記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

『福田村事件』@シネ・ヌーヴォ

映画「福田村事件」を大阪九条の シネ・ヌーヴォ にて。
森達也監督、井浦新さん、森将栄さんの舞台挨拶回でした。


1. 『福田村物語』ネタバレ感想

猜疑心、劣等感、罪悪感、不満、鬱屈…を溜め込んでしまっていると、有事の際に噴出してしまうのかな。 分厚いパンフレットには脚本も。じっくり読んだ。本編ではカットされていた場面も。

他の方のツイを見て、割と長めの作品だったのか、と後から気付いた。そう言えば舞台挨拶の時にシネ・ヌーヴォの支配人さんもそんな事を仰ってたな。冒頭からじわじわと惨劇への兆しが積み重ねられ気を抜けるところがほぼ無いので、息つく間も無く気が付いたらエンドロールが流れていた。

以下、ちょっぴりネタバレ有りなので、未見の方で、ネタバレNGの方は、回れ右でお願いします。

弱々な主人公や町長を見て、結局最後は「行動」するヤツが強いんだなと思い、それって映画の中に限らず日常生活でも痛感するよなと。

「綺麗事」を言う事は悪いことではない。いや、多分、良いことだと思う。
でも「言う」だけじゃ駄目なんだろうなと改めて思った。

断固として行動しなければ、結局イザと言う時には屁の突っ張りにもならない。そしてイザと言う時には「お願い」なんてしても無駄なんだろうと思う。だって妊婦から「子供だけは助けて」と頼まれて、それでも殺しちゃうんだよ。そして集団が狂気に駆られた状態なら、そんな事も起こってしまうだろうなと納得出来てしまう自分が居るんだよ。

自分が加害側にならないためにどうすれば良いのか。
自分が被害側の立場に追い込まれたらどうすれば良いのか。

正解なんてないんだろうけど、一人一人がそれを考えることで、そんな事態が引き起こされる確率を下げることは出来るのかも知れないな、と思う。

2. 周辺食べ歩き

2-1. Asian kitchen cafe 百福 (モモフク)

こちらは前回、『ミャンマー・ダイアリーズ』を観に来た時に寄ったお店で、今日は梅田での催事に出店とのことで開いてなかったのだけど。

カオソーイ美味しかった!

本格的なカオソーイ、アジアンな雰囲気。でも支払いの段で「はい、いっせんまんえん!」と言われて、嗚呼ここは大阪だった、と思い出した。

2-2. 寺尾食堂

なかなかボリューミー。「ポークチャップ」てメニュー名が良いですよね!
店のおいちゃんは、やや愛想悪い…様な…?
私、何か気に障るようなことやらかしたのかなぁ^^;

カウンター席しか無かった、かな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?