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ヴァータの季節へ

季節が移り変わって、すっかり秋めいてきました。

アーユルヴェーダでは秋はヴァータの季節。
ヴァータは空と風の要素なので、自律神経の乱れからくる不調、不眠や冷え、乾燥などに注意!ですね。主な座は、下腹部、太腿、腸、皮膚、骨、循環器系、神経系で不調として出やすい箇所です。 
外側に不調が出るのは、内側も乱れている証拠。それはメンタルからなのか、内臓からなのか?先ずは状態を観察してあげて、状態を確認しましょう。

この時期から冬の間は、ジャンプー前に頭皮のオイルマッサージをして蒸しタオルを巻いてお風呂に浸かってから洗い流すと眠りも深く、翌朝は頭が軽くすっきりとします。ヴァータが乱れると、不安感や妄想などにとらわれやすくなるので、そんな時はヘッドマッサージが最高です。もちろんヴァータの座であるお腹のオイルマッサージも。

筋力使うと体温、代謝UP!それはいつもヨーガでお伝えしてますが、腸も!ヴァータの季節に思い悩みやすい人は腸を労って、リラックスホルモン、セロトニンで幸せを感じよう!

リラックスホルモンのセロトニンは脳と大腸から分泌されています。腸には独自の神経系があり、脳と互いに影響(脳腸相関)を及ぼしあうことがわかっています。お腹の調子が崩れると、脳内のセロトニンが不足し、不安やイライラしやすくなるとな...。腸内には免疫細胞の約7割が存在していると言われていてバランスが崩れると自己免疫疾患などになりやすいとのこと。ホルモンバランス、自律神経整えたいですね。
間脳と呼ばれる視床と視床下部は、自律神経や内分泌の中枢として機能しています。全身からの感覚の情報、自律神経の情報、ホメオスタシス(恒常性)の情報などが集中し、生体のすべての細胞が最適な環境に置かれるように、自律神経やホルモンを介してコントロールしています。そして視床下部のすぐ下にある下垂体からは様々なホルモンが分泌され、その他の内蔵や器官、腺などからもホルモンが分泌されます。

なので視床下部でどんな情報が集約されてるかってほんと、大事です!

セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンと並んで、体内で特に重要な役割を果たしていて、三大神経伝達物質のひとつです。
セロトニンは人間の精神面に大きな影響を与え、心身の安定や心の安らぎなどに関係していることから幸せホルモンとかリラックスホルモンと呼ばれています。

リラックスホルモン”セロトニン”を増やしたい!

・目覚めの日光浴 目を閉じて、眉間で光を感じてみよう
・リズミカルな呼吸や散歩、咀嚼、ダンス、水泳、ヨーガ、気功、サイクリング、ランニングなどの反復運動。
・海、川などの自然の水の音、雨音、鳥のさえずりや鈴虫などの音色などを聞いていると、α波が発生してきます。自然界の音は1/fゆらぎと言われ、これがセロトニンの分泌を増やしヒーリング効果をもたらします。
・トリプトファンがセロトニンの原料、だけど、トリプトファンは体内で生成されない(必須アミノ酸)ので食事から摂取する必要があるようです。
バナナ、大豆製品、ごま、アボカド、ナッツ、乳製品、卵など。
それをセロトニンに変えるための炭水化物、ビタミンB6も一緒にとりましょう。


健康は知識では作れない、何より自分を愛でること。

こうして知識は増えていくわけですが、栄養学や食養ってそんなに単純じゃないから、勉強して自分の体で実験してみて見極めることがとっても大切だし、食事って自分にとってなんなのか?と向き合う事にもなると思います。

最近はヴェジ、ヴィーガンが広く受け入れられ個人的には嬉しい限りですが、100人いれば100通りの食への関わり方があると思うので、自分に合うものをチョイスして食事は楽しくしたいですね。

メンタルがリラックスして、未来へ対して明るく開かれている状態ならば、もし、いま大変でも良くなっていく。

身体には自然治癒力ってもんがあって良い方へ行くように体は頑張ってるんだと思ったら、全ては良い方へしか進んでないんじゃ〜!思った通りじゃない、予想外のことが起こるのは当たり前💛

Life is journy...!  (ああ、旅にでたい。)

私が伝えられるのは、ヨーガですね。感情や感覚と体の関係。
これからもヨーガを通して心と体の神秘をシェアしていきます!


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