でも悪い事が好きだ

結局始めることが見つからず……まあ、ギターの練習でもしようかな。


結局昨日『ソラニン』観始めたら止まらなくて最後まで観たんだけど、公開時に映画館で観た時と同じところで泣いたわけ。種田(高良健吾)が事故死したとことかその後の芽衣子(宮崎あおい)とかのシーンではなくて…とにかく涙のスイッチ押してくるのはビリー(桐谷健太)なんだよな。

種田が死んじゃって、種田のムスタングで芽衣子はギター始めて、ビリーは始めは乗り気じゃないじゃん。でも結局、芽衣子の熱意に押されて最後のライブまで漕ぎ着けるんだけどさ。そのちょっと前にビリーと芽衣子で自転車二人乗りしながら話すシーンがあるんだよね。あそこのビリーでいつも泣く。ほんとは芽衣子のこと好きで…でもそれと同じくらい種田も好きで…ぜんぜん種田の死なんて受け入れられなくて…弱ってる芽衣子を守ってあげたいのに自分も同じくらい弱ってて。なんか、残された人達って辛いよね……私は絶対好きな人より先に死にたい。

最後のライブシーンさ、昔観た時より芽衣子が輝いて見えた気が。昔は宮崎あおい歌下手じゃん…ってちょっと冷めた目で観てた気もするんだけど、今観るとあれがリアルでいいんだな…って思った。

あ、日記がただの『ソラニン』の感想みたいになっちゃったな。何気にこれ三木孝浩監督の長編デビュー作品っぽいよね。ほかの映画も観ようかな。


昔は邦画ばっかり観ていたので、たまにフワッと思い出す映画とかあるんだけど、最近急にメレンゲが主題歌だった映画あったよな…って頭に浮かんで、調べたら『暗いところで待ち合わせ』だった。エンドロールで「underworld」って言うメレンゲの歌が流れるんだけど、まあこれが陰なのよ。映画も全体的に暗いんだけど、それに寄り添ったような暗い歌で(褒めてる)。メロディラインもいいんだけど、歌詞も好きなんだよな。

――良い事をしなくちゃね でも悪い事が好きだ どうしようかな  君がいたらどんな風に僕の事 叱ってくれるかな――

ここの歌詞が超好き。最高に好き。誰かに共感して欲しいけどリアルで話せる人が居ないのでnoteとTwitterには記して置こうかな。それにしてもどうしてメレンゲ売れないんだろ(あれ?売れてる?)……クボケンジさんの音楽好きだけどな。かく言う私も全曲は聴けて居ないんだけど。そういえば「うつし絵」って曲があってね、これフジファブリックの志村日記でベタ褒めされてて、もれなく私も聴いて泣いた思い出。なんか、痛い思いをした人には刺さる音楽なんだと思うよ。たぶんね。


なんか、語りが長くなった。洗い物しないと。


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