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退職までの備忘録③~いい人は多いけど。~

2020年5月7日より復職。
病み上がりだったので最初は10時~15時勤務だった。
チーム長は偶然にも入社時から知っている方だったことがとても心強かった。
業務内容としては、海外転勤になるはずだった方の業務を定期異動で異動してきた姉さんが引き継ぐはずだったが、それを私も一緒に引き継ぐことに。
海外転勤になるはずだった方はコロナの影響で1年間留め置かれることになり、引き継ぎ的には大変助かったけれども。
姉さんが問題でしてなぁ・・・
私がここに配属されず、姉さん一人で転勤予定の方が予定通りいなくなっていたら間違いなく回っていなかっただろうと断言できる。。。

姉さんとの相性も問題で。
4か月病欠からの復職時短勤務となれば、だいたいメンタル明けって察しがつくと思うのだが。
顔を合わせて3日目ぐらいで、人のスケジューラーをくまなくチェックされ、忘れないように入れておいた通院予定を見て「病院はどちらの病院に通っているんですか?」と極めてパーソナルな質問をされる。
「は?関係ないだろ。」と思いつつ、にこやかに対応してみたが、ここからこの姉さんは無理という感情は退職までほとんど変わることなく続くことになる。
ご本人は全く悪気はないということに気付くのもだいぶ先の話。
挙げればきりがないのだけれど。
 ・人のスケジューラーをめっちゃチェックしている。
 ・スケジュール以外もチェックされていて、しれっと真似される。
 ・私が残業していると、暇つぶしをしてまでも先に帰ろうとしない。
 ・何か聞いてくるときに距離感が近い(物理的に)。人のPCを勝手に触る。(私はパーソナルスペース広めなもので)
とか。この辺にしておく。
とにかく感性が合わなくて。
時間を経るごとに少しずつ慣れてきて対応できるようになっては来たけど、感性が合わない部分が多すぎて最後まで優しくできないことが多かったです。
ごめんなさい。

姉さんを除けば。
チーム長も、仕事を教えてくれる人も、ペアのような形で一緒に仕事をすることになった若手男子にも、恵まれていたと思う。
ただ、時短だったころはまだ気づいていなかった、ブラック職場だということに。
徐々に勤務時間を延ばし、10月頃からは通常勤務に戻っていたと思うのだが。
姉さんが仕事ができな過ぎてその分自分へ回されている業務が多くなっていると気づいたころには普通に定時が19時という状況になっていった。(他の人はもっと遅くまで残ってる)
でも在宅と併用しながらだったのでなんとか家のことも回せる状況だった。

が、

年明けになると次年度予算策定やらなんやらで終われない。
終わらない。
気づくとPCログオフ制限ぎりぎりの22時まで働いていることが多くなったのであった。ぐは・・・

さらに2月。
締め切り直前になるとついに週末の「自己学習」にも手を出さないと回らない状況になる。
あれ?おれ、病み上がり枠人員カウント外なんじゃなかったっけ?という疑問を抱きつつ、2月中旬にいったん業務が落ち着いた。
そのタイミングでチーム長より伝えられる。
「次年度から通常勤務でイケるかって人事に聞かれてるんだけど、人員化すると異動しないといけないから、せっかく業務覚えたんだしここにいた方がいいよね?」
はぁ、まぁそうですね。と答えたような気がしたけど、それにより業務は通常の人員並みにこなしているにも関わらず、人事上は病み上がり人材(人員カウント外)のままとしてチームに都合よく扱われていることに気付くのはしばらく経ってからなのであった。

つづく。

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