10年前より今の自分が好きですか?

(2018年8月のメルマガより抜粋)

先ほどの続きとなりますが、袋田の滝の同じ場所で撮った10年前と今年の写真をFacebookに投稿したら、10年前の私と比べて「随分変わったね」的なコメントがチラホラ・・・

確かに、ちょうど30歳前後の結婚・出産以降は、自分のことは二の次になりがちだったのは否めないですねー

20代独身の時でさえも、お化粧知識ゼロで、毎日ほぼノーメークでしたが、若さの威力はハンパなく、なんてことなく過ごしていました・・・

でもそのまま30代になり、仕事もあり家庭もあり子育てもあり、自分の楽しみよりも家族優先、時間優先になり・・・自分のケアよりも子どものケアが優先になり・・・

「もう誰が見てると気にする歳でもないし」「自分が我慢したらすべてうまくいくし」と見た目も心も、大して気を遣うことなく過ごしてました。

で、転機となったのは実は中国駐在。

すこーしずつ子どもが大きくなり、現地で幼稚園に通うようになって自分時間ができて、自分の好きな語学を学ぶ時間を持てるようになったり、中国ではとても手軽に「エステ」を利用できるので(日本では「エステ=セレブ」で自分とは縁遠いと思ってました)美容院に行く感覚で夫に子どもを預けて
気軽に自分の癒し時間を持てるようになったり。

日本でワーママしていた時は、色々実父母・義父母にお世話になりっぱなしだったのが、中国での子育てでは自分ひとりになるので大変かと思いきや、自分で決めて・自分で行動して・自分で責任を持てる子育ての方がずっと気が楽だったり。

そして、今となれば世の「当たり前」の域だと思いますが、子育てにしろ、自分自身の心にしろ【自分を満たすこと】が自分はもちろん周りにとってもイイと知り始めてからは、最初は罪悪感も多少ありつつも(フルタイムで働いていない)自分のために時間とお金を使い、自分は何を感じているのか・どんな気持ちなのかに注目し、少しでも自分が気持ちよく・イイ気分でいられるように。

日々、微調整しながら感謝の日々を過ごしています。

そんな30代の紆余曲折を経て、あと1か月で41歳になる私も「今の方が若くてキレイ」と言ってもらえたのカモ!と解釈しました。

実際、今の自分の方が私は好きです。

以前は、愚痴や文句モード満載な思考でしたから・・・。

いや、本当は当初からそんな思考は自分でもイヤだったんです。

私が子どもの頃から父も母もいつも何かしら文句や愚痴を言っていて、互いに言い争うようなこと・他人の批判をすることが多くて、相手の話に「イイね!」よりも「そうじゃなくて」できり返す会話。

常に否定され、反論されることばかりだったので、「認めてもらいたい」という想いは強かったです。

当時、引き寄せの法則は知らなくてもちゃんと適用されていて、文句を言ったり、イヤな気持ちでいるのですから、思うようにことが進んだとしても「運がイイ!ラッキー!」ということよりも「自分で粘り強く努力して得た!」がフツーになっていました。

こんな風にこれまでずっと「頑張って」「努力して」やってきましたが、今はすこーしずつ、すこーしずつ、肩のチカラを抜いて、自分の気持ちに正直に、自分のやりたいこと・望むことにフォーカスして流れに任せることにしました(「何もしない」ではなくピンときたことには行動もしますヨ)。

そしたら最近はちょいちょい偶然ラッキーなことも多いです♪

確かに生きていれば色んなことがあって、他人からイヤな気持ちにさせられることもあれば、自分で自分を「~ねば」「~べき」と窮屈にしてきたこともありましたが、いつからでもどこからでも自分の思考や気持ちを自分でコントロールすることはできるし、相手の思考や気持ちは相手の課題(課題の分離)と捉えることが出来れば何も怖いモノなしで人生送ることができる☆

そうすると、私のように「頑張る!」ことだけでなんとかするのではなく、ちゃんと世の中のイイ流れが味方をしてくれて、周りの人々も協力してくれて、「うれしいなぁ」「ありがたいなぁ」と思える毎日に自然となっていくのだと思います。

お子さんが小さいうちは、自分のことがある程度二の次になるのは仕方なし。それも自分で選択している分には「苦」ではないはず。

そして子どもは成長し、関わり方は必ず変化します。

自分の思考・気持ちを自分の望む方向に微調整するコト、自分を大切にするを少しずつ自分の人生に取り入れるコト、湯本もすこーしずつやっていきたいと思っています。

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