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新卒がコーチング体験講座を受講したレポ

はじめまして、ゆむと申します!
この4月から新卒エンジニアとして働いています。

入社後初めての1on1で「将来的にマネジメントに興味あります!」という話をしたところ、コーチングを学ぶことをお勧めされたので今回無料体験講座を受講してきました。

コーチングとは何なのか全く知らない状態から、1時間半の講座を受けてほんのちょっとだけわかるようになったので学んだことをまとめてみます。

✏️ 講座の内容

今回は、銀座コーチングスクール(GCS)のコーチング無料体験講座に参加しました。
開催日程が多く、オンラインで受講できるので気軽に参加できます。

当日、緊張しながらzoomに入室したところ、なんとその回の受講生は1人でした!
もっと大人数でがやがやしているものだと思い込んでいたため驚きましたが、コーチの先生と1対1で心置きなく質問することができました。

1時間半の講座は、自己紹介、コーチングの概要の説明、開催しているクラスの紹介、そして実際に私がコーチになってコーチングをしてみる(!)という流れで進みました。

短い時間ではありましたが、受講後にはコーチングに対する解像度がかなり上がっていました。

👩‍🏫 コーチングとは

ここからは学んだ内容を共有していきます。

まず、コーチングとは一体どのような行為なのでしょうか。
恒例のChatGPTに聞いてみました。

コーチングは、個人やチームの成長や目標達成を支援するためのプロセスです。コーチングでは、コーチとクライアント(またはコーチ対象者)が対話を通じて共同作業し、クライアントの目標設定や自己認識を促し、行動計画を策定することが行われます。コーチは、クライアントに対して問いかけやフィードバックを通じて洞察を深める支援を行いますが、解決策やアドバイスを与えることはありません。コーチングは、パフォーマンス向上や自己啓発、キャリアの発展など様々な領域で活用されています。

もうこれ以上補足することもない気がしますが…😂

講座では、コーチングは以下のような流れで行うと教わりました。


  1. クライアントが今抱えている問題について話す

  2. コーチが聞いた内容を元に質問をする

  3. クライアントはその質問を受けて、頑張って回答を考える

  4. 質問→回答を繰り返す中で、クライアントは気づきを得る


興味深かったのは、コーチはクライアントに対して指導やアドバイスはしないということです。
コーチはクライアントを受け止め、クライアントの気づきを引き出す存在なのです。

コーチングを行う上で、コーチ側が特に意識しなければいけないことが二点あります。
一つは「クライアントに信頼してもらうこと」、もう一つは「クライアントの内省を促すような質問をすること」です。

クライアントに信頼してもらうこと

クライアントがコーチに対して恥ずかしさや見栄を張らなければという気持ちを持っていると、事実と異なることを話してしまい、問題解決にはつながりません。

そうならないために、コーチはクライアントに信頼され、なんでも話せる存在になる必要があります。
傾聴力を磨き、クライアントを肯定する姿勢を示すことで、クライアントからの信頼を得ることにつながります。

クライアントの内省を促すような質問をすること

クライアントは自分では考えもしないような質問を受けることによって、自身が抱えている問題について改めて深く考え、結果として気づきを得ることができます。

いきなりそのような的確な質問をするのは難しそうですが、実際のクラスでは受講生同士でコーチングをすることを通して質問力を身につけていくようです。

🏢 マネジメントとコーチングの関係

さて、私は将来的にマネジメントに活かしたいというモチベーションで講座に参加したわけですが、コーチングを学ぶとマネジメントにおいて具体的にどのようなメリットがあるでしょうか。

ぱっと思いつくのは、1on1に活かせそう、ということかなと思います。
傾聴力や質問力を身につければ、1on1を通してメンバーのモチベーションアップに繋げたり、積極的な行動を引き出すのに役立ちそうです。

一点、気をつけなければいけないのは、お金を払ってコーチングを受けに来るクライアントと、1on1を受ける会社のメンバーのモチベーションは異なるということです。

クライアントはお金を払ってでも問題を解決したいという強い気持ちがあります。
コーチに対しても一定の信頼を寄せているでしょう。

一方で、会社のメンバーは1on1に対してそれほど強いモチベーションがないかもしれません。
上長に対して悩みを何でも話せるという人は少ないのではないでしょうか。

その問題を解決するためには、兎にも角にも信頼関係を築くことが大事だそうです。
まずは、メンバーに対して「指導やアドバイスをする時間」と「コーチングをする時間」を明確に分けるところから始め、コーチングの時間であれば何を話してもいいんだ!という信頼を得ていく方法が有効とのことでした。

🌱 新卒が活かせそうなこと

では、私のような今すぐマネジメントに携わるわけではない新卒が今コーチングを学ぶ意義はあるのでしょうか。

いくつか、すぐに活かせそうなことがあると思っています。


  • 日々のコミュニケーション

  • 1on1を受ける姿勢

  • セルフコーチング


まず、日々のコミュニケーションに活かすことができそうです。
先日『人は聞き方が9割』著者の永松さんの講演に参加したのですが、要約すると「人はコミュ力が大事であり、コミュ力とは聞く力である」ということを仰っていました。
コーチングで聞き方=コミュ力を磨けば、仕事を円滑に回したり色々な人と仲良くなることができそうです。

また、1on1を受ける姿勢も改善されそうです。
コーチングを受けた経験を踏まえて、1on1を受ける際に自分が抱えている課題や自分の考えを持っていけば、より実りのある時間を過ごすことができそうです。

さらに、セルフコーチングを行うこともできます。
セルフコーチングとは、自分自身に対してコーチングを行うことです。
クライアントの問題解決を促すコーチングのスキルを自分自身に向ければ、自らが直面している問題の解決を自分で行うことができます。

🌟 今後について

今回の講座を受けて、もっとコーチングを学んでみたいという気持ちになったので、今後はPEER+というコーチングプログラムを使って学んでいく予定です!
そちらも始めたらまたnoteを書こうと思います。

このnoteが少しでもコーチングに興味がある方の参考になれば幸いです!

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