メッシュワークの学び #10(番外編)

ゼミ2期生にお邪魔してのメモ。

2期生の皆さん:
人間を真ん中に置いたお酒の場の人間模様
時間がある中で模索する
リモートにおける職場の真相のようなものを知りたい
上滑り感のある職場、その辺りの好奇心
薄っぺらな感じを、人類学で問いを高めたい
遊びの要素、逸脱、赦すこと

…どれも面白くて好奇心をくすぐられる。
この問いが立ったところから、やはりスタートするんだなと実感する。

えみさん:
問い、支援、チームを知るを観察するを通じて
ベトナムの人々との暮らしと働く。

生きているところがフィールド
言葉だけではないんだな

メンバーの裏側に人間関係が内在していた
コンテクストに乗っているものはなにか
眼鏡のフィルター

いっちーさん:
人類学の贈与論
シェアハウスの体験、食器放置問題から関心の移り変わり
論文書きつつ、シェハウスをまた展示、広がり

…お二人の今までのテーマと、その後の視点もまたオモシロイ。
こうやって、飽くなき好奇心の赴くままに求め続けることが、成果や達成による高揚感とはまた違った価値を生み続ける気がした。

1期生の、当時の裏の(B面)ところを知りたいので(比嘉さん)
→シェア

空白、間、ゆったりと、思考が生まれていく感じ。

・どこで《つまらない》を感じたのか
・この方がいいんじゃないか、は果たして誰目線なの?
 →簡単そうで難しい。人前来ていたジャケットを脱がせる
  (確かに脱がされていた…)
・このゼミの場で脱げなかったら、もう脱げないんじゃないか(比嘉さん)確かにそうだ。
・テーマについて専攻した論文との向き合い方
 →テーマよりも固有名詞、じっじを探究したねぎやんのように
 例)老人調べた、ではなく、隣に住む〇さんを《観たい》

・アウトプットが決まっていないという厳しさ
・プロセスに軸を置くこと(社会では成果や結論に行きがち)

《感想》
・2期生の皆さんの疑問や問いは、とても共感できた
 この戸惑いが既に、展示や、メッシュワークの渦に入り込んでいて、学びや視座の豊かさを《今から》育んでいる感じがとてもあった。
・1期生にとって、2期生の皆さんの葛藤やプロセスは力になると思った。メッシュワークにゴールテープはないから。いかに追い続けられるかということなのかと思った。
・2期生の皆さんの展示会は、どうしても行かねばと、思った。
・1期生は、2期生に使われれば使われるほどありがたく、互いに大きくなれそうな気がした。それは、完成形に、ではなく、そこに向かう途上での触れ合いが価値になるという確信だった。なので、使われようと思った(笑)。


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