見出し画像

物事には、必ず陰と陽がある

コロナウィルスの騒ぎで、心穏やかでない日が続きますが、みなさんお元気ですか。

私は、過酷な日程で組みすぎた北海道のブックツアーの直後に、トークイベント、益子に日帰り出張と、これまた後先考えないスケジュールを組んでしまったために、さすがに過労気味で、そのまま台湾・タイへと旅をする予定でいたのだが、このコロナ騒ぎの最中に、免疫が下がっているまま空港や入国審査を強行突破するのもいかがなものかと珍しく弱気になり、旅をキャンセルしてしまった。

結果、その後、台湾やタイ以上に、日本が置かれた状況が、客観的にみて悪くなってきたために、今、これは、無事にアメリカに帰れるのだろうかと不安を抱えている。

とはいえ、「なんだって都合よく考える」性分を自認しているので、「たまには東京でゆっくりしろということか」と思ってみたり、ポジティブ・シンキングの実践を自分に律することで、このちょっとした不安な状況を乗り越えようとしている。

ここからが、先日のエントリの続きになるのだけれど、自分のこの「なんでも都合よく考える」主義が、例外的に機能しないのが、恋愛問題である。

自分は、男性性が強い、と思っていたのだが、探究心が男性性の現れだとしたら、共有欲は女性性、と、教えてくれた奈央さんは、「人にも物事にも、すべて陰と陽があるんです」と言った。


ここから先は

2,485字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?