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退職までの備忘録(おまけ)その後の話

退職後もいろいろあったけど、ようやく落ち着いた気がするので振り返ってみる。
退職後の後始末がうまくいかなかった話と、改めて会社が合っていなかったんだなと実感した話の二本立てです。

1.退職後のなのにメンタル崩壊寸前(笑)

↓こちらに記載の通り、チーム長から「退職後でもTeamsとかZoomなら打合せできるよね?」とご提案いただいた状態で退職。

社畜マインドでそれを承諾してしまった自分も悪かったのだが、10月半ばごろ担当者よりLINEで「作業の進め方がよくわからないので一緒に作業しに来てもらえませんか?」と送られてきた。
すごく、カジュアルに、LINEで。

・・・は?

そこに居た身なので忙しさは理解しているけど、おそらくろくにマニュアルも読まずに時間短縮のため連絡してきているのが見え見えだった。
「まずはメールで不明点をお送りいただけますか?」と返信したところ、「わかりました。ただ過去分も集計も間違ってそうなので一緒に見てほしいです。」とのこと。
集計方法もよくわからなのになぜ過去分が誤っているのがわかるのか?と思いつつも、過去の責任まで負わされるのか?と考えてしまい、鬱。
その後、質問が送られてきたが、どれもマニュアルに書いたはずのことだった。。。

週末も過去の集計誤りがずっと頭の片隅に引っ掛かり、鬱々と過ごしてしまったので思い切ってチーム長へメールを送ってみた。
オンラインや対面打ち合わせという話もあったが情報管理上不味いのではないか?過去の集計誤りの可能性についても指摘されているがそこも私が責任を取って確認をしないといけないのか?という主旨のことをお送りしたのだが。
返信でまず最初に記載してあったことは「会社のメールからフリーメールへの送信は情報管理上不味いのでSMSで連絡をください。」

・・・は?

フリーメール云々もそうかもしれないけど、退職者と対面打ち合わせを行うことに関してはどうなのだろうか。
チーム長と担当者で話をしてみるとのことだったが、その後もやっぱり一度でいいから出社して欲しいと言われた。
一度行ってしまったら永遠に呼ばれるのでは?という不安と、辞めてまでしても責任を負わされるのか?と考えてパニック気味になったため、ここは絶対折れてはいけないと何度もお断りをさせていただいた。
そしてメールで質問を送るということで落ち着き、担当者から送られてきた質問リストに1時間弱かけて回答を作成して返送し、ふーっと一息ついたところで担当者から即返信。
「やはり対面でないとわからないこともあります。ご希望の場所をご指定いただければお伺いします。」

・・・は?

もはやホラーである。
会社に行くのが嫌なのではなく、もう君たちと顔を合わせて辞めたはずの仕事の話をするのが嫌なんや…
半泣きになりながらPCを無理やり切り就寝。
翌日同期の友人に誘われてキンプリのコンサートへ行くことになっていたので、その場で友人に相談すると異常すぎるとドン引きされた。
週明けその子から人事の相談窓口の連絡先を教えてもらい、早速相談。
泣きながら状況を話し、人事から部長に状況を説明し、部長からチーム長へ対面打ち合わせではなく照会はメールでするよう指導してもらう、という流れで進めていただくことになったのでした。

これで打ち合わせからは解放されるけど関係は泥沼だなー仕方ないけど、と思っていた翌日、チーム長より突然「お気持ちはわかりましたので打ち合わせは不要。チーム内で再度確認し不明点を洗い出すのでそれだけ回答いただきたい。過去の件は一生懸命やっていただいた結果なのでそれを今から責任を問うことはしない。」という主旨のメールをいただいた。
どうしちゃったんだろう??と目を疑ったけど、このごたごたが発生してから「魔除」のお香をこれでもかというぐらい焚きまくっていたから円満な方向に導かれたのではないかと勝手に思っている。
↓「魔除」についてはこちらにも記載。

そんなこんなで相談窓口に連絡し、部長経由の指導は一旦保留としてもらった。
結局、チームの人たちも私が頑なに拒んだことで相当お怒りでもう関わりたくないと思ったのか知らんけど、後でまとめて照会させてもらうと言っていたメールも来ず、四半期処理が必要だった先月月末も特に照会は来ず。
相談窓口からありがたいことに何度かフォローアップの連絡をいただいたけれど、先日「もうこれ以上連絡は来ないと思います」とお礼の連絡をしておいた。
どっちにしろきれいな形でのお別れにはならなかったけど、これでよかったと思っているよ…

2.そもそも会社と合っていなかった自分(笑)

少し前に以前お世話になった方の偲ぶ会的な会合に行ってきた。
故人にはお世話になったけど、会社とは関わりたくない…そんな気持ちでいたからか、前日夜から右足親指の負傷箇所がなんだか気になりだして、当日は久しぶりのパンプスのせいもあり負傷箇所を中心に痺れる感じがして辛かった。
献花をした後、なんとなく人が集まっているところで何人か知っている人を見つけた。
顔見知り程度のおじさんたちは目が合っても目の前の偉そうな人とお話をしていて私のことなんて無視。まぁこの会社ではよくあること。
ただ、同じ職場にいたこともあったお姉さんにも同じことをされてちょっと悲しかった。いや、だいぶショックだった。
目の前の人と話続けていただいて構わないけど、こちらが会釈したらそれに目線で軽く返すぐらいもできないのか…こんな会社だったのか。。。
姉さんもいつの間にかすごく出世されてしまったもんな、と思ったが、やはりこの会社は年功序列!上の人に従います!みたいな人じゃないと出世できない会社なんだなと、会釈ひとつで考えてしまった自分は被害妄想とコンプレックスの塊かもしれないけど。
帰り道、なんとなくそんなショックを引きずっていた。

典型的な古い体質の日本の大企業って感じの会社だとは思っていたけど、こんなところにもその部分を感じてしまい、あ、やっぱり自分には合っていなかったんだなー、よくこんな長きにわたって耐えた!!!と実感。。
とりあえず、長い間頑張ったことと、無理やり迎合することなく退職という手段を選べた自分をいまは讃えたいと思う。

それに気づいたら家までの帰路は急に足取りが軽くなり、負傷していた足の痺れもなく地に足が付いている気がした。

これにて元会社とのご縁は終了したと思っている。
さ、ここから改めて自分の人生を楽しもう。
特にオチもない長い話に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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