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毎日が3月8日

例年通り何万人もが集まる、

「3月8日国際女性デー」、今年はバスク地方ビルバオの抗議デモへ!


今年は日曜日なのでストライキはないけども、張り切って参加しました。

男女平等、皆のありのままを受け入れ尊重しようという「フェミニズム」という言葉へ偏見や誤解は絶えず、意識作りへの道は長い。

性暴力もなかなかなくならない。違いがある限り、少なくともそれを受け入れ、お互いが生きやすい世の中を求めることは間違いじゃない。

権利を主張するのは正しいこと。女性がより自由に、より自分らしく生きることは、世の中にとって平和な生活への道だと思います。


3月8日だけが女性デーではありません。

日々の教育、各々が問いかけることの大切さ、格差が及ぼす不平等な出来事や苦しみを忘れないよう、こうして毎年集まり再認識するための3月8日なのです。

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私が個人的に女性だけでなく皆にとって大切と感じ、訴えたい事は、

少女の頃から植え付けられた固定概念。
そこから生まれる格差。

出産は美しいものと映っても、私達のカラダの本質であるはずの生理はなぜかタブー。

「恥ずかしい」「穢れ」「面倒くさい」、国によっては生理は女性特有の「病気だ」、と当たり前に信じられていたり、生理用品もなく学校に行けない女子、ナプキンの代わりにどこでも手にはいる布や靴のインソールを使ってなんとかしのぐ女性、月経中は隔離され、家族との接触は禁じられる...。

そういう現実が、まだまだあるのです。


これは、

女性がありのままの自分を認めることができないことにも繋がってしまう、痛みを助長する悲しい現実です。

そして、自分のからだのつくりをネガティブに捉えると言うことは、自身を堂々とケアすることへの妨げになると思うんです。

その後の性のプロセス、様々な人生のステージ、人間関係...
無意識に、でも根強く影響してしまいます。

その現状が当たり前のようになっていることが、私は恐ろしいと感じるのです。私たちは日々変化する、創造的な生き物であること。

月経があることは健康であるということ。月経は、自分の心身のケアにとても役立つ知恵を与えてくれるということ。

女性の身体は苦しくて痛いものではなく、誇りを持つべき、命を創る素晴らしい尊いものであること。

何より、男性も女性なしにはこの世に存在しないということ。お互いが存在するから新しい命が生まれるということ。

忘れちゃいけないと思うんですよね。

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