{フィクション}

探し方は、インターネット。
部屋探しのように、条件を打ち込み、((自宅最寄り、高額賃金、交通費全額支給、週一OK。))ドン。

小学生たちに、絵画、造形を教え、前後で子守もしたり。しなかったり。ふるさと時代にはなかったようなアルババイトが見つかった。

私は、絵描きの仕事をしている。いつまででも描いられて、いつまででも考えていられて、いつまででも寝ていることもできる職業。ふるさとを離れて、コンクリートロードを通り越し、妙な田舎でこもって描くことに、孤独をのようなものを感じ始め、リズムをつけるべく、こっそりアルバイトをすることにした。

今日、面接へ行き、そのまま採用となり、四月からjugyouをするらしい。面接会場は、二子玉川。知らない土地で時間を潰す時に、古本屋に入って、変な本を買ったりする。早めに着いたが、近くに古本屋はなく、おしゃれが過ぎるような場所だった。おしゃれな古本屋なら、あったかもだな。

何か、先生がいて、自分はサポートするものかとお思っていたら、
面接の時から、先生と、呼ばれていることに気づき、妙な　宗教み？すら感じ、
なにか、いろいろ、いい事をいっているが、つまりは、カリキュラムもないし、丸投げということがわかった。
研修期間、というものもなく、そもそも、今年の四月から始まる施設で、新しく、生徒もお受験して入ってくるような小学校だそう。

しかも、子供達からは、しっかり、絵画教室分、とうたった、月謝をもらっているらしい。
面接官の、つけすぎな宝石な指輪は、二本の指に渡り着いていた。
笑顔すら怪しく感じてしまったが、もう、私を採用することに決めていたから、募集は打ちきってるからよろしくとのこと。

Chord name、コゲタマショマロに電話した。
コゲマショも、時給外でやることが多そうなこと、等を言っくれた。私もそこを、面接官にやや　きいたが、材料や教材を買うのも、わざわざ外出しなくて、アマゾンでもいいですよ、授業内容は、ツベで探せばたくさん出てきますのこと。

ツベって　（ユウチューブのことね　なんか、いいたくなくってツベっていってしまった）
じゃあ、「授業」の意味はないじゃないか、とか、先生、と呼ばれるのは、
千尋のこと、千、て呼ぶようにもおもえ、

じゃあ、好きなこと、好きにやってみて、クビです　って言われるまで、一生懸命にやってみよ　楽しんでみよう　と思った。

(とにかく一生懸命にやってみる　って　聖司くんの言葉が好きなのだ)
by耳をすませば

幸いにも、私は、小学校～高校での校内の賞片っ端から受賞してたし、学校ないの図工、美術授業内容は覚えているし、
小学校後の、学童保育で、後輩たちが絵画教室で、面白いことをやっていたことも、羨ましくも、刺激に感じていた。

あの時間の人生に携わるのは、　今、自分が持ってない記憶を作れるような、　タイムスリップできるような感覚さえある。

小学校一年生の、初めての図工の授業は、先生が今からタネを配ります。といって、一人一人に、小さな箱から、タネをくばった。
配られた時に、手をぎゅっとして、
そして、配り終えた、今日壇上の、みうらのりこ先生は、開いてくださいという。
開いた手のひらには、何もくれない　ことがわかるがいなや、。
今、手の平にある　タネ　からどんな花が咲くか描いてくださいね、と、言った。

その絵は、廊下よりも位のたかいであろう（笑）、階段にはりだしてもらって、私は、一気に、いろんな楽しさを覚えたのである。
((位とか競うものではないけれど、子供達には、描いたものは、おもしろい小説、そうでない小説？、てな感じに、批評家ぶったりもたのしんでもらえたらとも思う。))

思いの外、やってみたいことは、帰り道でもわいてくるし、自分の時間を使う分、自分の制作時間が、無限ではないことに、メリハリがすでに生まれてくれて、早起きとかして、制作だけでなく、なんか家事まで捗った気さえする。

写真は、おしゃれな、ビルとビルの間の、特設スケートリンク。
音楽がもわんもわんと、鼻先も冷たい中に響いて、
夜空のした、仕事帰りの人や、おしゃれな人びと、子供達がスケートしたり、
流れ星的だし、ハリウッド映画の　ワンシーンの中　散歩したような感じは、すごく楽しかった。

最後まで{フィクション}読んでくれてありがとう、ございます。にこたまの蔦屋はすごくたのしかったなあ　な　ゆみんぽより

脳内音楽　「あったかいジャズ」   「ポンキキーの何かのうた」　「鏡面の波」YURiKA

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