないし、明日やればいい...と思ってしまう時もありますね。 でも、ある方がこんな風におっしゃいました。 今日やるべき事を明日に持ち越せば、明日の時間はその

「感謝と祈り」第83話

先日、世界的なファッションデザイナーの森英恵さんが逝去されました。 追悼の意味を込めて、森英恵さんの言葉を紹介します。 森先生の思い出に残っている言葉とは、こんな言葉だとある対談で語っておられました。 女学校の時、 校長先生が「日々新」という言葉を教えてくださいました。 中国古典の『大学』に出てくる言葉です。 その時はなんか野暮ったい言葉のように感じましたが、今はとても大事にしています。 ファッションデザイナーという職業は、少しばかり時代を先取りしながらつくってい

「感謝と祈り」第82話

皆さんは、あるがままって、どういう事だと思いますか? 目の前の事に全力を注ぎ、自分の持てる力を出し切る…という事は本当に素晴らしい事です。 とてもあっぱれな生き方だと思うし、そういう人を見ると、心から尊敬したくなります。 でも、仏教の教えの中で、一つだけ知っておいた方が良い事があります。 それは…. 世の中には、自分ではどうにもならない事がある、ということを知っておく事です。 どうにもならない事は、やはりどうにもならないのです。 それを無理矢理、自分の力を信じて

「感謝と祈り」第81話

日本を代表する経営者の稲盛和夫さんは、より良い人生を生きる為に、 「毎日繰り返し反省し、実行せよ」と ことある事に仰っています。 なぜなら、人は言う事と、やっている事が違ってくる生き物だからだからです。 心はかくありたい...と誰もが思いますが、それを実行に移すとなると、とても難しく、どんなに立派な事を言っても、人は忘れてしまいます。 だから毎日反省する必要があるのです。 そして繰り返し稲盛会長は、このように仰っています。 「反省のある人生でなければいけません」と

「感謝と祈り」第80話

人に評価される1番のポイントは、皆さんは何だと思いますか? それは、いつも明るい笑顔でいることです。 でも、いつも機嫌良く、明るい笑顔でいられるかといえば、そういう訳にはいきませんね。 人生は色んな事が起こるから、いつもニコニコという訳にはいかないのです。 でも、人の前に出たら、私はニコニコする事が出来ます…という人がいます。 いわゆる営業スマイルですね。 全く笑わない無愛想な人よりはいいかもしれませんが、果たしてそういう人と皆さんは友達になりたいでしょうか?

「感謝と祈り」第79話

日本人、特に江戸時代の人達は、 「人間一生、物見遊山」という考え方があったそうです。 命は神様から授かった大事なもの。 だから、「(自分の)命を粗末にするんじゃない」という発想になる。 先に述べた物見遊山とは、気晴らしに見物して遊び歩くこと。 つまり、今でいう観光旅行。 「生まれてきたのは、この世をあちこち見物する観光旅行のため」だと考えていたから、食べられるくらい働いて、あとの時間は楽しんだ。 そういう発想で、この世を楽しみ、働ける時は真面目にコツコツ働

「感謝と祈り」第78話

昨日は長所に目を向けると良いというお話を、船井幸雄さんの言葉と共に紹介しました。 短所に目を向けず、長所を見る癖を普段から持ちなさい…と自らの実践を通して教えられた気がします。 難しいからこそ、その癖付けがとても大切で、7つ褒めた上で、1つくらいの指摘で丁度良いのだそうです。 船井先生もそうですが、素晴らしい成功者に共通している点があります。 「不得手なことは、できる人に任せることだよ。何でもできる人間なんていないよ」 この言葉の中に、誰かに助けてもらう事、任せる

「感謝と祈り」第77話

人を伸ばすには、褒める事が最も効果的だと思います。 でも、ついつい人の悪い面や短所に目がいきがちですね。 特に子供や部下を良くしようと思えば思うほど、ついつい小言の一つも言いたくなってしまいます。 でも、人は悪い事を指摘されて、直そうという気になる人は、殆どいません。 それどころか、やる気を失ったり、落ち込んでしまう事が多いのではないでしょうか? では、どうしたら、人の良いところを効果的に伸ばせるのでしょうか? 経営コンサルタントの船井幸雄さんは、人を伸ばすには、

「感謝と祈り」第76話

人生の舵は自分で握っている… 斉藤一人さんは、このように仰っています。 嫌な人生も、過酷な状況も、全て自分のシナリオとして自分が選び、そこで学ぶ事で、魂の成長を遂げる事が出来る。 でも、いくら自分が選んだシナリオだからと言って、そこで一生我慢する必要はないのです。 「人生の舵」は自分が握っているのだから、そこから面白みを見つけて努力すればいい。 世界の偉人は、大抵どん底から這い上がって、自分の人生の舵を良い方向に向けた人達です。 野口英世も、福島の貧しい家に生まれ

「感謝と祈り」第75話

今日は、小林正観さんのお話をします。 正観さんは、人生は自分でシナリオを書いて、この世に生まれたのだから、自分の力であれこれしようと思わず、淡々と生きるのが良いと言われました。 それについては賛否両論あると思います。 私は半分はそうかな〜と思ったりしますが、やってみたい事が有れば、チャレンジした方が良いと思います。 人生は一度しかないから、やらないよりは、失敗してもやってみた方が、色々学べるし、それによって成長出来ると思います。 ただ、正観さんの仰った事は、自分の人