週1回の英会話スクール、伸びるAちゃん、伸びないBちゃん、違いは？

子どもが週１回英会話スクールに通っているけれど意味あるのかな？
普段の会話は99%日本語。やっぱり週１回ぐらいで英会話ができるようになるなんて無理かな、、、？
かといって、友達も通っているし通わないのも不安。目に見える効果はないけれど何か得るものはあるはずと信じよう。それにしてもお月謝高いな・・・

そんなことを思ったことがあるお母さんは多いのではないのでしょうか？
語学はできるようになっているのか効果が目にはっきり見えないため「ただなんとなく行ってるだけ」になっているんじゃないの？と不安に駆られることがあるかと思います。

同じ英会話スクールに週１回通っているAちゃんとBちゃん。
そのスクールでは講師は外国人、英会話レベルに応じて10段階のクラスに分かれています。同じレベルからスタートしましたが、２年後Aちゃんは実力を伸ばし5レベルアップしていました。言いたいことは頑張れば何でも伝えられるレベルです。一方のBちゃんは２レベルしかアップせず、初歩的な会話にとどまっていました。

この2人の決定的な違いは何だったのでしょうか！！？
その答えは、英会話スクールをどんな場所ととらえているかです！！！

Aちゃんは単語帳で日々単語を覚えて、新しい表現や単語を蓄えて「これを次の英会話で使って先生をびっくりさせよう！」「この表現を使ったらどんな反応かな」と1週間で学んだことを英会話スクールで使うことを楽しみにしていました。

一方のBちゃん、決して英語が嫌いではありません。英語が話せるようになりたいという気持ちはあります。しかし、日頃は英語の勉強を特にせず、英会話スクールで学ぶというスタンスでした。

Aちゃんにとって週1回の英会話スクールは、1週間自分で学んできたことを発表する場であり、Bちゃんにとっては新しいことを教えてもらいに行く場だったのです。Aちゃんの学習は１週間毎日続き、Bちゃんの学習は英会話スクールにいる週１回45分間のみ。その結果、２年間で大きな差ができたのです。

これは私の実体験に基づくものです。英会話スクールでは私はAちゃんでしたが、ピアノ教室ではBちゃんでした。英会話スクールでは、積極的に学ぶ→褒められる→嬉しくてまた学ぶ、というよいスパイラスに入っていましたが、ピアノ教師では、練習しない→怒られる→さらに嫌になる、という負のスパイラルに陥っていました。でも「辞めない」という約束で高い電子ピアノを買ってもらっていたので辞めれなかった（笑）

お子さんがよいスパイラルに入って英語力を伸ばせるよう、お母さん（お父さん）がぜひきっかけを作ってみて下さい！