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うなぎのパワーで裁縫をした日

今日の昼は、友人夫婦とうなぎを食べに行った。暑い中、20分ほど歩いたところにある老舗のうなぎ屋さん。初めて行ったがとても混んでいた。友人曰く、小津安二郎の世界に紛れ込んだよう。
うなぎは絶滅が危惧されており、食べることに若干の抵抗があるが、美味しいので結局一年に一回は食べている気がする。
ふっくらして、優しい味付けでほっとする味だった。ボリュームもあり、大食漢(女性にも使う言葉ですか?)の私にも満足であった。そして思ったより高くなかったのでよかった。地方住みのいいところである。

帰ってからはしばらくゴロゴロしていたものの、おやつにチャイを飲むために牛乳を買いに行き、チャイを作った。クローブ、シナモン、カルダモンと一緒に紅茶を濃く煮て、牛乳を混ぜ温め、火を止めて砂糖をたっぷり入れる。コップに注いでからチャイマサラをかける。このマサラはこの間、海の方のカレー屋に行った時に買った。チャイを作る時に使うのかと思いきや、できたチャイにかけるという使い方をするらしい。もうすでにスパイスと煮ているのに、謎である。ただ、もっと色々なスパイスが入っているようなので、より複雑な味にしている気がする。友人が作ったチョコレートチャンクのマフィン、母の作ったビスケットとアイスをお皿に盛り、チャイと一緒に食べた。うなぎパワーとチャイとチョコレートチャンクの甘さできまった私は、やっと裁縫をする気になった。

友人の誕生日に大きなトートバックを作ろうと決めていて、布を買ったのは多分、去年の冬。友人の誕生日は2月末だったが結局めんどうでめんどうでできず、今日になった。今日までに友人にも会ったけど当然できていない誕生日プレゼントは渡せず。この度今度9月に友人が泊まりに来てくれることになったので、それまでには作らなくては、ということでお盆休みに作ろうと思っていた。というかお盆の時間のある時に作らないと一生作らないだろうと考えていた。それくらい面倒だった。裁縫はやり始めたらあっという間なのだけど、やり始めるまでがとにかく億劫である。でもできあがったらとにかく幸せで、私は裁縫が好きだと思う。そして、もう作るのはしばらくやめようと思う。
そしてまた、元気になってくると良い布を買って何かを作ろうと思える。そして布を買って、元気になったらまた作るのだろう。裁縫は私の元気のバロメーターのようなものだ。

昼に食べに行ったうなぎ、うなぎがご飯の下に二重に入っている。豪華、そして美味。奮発。ちなみに漬物も美味しかった。
友人の作ったチョコレートチャンクのマフィン(大きい型で一気に焼いて、後から切って作る)、
バナナ豆乳アイス、白崎さんの三角ビスケット
友人の誕生日に作った袋物。
布のデザインは、野菜畑で採れた食材がご馳走となって食卓に運ばれてくる収穫期がインスピレーションの「ナーティット(根菜の葉)」を意味する Naatit (ナーティット)プリントの コットンパナマファブリック。とのこと。収穫とか豊作とか、秋冬のそんなイメージみたいです。白い夏の花ってかんじも私にはするけど。
上の袋の裏地は深緑の無地のコットン。内側にポケットをつけた。

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