【映画レビュー】ラスベガスをやっつけろ

こういう映画を面白くないと言うとダサい奴と思われてしまうのでみんな言わないんだけど、私はダサいやつなので言う。この映画はクソつまらない。

ドラッグ中毒がラリってる映画。ずーっと、だたひたすらに。
めちゃくちゃなようで辻褄が合っていたり訴えたいテーマがあったりするのかもしれないけど、そういう事を楽しめる所まで辿り着けない。とにかくずーっとラリっててめちゃくちゃだから。
なんだやたら良い声だと思ったらジョニー・デップじゃん！とか、見たことある顔だなぁと思ったらトビー・マグワイアかよ！とか、その他もキャストは少ないながらもめちゃくちゃ豪華だ。ラスベガスらしい砂漠とかカジノとかホテルとか、ロケーションもカッコ良いし。ラリってる中で見る幻覚を再現しているであろう映像にもこだわりを感じる。まあ、私はラリった事ないからわからないけど。音楽もいちいちカッコ良くて、70年代感が出てる。めちゃくちゃカネ掛けて撮った映画なんだろうなぁとも思う。

でも、ずーっとラリってるからシンプルに飽きる。緊張も緩和もなくただずーっとラリってだけで2時間はキツい。30分だったらめちゃくちゃ面白いハチャメチャ映画って思えたかもしれないけど。
ラリった事ある人は2時間楽しめるのだろうか？

『ラスベガスをやっつけろ』　2.0