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【2017.02.07】NSP、雨続き、ブラック中小企業みたいな労働時間、間接的に鼓舞(2,014)

午前中に郵便局まで出かけ、妻の分も含めて書類を郵送するのに加えて、時折届いてしまう前住人宛ての郵便物の対処方法も伺う。

同じUSPSであっても、街によって細かいやり方に違いがあり、過去の街では通用した、単純にバーコードに斜線を引いて「Not at this address」と書くやり方が、現在の街では通用しない。既に何通か、戻ってきてしまった。

なので局員に直接やり方を聞くと、「あなたの住所を丸ごと塗り潰して、横にNSP(=No Such Person)と大文字で書き、それを相手先の住所に矢印で繋ぐ」というもの。この略称、初めて聞いた。National Ski Patrolでも、Ninja Sex Partyでも、日本のフォークバンドでもない。とりあえずやり方が分かったので、良かった。これで今後は、その辺の郵便箱からでも投函できる。

昨日に続いて今日も朝から、土砂降りではないにせよ曇り空に覆われ、ポツポツと雨が降っている。

ここ最近の平日は、朝6時起きで、朝食を摂りながら3~4時間ぐらい仕事に集中するのが続いており、途中でお昼休みやら中休み(ツイッターに書き込んだりする瞬間は相当余裕がある証拠なので、そのタイミングで通話希望等をもらえれば、直ちに対応可能。応対と対応の違いに良く、迷わされるが……)なども取りながら、夕食の支度を始める6pm前には大体の流れが一段落といったところ。

妻も現在関わっているプロジェクトの3月半ばの納期が近づいているせいか、7am起きで準備をして9amに自宅から電話会議→10amには支度をして出勤→8pm頃に帰宅→夕食と入浴後、作業部屋に向かい、2am頃まで部屋の灯りが点きっぱなし、とまあ、中途半端なブラック中小企業の会社員みたいな状態になっている。

妻の勤めている会社は会計の分野においてはかなり大きい所で、アメリカは大企業ほどに労働時間の制約に厳しい(超過業務と残業代が、起訴の良い材料になるため)と良く言われているが、妻いわく、長期間勤務をしていて新人教育を可能な人材が少ない事と、特にアメリカ人のスタッフはすぐに辞めてしまう事から、会社にとって必要不可欠な存在になってしまったそうだ。

おまけに、基本的に仕事馬鹿なので、まあこれは私も同様だが、あれこれ任されてしまうとついムキになって、必要以上に働いてしまう所がある。

まあ妻いわく、「I'm so busy.」「So suffocating.」を口癖にしていても、1つの会社勤めで目標は明確だから、逆に目前のプロジェクトに集中できるそうで、私みたいに複数の相手からバラバラの仕事を請けるのは無理だとも言っていた。

確かに今の私は定時勤務状態では無い。が、入ってきた仕事に対してその時、その瞬間で多大な集中力を要するので、疲労度で言うと定時勤務よりも大きかったりもする。

ただどんなに忙しくてもここ4カ月ほどは、このブログと言うフォーマットを使って、1日に一度、ほぼ決まった時間に、文章量に関係なく、自分と関わりのあるひとたちに向けて「生きてますよ!」メッセージを送るのを、欠かさなくなった。

前にも数名から「ブログが毎日ほぼ決まった時間に更新されているし、何らかの面白いネタを放り込んでくれるから、安心して読める」と言われて、それがそもそもの狙いなんですよ、と軽く返したが、特に私は、読み手を無意味に不安にさせるような思わせぶりな文章をオープンな場所で投げるのが嫌いなのと、自分の好む行動のパターン化が苦手ではないので、必然的にこうなった。

一見無茶苦茶書いているようで、自分と関わりある人間が少しでも目を通す可能性のあるオープンな場所、それこそこのブログだったりツイッターだったりでは、物書き趣味欲の満たし&ネタ共有&生存報告であっても、出来るだけその人たちには余計な部分で不安を抱かせないよう、単語選びの時点からあれこれ考えていたりもする。

また私は常に文章で人を笑わせたいとも考えており、普段からコッチの風刺トーク番組ばかり観ているのもあって、ノリというか方向性は、ある意味で日本のお笑い文化でもある自虐方面とは逆。マジョリティを疑い、不自然な事象に突っ込んで、何とかそれらを笑いに変えられないか頭を回転させる。だからこそ、「どんなに中身が無かろうが、仕事疲れが吹き飛ぶ」と言ってくれる知人がいたりもする。そして知人のその一言で、毎日でも更新をしていこう、との動機に繋がるわけだ。

そして「毎日、ほぼ決まった時間」というのが、とりわけ時間の限られている社会人の方々に、惰性で楽しんでもらえる要素だ、とも思う。私としても、実質、違う国に住んでいようが日々、ストレスやらプレッシャーと戦っている人たちを間接的に鼓舞したいし、ちょっとでも娯楽を与えられれば、それに越したことは無い。

今後も基本、その軸がブレることは離婚でもしたりしない限り無いだろう。I 抱き着く mai waifu every night.  C'est si bon.

というのを、夕食支度前に時間がけっこう余ったのをいいことに適当に考えては、第三者に読んでもらえるように文章化したところで、(一度推敲してから)オンラインに投げ込むとする。