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2019年の終わりに

ホリデーというものを徹底的に無視しているうちに、気がついたらもう30日も終わろうとしていて(日本はすでに31日)、そうかホリデーというものは、タイマーとしても機能していたのかと今さら気がつく迂闊さである。

2019年は、わっとやってきてハヤテのごとく去っていこうとしている。

去年の終わりだったか、今年の頭だったか、編集者の伊藤総研と道を歩きながら話をしているときに、彼が「来年だすのやる気だったら今年だせ」というようなことを言った。ドキっとした。そろそろいい年になってきた。この人は、私のことを「本気を出していない」と思っているのだろうか、と。

そこからしばらく「自分は本気を出しているか」と自問することになった。なんとなく自分はやれることを可能なかぎり最速のペースでやっているような気になっていたような気がしたが、本当にそうだろうか、と。考えた結果、答えはノーだった。やろうと思っただけ全部やろう、と決めた。

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